゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

生きるしくみ「眼精疲労」

2009-03-13 15:26:48 | 健康・病気

目の負担 全身に影響=當瀬規嗣解説

人はさまざまなことで体に疲労を感じます。でも感覚は疲労しにくい                              ものです。においを感じたりや音を聞いたり、暑さ、寒さを感じたりし                               て体に疲労を感じることはほとんどありません。ところが、目では「疲                             れ目」とか「目のかすみ」とか、疲労を感じることがよくあります。目そ                            れ自体の疲れだけでなく、目を使いすぎると全身に倦怠感や疲労感                             を感じます。昔、私が診療現場にいたとき、野球部所属の男性中学                              生が体の不調を訴えて受診しに来ました。ひどい頭痛とふらつき、そ                             して吐き気でした。原因は目の使いすぎでした。彼は夜遅くまで、暗                             い中で守備練習を毎日繰り返していたのですが、それが目の負担に                             なったのです。そこで「明るいときにだけ練習するように」とアドバイス                              すると、すぐに症状はなくなりました。こうした目の疲れによって症状                              が全身に出るような重いものを「眼精疲労」といいます。目の使いすぎ                            が全身の症状に表れやすい理由の一つとして、目を働かせるために                             は脳や神経が盛んに活動することが挙げられます。脳波検査でみる                            と、目を開くだけで、それまでゆったりとしていた脳波の波が、細かく                             速く振れるようになります。脳の働きが盛んになつた証拠です。また、                            目のピントを合わせて、物を細かく見るためには自律神経が働きます。                            目を使いすぎて負担がかかると、頭痛、吐き気、ふらつきなどの自律                             神経に関連した症状が出るのです。近視や老眼で見えにくい方は、                             脳や体にも負担がかかっています。我慢しないで医師に相談してくだ                            さい。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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「写真甲子園」優秀賞を受賞

2009-03-13 11:45:06 | ほっかいどう関連情報

ふるさとイベント

100_1131地域力を生み出す全国各地のイベントをたたえ                              る「第十三回ふるさとイベント大賞」(財団法人                              地域活性化センタ-主催、北海道新聞社など                              後援)で、大賞に次ぐ優秀賞に上川館内東川町                             を中心に開催される全国高等学校写真選手権                               大会「写真甲子園」が選ばれ、11日に東京都                              内で表彰された。大会は全国の高校生が写真                              の腕を競う。昨夏の第15回大会には過去最多                              の252校が応募し、本戦に進んだ14校が同町                             などで撮影し、日本一を目指した。受賞理由として写真文化を核と                  した町づくりで、地域イメ-ジや知名度が飛躍的に向上したことなど                             が評価された。表彰式で賞状を受け取った写真甲子園実行委員会                             の松岡市郎会長(東川町長)は「地元の人々や自然との出会いが                              感動につながる素晴らしさがある」とあいさつした。

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さっぽろスイ-ツ09“若山さん大賞”

2009-03-12 16:40:49 | ほっかいどう関連情報

「ハスカップ・フロマ-ジュ」

100_1128札幌の「顔」となる菓子を選ぶコンク-ル「さっぽ                             ろスイ-ッ2009」の審査結果が9日発表され、                              札幌市中央区の洋菓子店「南円山ズコット」の                              チ-フパテシィシエ若山一哉さん(29)の「さっぽ                             ろ ハスカップ・フロマ-ジュ」がグランプリに選ば                            れた。札幌洋菓子協会などでつくる「スイ-ツ王                             国さっぽろ推進協議会」の主催で、今年で4回目。                           札幌市と近郊の洋菓子店から94件の応募があっ                           た。「ハスカップ・フロマ-ジュ」は、ハスカップの                             マシュマロを道産チ-ズのム-スで包み、ハスカ                             ップ果汁のシロップをかけた一品。美しいデザインなどが評価された。                「見た目のインパクトを出すため、ハスカップの赤い色を生かした」と                             若山さん。この洋菓子のレシピは公開され、協議会加盟店がそれぞ                             れ工夫を加えて4月1日から一斉発売する。

