8月 1日

2024-08-01 05:53:41 | Weblog

                       雲の峰・入道雲・雷雲・積乱雲・峰雲

 

 

 

 

             「雲の峰」は陶淵明の漢詩「夏雲多奇峰」から出た言葉で夏の積乱雲のことです。               

              積乱雲が山の如く白く濃くむくむくと湧きのぼりせりあがる様を山にたとえて峰という。

 

 

 

                

 

 

 

               雲の峰幾つ崩れて月の山             芭蕉

               しずかさや湖水の底に雲のみね          一茶

               雲のみね四澤の水の涸てより           蕪村 

               雲の峰白帆南風にむらがれり           子規

 

 

 

                

 

 

 

          虹懸けて男盛りの雲の峰             沢木欣一

          

          積乱雲灼け少年の日去るらし           細見綾子

 

          峰雲をそびらに青き八ヶ岳            国枝隆生

 

          雲峰の育つ早さや沖かもめ            武藤光晴

 

          四方より雲の峰湧く草千里            つのだひろこ

 

          八ヶ岳より雷雲の押し寄する           高橋幸子

 

 

 

                

 

 

 

          峰雲や生きてひとりの強さ弱さ          秋元不死男

 

          男壮りのすぎし気配の雲の峯           能村登四郎

 

          雲の峰雲の峡あり大石田             福永耕二

 

          峰雲に大きく深き割目あり            山口誓子

 

          ふるさとの入道雲に母ひとり           金田志津枝

 

          雲に石積むケルン置場なく            鷹羽狩行

 

 

                

 

 

 

              サイトから一部資料・写真お借りしています 

          

コメント (2)
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