臘梅・唐梅・らふばい・素心蠟梅
臘梅を挿して床屋の大鏡 中村修一郎
らう梅や陽の金色を吸ひつくす 谷口千賀子
思惟佛に逢ふ臘梅の香を抜けて 金田義子
臘梅の咲き満つ空の青さかな 加藤元通
磨かれし東司に香る臘梅花 坪野洋子
臘梅を離れてよりの匂ひ濃し 森田志げを
臘梅の日差し明るき紙干場 武田稜子
武家門の脇に臘梅錆び尽す 中根多子
臘梅や枝にあふるる金の鈴 磐田啓子
臘梅の透けて明かるき古窯跡 長谷川しげ子
臘梅や寺の客間に武者隠し 山下智子
臘梅に雨の滴の膨らめり 中藤溢子
素心蠟梅(そしんろうばい)
臘梅やいつか色ます昼の月 有馬朗人
唐梅や粗雑嫌ひを一家言 秋元不死男
酒蔵に天窓ひとつ素心臘梅 伊藤敬子
ほとけ恋ひゐて臘梅の一二りん 鷲谷七菜子
素心臘梅女人になぞへ齢いくつ 森 澄雄
臘梅の匂ふ襖を開けて入る 本多 勝彦
臘梅に訪へば尼僧も雪安居 長谷川久代
東京は392人のコロナ感染者となりました
三密をお忘れなく密閉、密集、密接
そして手洗い、うがい、マスクの着用で自分と大切な人を守りましょう
臘梅を挿して床屋の大鏡 中村修一郎
らう梅や陽の金色を吸ひつくす 谷口千賀子
思惟佛に逢ふ臘梅の香を抜けて 金田義子
臘梅の咲き満つ空の青さかな 加藤元通
磨かれし東司に香る臘梅花 坪野洋子
臘梅を離れてよりの匂ひ濃し 森田志げを
臘梅の日差し明るき紙干場 武田稜子
武家門の脇に臘梅錆び尽す 中根多子
臘梅や枝にあふるる金の鈴 磐田啓子
臘梅の透けて明かるき古窯跡 長谷川しげ子
臘梅や寺の客間に武者隠し 山下智子
臘梅に雨の滴の膨らめり 中藤溢子
素心蠟梅(そしんろうばい)
臘梅やいつか色ます昼の月 有馬朗人
唐梅や粗雑嫌ひを一家言 秋元不死男
酒蔵に天窓ひとつ素心臘梅 伊藤敬子
ほとけ恋ひゐて臘梅の一二りん 鷲谷七菜子
素心臘梅女人になぞへ齢いくつ 森 澄雄
臘梅の匂ふ襖を開けて入る 本多 勝彦
臘梅に訪へば尼僧も雪安居 長谷川久代
東京は392人のコロナ感染者となりました
三密をお忘れなく密閉、密集、密接
そして手洗い、うがい、マスクの着用で自分と大切な人を守りましょう