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トクホでメタボ対策

2009-03-12 11:56:19 | 健康・病気

カゼイ菌  消化助け腸内環境改善=鈴木 信孝

腸の中には約三百種類、100兆個というたくさんの細菌がすんでい                             て、健康にいろいろな影響を及ぼしています。健康によい働きをする                             と考えられるものを善玉菌、そうでないものを悪玉菌と呼び、お互い                             に激しい生存競争をしています。カゼイ菌は代表的な善玉菌である                              乳酸菌の一種。消化を助けて便秘や下痢を防ぐなど腸内の環境を                               改善し、腸の働きを助けると考えられます。カゼイ菌を含む乳酸菌飲                             料やヨ-グルト食品が「おなかの健康が気になる方に」などの表示                              でトクホとして承認されています。口から入った菌は胃散や胆汁でほ                             とんど死滅しますが、カゼイ菌はその影響を受けることが少なく、生                              きたまま腸まで届く確立が高いと言われています。39人の健常成                              人を対象として、カゼイ菌入り乳酸菌飲料の効果を試す試験が実                              施されました。参加者を二つに分け、一方は乳酸菌飲料を飲むグル                             -プとし、もう一方はそっくりに作った偽物を飲むグル-プとし2週間                             行いました。また、参加者一人一人に2週間ずつ乳酸菌飲料を飲む                             期間と飲まない期間を設けて比較する試験も行われました。その結                              果すべての参加者において乳酸菌飲料を飲んでいる期間の排便回                             数が、飲まない期間や偽物を飲んでいる期間より増加しました。さら                             に39人中7人に乳酸菌飲料を飲んでいる間、大便内に善玉菌の数                             が増えたことが観察されたと報告されています。                                        (金沢大学臨床研究開発補完代替医療学講座教授)

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ウンチクがんちく「パンの世界⑲」

2009-03-10 11:55:29 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                          生地よくこねるのがコツ

100_1126 家庭で焼くパンの悩みは「固くなる」こと。柔らか                             いパンを焼くには、こね方が大事です。よくこねる                             ことで、小麦粉の中のタンパク質「グルテン」がち                             ながり、ガスを保持する薄くて丈夫なグルテン膜                             ができます。最初は「縦伸ばし」をします。団子状のパン生地を台に                             のせて片手で生地を抑え、もう片方の手で生地全体をつかみます。                             生地を台に擦りつけながら握った手を向こう側に伸ばします。これを                              3分、繰り返します。生地の内層に空気が入り込み、グルテンが絡                              み合います。続いて、片手で生地の端をつかんで台にたたきつけ、                             伸びた生地を丸めてまとめ、再びたたきつけます。これで生地の中に                            多数の「空気穴」ができます。3分間たたき続けると生地が固くなる                             ので、再び3分こねます。この工程をもう一回、繰り返します。こね終                             わったら、生地にボウルをかぶせて約7分、室温で休ませるのもポイ                             ント。その後に軽くこねて発酵に移ると、グルテン膜の絡みが強化さ                             れて空気穴が増え、きめ細かく柔らかいパン生地ができ上がるので                             す。

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子どもの感性に教えられること!?

2009-03-09 18:36:19 | 日記・エッセイ・コラム

道新いずみ欄 “平等ってなに?”

朝食の時、小学生の次男が「先生が差別するんだ」と言い                           出した。「同じ問題を間違えたのに、女子には優しく『大丈                          夫?』と言うのに、男子には『しっかりしろよ!』って言うん                          だ。平等 にしてほしいよ」先生も大変だなぁと、プッと笑い                          そうになった。が、男子にとっては大問題なのだ。平等って                          何だろう。次男とやりとりして、こんな質問をしてみた。「貧し                         くおなかのすいた人と、裕福でおなかいっぱいの人、そして                         自分の3人で、丸いケ-キをどうやって分けようか」。私は                          「貧しい人に多め、自分と裕福な人には少なめに」。そんな                         答えを次男に期待していた。でも次男は「きっちり3等分」と                         答えた。「あのね・・・」と、切り出そうとした時、次男が「そし                         て」と続けた。「おれの分を2等分してほかの人に分ける。                          おれはこの前食べたからいいんだ」。私は声が出なかった。                         「そうすれば、おなかがすいている人も満腹になるし、おなか                        がいっぱいや前に食べた人も我慢することないでしょ」。確か                       に・・・。私の期待した分け方では、貧しい人だからということ                         で「施す」ようなおごりがある。学校に向かう彼をベランダの                          窓から見送った。小柄な彼の後ろ姿がたくましく見えた。ラン                         ドセルをしょって通学するのも1ヵ月を切った。春はもう間近                          だ。私は一人、朝食の食器を片付けながらうれしくなった。

