しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

歯科治療

2016年09月22日 | Weblog

60代後半に入って全ての歯を自分の生まれながらの歯で保持することは難しい。

先日、欠けた歯にかぶせていた詰め物が外れたので歯医者に治療をお願いした。

仮歯をつけてもらい、2000円、型を取ってプラスチックの歯を植え替えて7千円。

しめて1万円近い支払となった。ここからが、スタート。先回も歯科技工士の歯磨き指導を始め

治療の際に見つけた別の歯の不具合箇所の治療に10回以上も通院した。

歯科治療は一度始まるとなかなか終わらない。内科診療と異なり、全て外科治療となる。

グイ~ンと大きな音を出して回転するニードル。唾液を吸引するチューブ。

20センチ以内に近ずくマスク顔の歯科医師。口臭を感じたら最悪である。

何度経験しても慣れない治療室。天井を見上げると大きなライト。子どもの頃、経験した

恐ろしい歯科治療・虫歯の治療。痛かった記憶が蘇る。

なんとも歯科通院は気が進まない。悪くなっても通わないでそのままにしている人も多く見かける。

そもそも江戸時代以前は歯科医などなかったのだ。歯が悪くなれば抜いておしまい。あら治療がすべてだった。

戦時中の麻酔無し手術の様なものだ。長生きした人程、苦労した。

長寿は歯の良い人の証だった。歯の悪い人は長生きできなかった。赤穂の塩で歯磨き、歯茎の引き締めを日課とした武将は長生きできた。

人生50年時代でもだ。日本の平均寿命が世界水準なのは歯科医の数が多いことも一因だろう。

コンビニ並に店を開いている。いかんせん、保険医療制度の報酬比例が低く抑えられていてもうからないから、治療を長引かせ、治療患者数の数を確保することに重きを置いている。だからなかなか治療が終了しない。自分で歯磨きに気を払い、歯を悪くしない日常の努力が欠かせない。

歯の治療が続く期間は懐具合にも響く。カーちゃんからは特別に治療費が支給される訳でない。

自分の生活費という小使いの中で終始させている。医療費も全てである。家庭の中での生活費を巡る攻防。

臨時出費が出る月はエンゲル係数にも波及する。外食は控えましょう。 とほほ。


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