( 土用入り・土用鰻・土用波・土用丑の日 )
この夏の土用の18日間、土用1日目を土用太郎、2日目を土用次郎
3日目を土用三郎などと称されて俳句にも詠まれていますが、元々は
農耕との結びつきから出た言葉のようです。
土用の丑の日には鰻を食べて英気を養う風習がありますが、これは
風聞によれば平賀源内が友人の魚屋のために本来鰻の旬の冬から
魚の売れない夏に「滋養の薬」と紹介して応援したのがはじまりとか
土用入りはらわた苦き小魚食ぶ 細見綾子
土用太郎拗ねたる雨の日なりけり 山田みづえ
和紙の里土用次郎の太鼓打つ 松永敏枝
土用三郎裏道を風抜けて 石川美佐子
国引の注連の太さよ土用東風 吉田鴻司
帆船のゆるり向き変ふ土用凪 小田二三枝
土用波裏側見せて崩れたり 吉田明美
土用鰻うの字大きく紺暖簾 蕪木啓子
一気に書く土用うなぎの墨太く 吉田北舟子
この夏の土用の18日間、土用1日目を土用太郎、2日目を土用次郎
3日目を土用三郎などと称されて俳句にも詠まれていますが、元々は
農耕との結びつきから出た言葉のようです。
土用の丑の日には鰻を食べて英気を養う風習がありますが、これは
風聞によれば平賀源内が友人の魚屋のために本来鰻の旬の冬から
魚の売れない夏に「滋養の薬」と紹介して応援したのがはじまりとか
土用入りはらわた苦き小魚食ぶ 細見綾子
土用太郎拗ねたる雨の日なりけり 山田みづえ
和紙の里土用次郎の太鼓打つ 松永敏枝
土用三郎裏道を風抜けて 石川美佐子
国引の注連の太さよ土用東風 吉田鴻司
帆船のゆるり向き変ふ土用凪 小田二三枝
土用波裏側見せて崩れたり 吉田明美
土用鰻うの字大きく紺暖簾 蕪木啓子
一気に書く土用うなぎの墨太く 吉田北舟子