( 出雲崎・良寛記念館・五合庵 )
やさしさはりょうかんさまが、世界一 まりあ
今朝のNHK「小さな旅」は新潟出雲崎、良寛さまの出生・終焉の地でした。
写真の左手に写っているのが晩年を過ごした庵「五合庵」八畳くらいの広さで、
柏崎で多くの被害が出た地震の前年の夏、連衆と旅をした時の写真です
放送の中で地元の小学四年生の子供たちが,学校から1時間を歩き海岸沿いの
良寛堂へ行き、そこでお弁当を食べて、指折り俳句を詠んでいます。
この句を詠んだ、まりあちゃんは「あれ、季語がないや」といって屈託のない笑顔
です。10歳の少女がおばあちゃんとハイキングした五合庵、地元に根ざした
良寛さまへの思いは子供たちに確かに伝えられていました。この少女の感動が
まさに俳句のこころなのでしょう。
良寛の辿りし峠草紅葉 沢木欣一
良寛の地や煉炭の大包み 宮坂静生
良寛の遊びし村の雪景色 太田土男