高橋 敦子(42歳・主婦)=札幌市北区

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パン店前は広々小麦畑

2009-03-07 11:55:17 | ほっかいどう関連情報

帯広「満寿屋」 カフェ併設、5月オ-プン

100_1124 [帯広]パン製造販売の「満寿屋商店」(帯広、                              杉山雅則社長)は5日、小麦畑のあるカフェ付き                             店舗「ますやパン 麦音」を、5月に帯広市棚田                              町に開店すると発表した。敷地内には約1800                             平方㍍の小麦畑が広がり、地場野菜の販売所も                            併設する。同社によると、小麦畑のある店は全国でも珍しく、全体の                 敷地面積8082平方㍍はパンの店では全国一の規模になるという。                            同社は十勝管内に現在5店を展開し、十勝などの道産小麦を使った                             パン類が主力。「麦音」は食育や地産地消を推進する提案型の店舗                             として、5年ほど前から準備を進めた。店舗は昨年11月に着工し、5                            月20日オ-プン予定。木造平屋約450平方㍍で、60席のカフェを併                            設し、道産小麦のパンやピザ約100種類を並べる。小麦畑は、農家                             の指導で市民ボランティアに手入れしてもらう構想。収穫後は風車で                            動く石臼で製粉し、十勝管内足寄町産の木質ペレットを燃料にしてパ                             ンを焼くなど、環境に配慮する。自前の畑の小麦を使ったパンは、当                             面試食用に提供する。十勝の農家数十軒が参加する野菜直売所(5                            -10月)や果樹園、野菜畑も設ける。杉山社長は「パンを通じて十勝                            農業の魅力を再発見できる場にしたい」と話している。

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風力発電に蓄電池併設

2009-03-06 17:32:34 | ほっかいどう関連情報

日本製鋼所 新システム開発検討

100_1123 [室蘭]日本製鋼所(東京)は、室蘭製作所が製                             造する風力発電施設に蓄電池を併設し、風の状                             況に左右されず電力を安定供給するシステムの                             開発に向けた検討を始めた。実用化のめどがつ                             けば、数年間の実証試験を経て製品化する。室                             蘭製作所は3年ほど前から風力発電施設を製造。                            風力発電は風の強弱で発電量が変わりやすく、電                           力の安定供給が課題の一つだった。新システムで                           は発電した電気を蓄電池にため、発電量が少ない時に放出できるよう                にする。日本製鋼所が風力発電の保守、管理を委託する明電舎(東                             京)や電池メ-カ-と連携。蓄電池の種類などについて研究する。室                             蘭製作所は風力発電施設の生産を、本年度の15基程度から新年度                            は80基程度まで増やす。日本製鋼所は、「電力の安定供給が可能                             になれば、さらなる需要も見込める」としている。独立行政法人新エネ                            ルギ-・産業技術総合開発機構(神奈川)によると、同様のシステム                             では同法人の助成対象となった施設が青森県六ヶ所村にあるが、「ま                            だまだ普及していない」という。

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「木の城」跡地に「創建」進出

2009-03-06 12:03:22 | ほっかいどう関連情報

大阪の「創建」進出                                                          建材など生産 元従業員を再雇用

[栗山]昨年3月に経営破綻した住宅メ-カ-道内大手の木の城た                              いせつ(空知管内栗山町)の本社跡地と工場に、一戸建て住宅・マ                             ンション販売の創建(大阪、吉村孝文社)が進出することが4日分か                             った。創建は6日にも新会社2社を設立し、5月の連休明けから本格                             稼動する。設立するのは住宅設計販売の「きのしろ」と住宅建築の                              「たいせつ」の2社。いずれも資本金は1500万円で、同町内に本社                             を置く。両社の社長は、吉村氏が兼務する。木の城たいせつの元従                              業員からの要請を受けて、創建が進出を決めた。創建は木の城たい                             せつの本社敷地のうち栗山町が購入した一部8㌶を活用。停止して                              いる工場を再稼動し、無落雪、長寿命住宅のノウハウを活用した住宅                             建材などを生産し、道内外で高級木造注文住宅を年間120棟建築す                           る。また、木の城たいせつが販売した住宅1万9千戸のリフォ-ムも                             手がける考え。新会社の従業員はきのしろが23人、たいせつが30人                           で、いずれも木の城たいせつとそのグル-プ企業の元従業員を再雇                             用する。創建は1983年の創業。阪神地区を中心に高級注文住宅、                             マンションの建設販売を手がけ、東京などにも進出。資本金8千万円                             で、2007年度の売り上高は約200億円。従業員は52人。

