11月19日

2008-11-19 15:48:11 | Weblog

      ( 一茶忌 )

 

         新米やあてにして来る墓雀  

 

         神前の草にこぼして新酒哉 

 

         杉の葉を釣して売るや濁り酒  

 

今日11月19日は小林一茶の忌日です。芭蕉さんから70年ほど後の

江戸時代を代表する俳諧師はご存知のことでしょう。

ころころが一茶に興味を持ったのは相撲(角力)の句を

たくさん詠んでる事を知ってからです。一茶の句を読むうちに、あまりに自虐的

な句が多いことに驚かされました。

 

        一茶忌や口やかましき人ばかり      瀧井孝作

 

       一茶忌や父を限りの小百姓        石田波郷

 

       一茶忌の雀の家族焚火越す        秋元不死男

   

コメント (2)
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