( 牡丹・ぼうたん・富貴花 )
平安時代の勅撰集「詞花集」では春の季題だった牡丹、現代俳句では夏の季語
ですね。 ころころが大好きな俳人細見綾子さんも多くの牡丹を詠んでいます。
牡丹に真向ふごとき一日あり 細見綾子
牡丹七日いまだ全容くづさざる
牡丹七日中の三日は雨しとど
牡丹十日母にもの言ふ如きかな
牡丹のため朝夕を土に佇つ
老ゆることを牡丹のゆるしくるるなり
鑑真と母へ最後の牡丹挿す
何といふ風か牡丹にのみ吹きて
わが八十水色のシャツ牡丹の前
( 牡丹・ぼうたん・富貴花 )
平安時代の勅撰集「詞花集」では春の季題だった牡丹、現代俳句では夏の季語
ですね。 ころころが大好きな俳人細見綾子さんも多くの牡丹を詠んでいます。
牡丹に真向ふごとき一日あり 細見綾子
牡丹七日いまだ全容くづさざる
牡丹七日中の三日は雨しとど
牡丹十日母にもの言ふ如きかな
牡丹のため朝夕を土に佇つ
老ゆることを牡丹のゆるしくるるなり
鑑真と母へ最後の牡丹挿す
何といふ風か牡丹にのみ吹きて
わが八十水色のシャツ牡丹の前