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医師の特権

2009-03-05 16:23:15 | 健康・病気

多大な努力や経済的バックボ-ン、また本人の能力など諸々な条                              件をクリアし、晴れて国家試験に合格、医師免許を収得した方々に                             は最高の恩典が付与されています。その中の一つに、ご本人か全                             く、深い専門的知識を有しなくても、診療科目として対外的に標榜で                             きるということのようです。医師の肩書きは、何方も皆同じということ                             です。免許を収得した後の、こ゛本人の努力で、外科的技術や多種                             多様な疾病に対処できる能力は、経験と日常の研鑽によつて、その                             後の技量に差がついていくようです。                                                さて、免許に値する即戦力として、診断を可能にしていることに、イン                              タ-ネット上に医師専用の診断の雛形ができていて、問診によって                             処置方法が、全国一律に回答されている。これを基に薬などの処方                              がされているということです。

  • 医者に対する信頼欠如の苦言・・・パソコンの手元ばかり見                              ていて、一度もきちんと顔を視て診断をしてくれない。

人とのコミ二ュケ-ションで、相手に心情を理解してもらうことは非常に                            難しい面があります。通り一遍の問診で診断することが可能なのか?                            最近問題になつた、診断に“うつ”と“そううつ”に対する処置方法をあ                            げています。この症状は非常に似てはいるけれど、薬の調合は全く違                            い、間違えると何時までも完治できない。

専門外の雛形診断をする医者は、症状が改善しないと、薬の量をど                              んどん増やしていく傾向がある。多量の薬を服用し続けると、薬の中                             毒で体が有害物質で汚染される。そのようになったときには、徐々に                            減らしながら別の薬へ移行して完治を目指す。素人考えで、薬を勝手                            に減らすと多機能不全に陥り命取りになるので、医者の師事を仰ぐ。

最近の処方はひと月を目安に、服用している薬の効果が得ら                          れなければ、それまでの薬をやめて他の薬を処方してもらうの                           がベタ-なようです。

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白いプリン農水局長賞

2009-03-04 17:24:56 | ほっかいどう関連情報

伊達の「牧家」

本年度の「優良ふるさと食品コンク-ル」(財団法人食品産業センタ                             -主催)の表彰式が3日、東京都内で開かれ、乳製品製造販売業、                            牧家<ぼっか>(伊達)の「牧家の白いプリン」が農林水産省総合食                             料局長賞を受賞した。「白いプリン」は、自社牧場で高品質の原料乳                             を生産するための健康な牛づくりや、ゴム風船に入った独創的な製                             品のデザインが評価された。表彰式では、ほかに農林水産大臣賞な                             ど全国20食品か表彰された。

