7月 2日

2017-07-02 06:07:55 | Weblog
             (  半夏・半夏生・半夏雨  )



半夏生は夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間ことを指します。つまり、夏至から数えて
11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生です
このころ半夏(烏柄杓・ドクダミ科の多年草)が生ずるのでこの名があるといいます




足萎えの母へ文書く半夏生               栗田やすし



ねじり切る陶土冷たし半夏生               梅田 葵



半夏雨雀とび込む閻魔堂                 芋川幸子



哲学の径に迷えり半夏生                 榎戸雪夫



赤松の赤に見惚るる半夏生                沢木欣一






半夏生草・片白草・烏柄杓

片白草式部職なる鵜匠の家                田中英子



小倉山の水引く寺や半夏生草               水野加代



山頭火句碑に半夏の花ゆらぐ               岸本典子



片白草活けて明るき詩仙堂                倉田信子




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