( 都忘れ )
今日は兄の7年目の忌日(俳号 野仏)です兄弟揃って俳句の手ほどきを受けて、お互いに良きライバル。兄の急逝は悔しくてならない。兄の墓前ではいつも俳句の話を語りかける。ころころが俳句を続けてゆくことも兄との思い出の継続きっと見守っていてくれるだろう
霊峰に雲近くして初櫻 結界の蝶に追われて古刹出づ 山吹の昏れを束ぬる仁王門 春雷の野に残されし石佛 花冷や和紙よりほどく京の菓子 たをやかに古墳をつつむ朧かな 宇佐美野仏(享年56歳)
ころころの家の家紋の花「三つ柏」
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兄の俳号 野仏 それほど彼は石仏,磨崖佛,等の
仏像、寺院に興味を持っていました。
今でこそ、手首に巻くブレスレットタイプの数珠が
有りますが、かれは当時から手首に数珠を巻いて
それを守りとしていました。
どんなに信心深くても、どんなに真っ直ぐに歩いて
いても天命に逆らうことが出来ない事をつくづく
感じました。
トミーさんには是非会っていただきたかった
・・・ただ酒は弱いです
春雷の野に残されし石佛
このお句の石佛にお兄様のお姿がダブります。
この三つ柏は水辺に咲きます
なぜか、昔高名な占いの方に我が家は累代水に縁が
ある家系であり、住まいも水辺にあったと言われた
ことがあります。
今考えてみると頷けることがあります
不思議です。
兄の 現世の水をかけあふ浅蜊かな をお書き
下さり,有り難うございます
お兄さまの優しげな手元が見えてくるようです
現世の水をかけあふ浅蜊かな 野仏
先生も多くの句を残されていますよ。
ころころも父恋、兄恋の詩を機会があれば詠みたい
と思っています。
本当に俳句を続けていて良かった思っています
私の母は8年前の4月。母に俳句を教えてもらうことはありませんでしたが、俳句でつながっているような気がしています。
私とは全くちがう句境ですが、彼が愛した京都奈良
の句は私も好きです
皆さんに彼をご紹介したかった。
忌日がくるたびに悔しい思いでいっぱいになります