( 大寒桜 )
句会の後の楽しみが、俳句談義。
絶好調と思って持ち込んだ句も木っ端微塵となると、そうは浮かれてられないが、
とは言え。切り替えの早いのもころころの長所と勝手に思い込んでいる。
最近では連衆の実力も相当なもので小手先でちょいとはいかなくなった。
それは本当に嬉しいことですがね。
選句をした秀作をご披露できないのが残念です。
客観であり詩情豊かなもの。推敲で詩もリズムも耳ざわりも上がったもの。
発見や驚きがきちんと表現されているもの。
何だか嬉しい句会後感です。
寒桜交はり淡くして長し 古賀まり子
まさに連衆とのかかわりのような今日の一句でした。