しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

知事選から見える物

2018年06月11日 | Weblog

争点が原発だった。原発推進派の与党候補との印象を抑えた。与党の幹部は極力めだたないように応援した。安倍政権、公明党幹部、大物の応援は極力控えた。野党候補の応援部隊は総力戦だった。野党党首を総動員して敗れた。これ以上の力は出せないと思えるほどの力を注いで敗れた。この結果は大きな影響がある。争点を目立ちにくくし、人物本位、行政経験、高学歴、若さと実務能力の高さをアピールできれば選挙に勝てるメドが立った。与党ははしゃがないことだ。選挙のやりかたの一つとしてメルクマールが示された。これから始まる国政選挙の応援の仕方が示された。人材の宝庫の与党。選挙協力での争点連携が不可欠の野党。この立場の優位性がそれぞれ示された。無党派層の票でも若い層が与党候補に流れた。案外この票が大きかった。無党派層にアピールできる政策の実行能力。行政経験が即戦力。国政に係る官僚組織を動かせる人材。この辺のアピールも大きかった。安心感のある政治。能力の高さをアピール。野党の候補者は劣っていた印象があった。野党の党首は皆「東大、京大、慶応、出だ。」2番手以下に続く人材に駒不足。層の薄さが選挙戦でよわみとなる。演説の巧みさでも負けていた。候補者本人でなく、応援弁士が長時間の演説。これでは誰が候補かわからない。代理戦争は候補者本人の能力の差が出た。分析は必要。野党系、与党系、それぞれのメデイアの論説よりも海外の第三者機関の分析が参考となる。これからの日曜番組。政治分析。楽しみです。

 

 

 


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