しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

最近感激したこと。

2017年10月31日 | Weblog
村田諒太のWBA世界ミドル級タイトルマッチである。フランスの王者に疑惑判定の再戦が認められ、TKOで決着をつけた。村田に唯一の土をつけた
相手であったが、素人目には村田に分があった。入念な準備をして再戦。判定でなく、有無を言わせぬKO決着で世界を黙らせた。日本人ボクサーとして竹原慎二以来2人目のミドル級世界王者となった。ロンドンオリンピックの金メダリストである。身長183センチ、187センチのリーチ。
14戦13勝1敗。10KO。唯一の負けが疑惑判定のエンダム戦だった。NHKの番組でこの試合に懸ける村田の準備が放送された。反射神経を高め、
ブロックに磨きをかけ、ここぞと言う時にたたみかける意識の徹底。世界一の準備をした。勝って涙を流したが決して泣いたと言わなかった。家族との
日常生活。勝った翌日に幼稚園に子供を迎えに出た。運動会に子供と出る。守る人が居る。世界戦で勝てば相手の努力を評価する。エンダムの思いを
背負って今度は新な挑戦をする。それがチャンピオンの務め。意識がすごい。決して驕らない。相手を上回る努力をした結果。能力だけでない日頃の
努力、意識の高さ。父親の精神面での支え。哲学書、多くの父親からの参考書の差し入れも紹介されていた。良く考え、努力し、過酷な練習に耐えた。
勝利の陰に多くの努力と支える環境があったこと。「村田諒太」日本の誇る世界チャンピオンとなった。ここからがスタート。と本人が目指す意識の高さに誇らしく思う。トップに上り詰めてもさらに上を目指す気持ち。これがあったこそ。「謙虚」「家族愛」「人生哲学」「負けた相手の気持ちを糧に」
そんな言葉の端々に世界一になれる人物の非凡さを感じた。


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