4月 14日

2010-04-14 01:00:03 | Weblog

         ( 山吹草 )

 

杣小屋へ山吹草の雪崩咲               辻田克巳

 

窯出しの壺のかがやき山吹草             小俣幸子

 

空濠の崩るるままに山吹草               中村姫路

 

山吹草夕日うするる隠れ里                桑山ヨシミ

 浄智寺 布袋像

  ちょっとこい指差し笑ふ布袋像

    独り言 

まず、仕事中に「独り言」を書くことをお許しください・・・と誰に?
この独り言を書くときには、メッセージを届けたい気持ちが昂ぶったときが多い
時には一個人へ時には連衆へ、届かなくてもそれは仕方ない事。
「たかが俳句されど俳句」ころころはこの「たかが俳句」という言葉をも大切に思います
俳句は作品だけが評価されるもの、だから「最近あの人は上手になったね」なんて言葉は
何気なく誉め言葉として使っているでしょう。けれど その使い方は少し違う。
今日の俳句はいいね」「今日の俳句は駄目だったね」厳しいようだけれど、それが俳句仲間
連衆への愛情のある呼びかけだと思います。上手くなったねは上から目線です。
俳句の出来によって人が評価になることは絶対にさけるように、少なくても指導的立場の人は
そう思っていてほしい。初心者の句に少しでも光るものがあれば取り上げて、教えて欲しい
指導者の選は切り捨てであってはいけないと思っています。
(結社においては主宰の切捨ては、投句=質問、切捨て=答え、だから致し方ないのです)




コメント (2)
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