一月の川一月の谷の中 飯田龍太
今日は1月句会。やはり連座の句会は楽しい。
東京は朝からの大雨で今日ばかりは晴れ神様も
雲の上から出てこないようだ。
いつもなら句会場近くの植物園へ散歩してからの句会と
なるが、雨を予想してこれも近くにある区の施設、熱帯環境植物園
にご案内する。地下に熱帯、亜熱帯の水族館、1階から2階に
かけての植物園。小さなドームだが温かい。
(施設の中で食べたカレーとアイスクリームは美味しかった)
年末から新年にかけて時間があれば、龍太の著書を読んだ。
それから過去の句会報を読み返した。
龍太の骨太の俳句は産土の地、甲斐の風土を詠んでのこと
過去の句会報の高点句となっているものも、やはり作者の
産土に根付いているもの。俳句は高点句即ち秀句とは言い切れ
ないが、少なくとも我句会の高点句は評価に値する。
私は俳句に関して言えば小ずるいところがあり、それなりの
俳句を詠んでしまう。
今年からは本当の意味での自分の俳句を詠んでいこうと思う。
私が大切な俳号「寛歩」を自信を持って使えないのはまだそんな
自分に対しての後ろめたさが有るからかもしれない。