12月8日

2009-12-08 00:09:52 | Weblog

       ( 寒卵 )

 

結社の同人の方より類想類句についての同胞メールを頂く。
長く俳句を楽しんできて、何時もながらこの話は起こる。
その事の結末は兎も角。そんな時には必ずGH俳句の山田みのるさんの
「上達への近道」を読み返す。こんな時こそ初心忘るるべからずの心境となる。
http://minoru.moo.jp/hl/levelup.htm#i24

 

寒卵二つ置きたり相寄らず           細見綾子

 

寒卵狂ひもせずに朝が来て           岡本眸

 

はれやかに佐渡は近しや寒卵         黒田杏子

 

内からも殻割るちから寒卵                        多摩 茜

 

           「伊吹嶺」12月号より

 

        新涼や素足で参る湯殿山      倉田信子




 


 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする