成人の日をくろがねのラッセル車 成田千空
今日が成人の日なんてまだ馴染めないぁ・・・
俳句をするものにとって1月はお題にことかかない。
元旦に始まって今日までまだ句を詠んでいないので、
詠めば詠み初め、書けば書初め、というわけで昨日は
書初めをしてみた。
試書などなしに一発勝負でした。
1月句会の自句を書いてみました。その中の一枚
初買ひの端は筆屋にあそびをり
今年は産土を詠むことにテーマにしたので、まずは江戸っ子
らしい言葉を使って詠んでます。「端」ははなっからの「はな」で
「初手」なんて言うご老人も昔はいましたっけ。
この句は「は行」を重ねる効果が「あそびをり」を活かしたと
実はにんまりしています。
仲見世をさんざひやかし初詣
この「さんざ」、散々じゃないの?いや江戸っ子は言葉を端折る
癖があるんです。の端折るの「端」はやはりはなの意味で
「てやんでぇ」は「何言ってやんでぃ」の端を折ってます。
句会では連衆から多くの支持を頂き感謝です。