( 寒卵 )
結社の同人の方より類想類句についての同胞メールを頂く。
長く俳句を楽しんできて、何時もながらこの話は起こる。
その事の結末は兎も角。そんな時には必ずGH俳句の山田みのるさんの
「上達への近道」を読み返す。こんな時こそ初心忘るるべからずの心境となる。
http://minoru.moo.jp/hl/levelup.htm#i24
寒卵二つ置きたり相寄らず 細見綾子
寒卵狂ひもせずに朝が来て 岡本眸
はれやかに佐渡は近しや寒卵 黒田杏子
内からも殻割るちから寒卵 多摩 茜
「伊吹嶺」12月号より
新涼や素足で参る湯殿山 倉田信子