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生きるしくみ「ヒスタミン」

2009-03-04 16:46:59 | 健康・病気

鼻水の原因、脳も活性化=當瀬規嗣解説

国際会議後の記者会見に、ろれつが回らない状態で臨んだ大臣が                              辞任したニュ-スは記憶に新しいと思います。報道によると、抗ヒス                              タミン薬が含まれている風邪薬などを多めに飲んでしまつたと言うこ                             とです。ところで、そもそも「ヒスタミン」という物質は何なのでしょう                              か?実は、体内に存在する化学物質で、体にとってとても大事なも                              のなのです。ヒスタミンは通常、皮膚や粘膜にあって、血管を拡張さ                            せ、組織内の水分を増やすはたらはをします。また、かゆみの神経                              を刺激します。これらのはたらきは、炎症反応の一部です。炎症は元                            来、病原体の侵入や外傷から体を守り、壊れた組織を修復する反応                             です。つまりヒスタミンは、体をなおすために働いているのです。また、                             胃の中では、ヒスタミンが胃液の分泌を促す役割を持っています。さら                            に、脳の中でも活躍しています。神経から放出されたヒスタミンは脳                             全体のはたらきを活発化させると考えられます。でも、ヒスタミンがた                             くさん出るので、じんましんがでたり、鼻水・鼻づまりになったりするの                            です。風邪も炎症ですから、鼻水や鼻づまりがよく起ります。このため、                            風邪薬にはヒスタミンのはたらきを抑える、抗ヒスタミン薬が配合され                            ているのです。抗ヒスタミン薬は、炎症が起っている部分だけに届け                             ばいいのですが、どうしても脳にも届いてしまいます。抗ヒスタミン薬                             が脳の中に届くと、脳の働きが抑えられ、眠気が出てきます。私は風                            邪薬を飲むと、とてもひどい眠気に襲われます。ですから、風邪薬は                             極力飲まないようにしています。ましてや、冒頭の前大臣のように、                             脳の働きを抑える「百薬の長」のお酒と一緒に飲むのは、とても危険                             なことです。鼻水や鼻づまりに効くと書いてある風邪薬には含まれてい                            ます。くれぐれもご用心!(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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[青空]地域が支えるパン工房

2009-03-04 16:08:05 | ほっかいどう関連情報

100_1119 あちこちにマンションが立つ札幌市東区の住宅                             街。精神障害者の就労支援施設さっぽろひかり                             福祉会の売店に、焼きたてのパンが並んでいる。                            道産小麦に天然酵母。施設内の「ひかり工房」                             で、通所者29人が作った自慢のパンだ。市内の                             福祉施設の製品を集めた「元気ショップ」(地下鉄大通駅コンコ-ス内)               でも売り、「小麦本来の味がする」と好評だ。昨年度の売り上げは                               2700万円で、施設ができた6年前の5倍。男性通所者(24)は「仕                             事に埃が持てる」と、やりがいを口にする。好調の理由は、パンの味                             ばかりではない。実は、施設の計画が持ち上がったころ、住民にこん                            な声があった。「精神障害者は危険な存在ではないか」。地元の新                             道東町内会の会長、井上秀勝さん(64)らが施設に通うことになる人                            たちと面会、黙々とパンの箱を作る姿を見て、「偏見だった」と気づく。                            今では、若い通所者たちは、高齢化が進む町内会の夏祭りで、ステ                             -ジ造りの力仕事を手伝う。住民たちは約3百人の応援団をつくり、                             売店の看板を買って贈った。もちろん、毎日、パンを買い、知人にも紹                            介する。「自分たちにあったような偏見は、まだこの社会にある。それ                             をなくしたい」と井上さん。景気は悪くても、パンの売れ行きは落ちな                             い。本年度の目標は3100万円。まもなく倍の広さの新しい売店もで                            きる。ひかり工房所長の高井賢二さん(46)は「地域の支えのおかげ」                            と感謝する。(中野訓)

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ガ-デンらいふ「多彩なアマリリス」

2009-03-04 15:25:08 | ガ-デニング

中小輪 清そな美しさ

100_1118 アマリリスというと、かつて巨大大輪が主流でし                             た。しかし最近、国内で改良された新しい品種が                            注目されるようになってきました。その立役者は                              小森谷ナ-セリ-という千葉県にある生産者。                              50年以上にわたって、こつこつとアマリリスの栽                             培や品種改良を続けてきました。小森谷ナ-セリ                            -のアマリリスの特長は、さまざまな原種から品                             種改良がなされ、花のバリエ-ションが豊富なこ                             とにあります。とくに中小輪系品種のアマリリスは、                           これまでの巨大輪にはない清そな美しさが漂い、                            その魅力は海外からも高く評価されています。花の色、形もさまざま                 です。たとえば「夢見たい」という品種は、花弁の中心部は鮮やかな                             緑ですが、開花後時間がたつと周辺部が淡くなります。花弁の緑は                             鮮やかな赤い色で線を引いたように彩られています。多種多様な園                             芸品種のほか、70種ほどある原種のうち、パピリオやネルソニ-な                             どが、家庭栽培用としてよく知られています。新しい魅力を秘めて、再                            び脚光を浴び始めたアマリリス。一度、ご覧になつてはいかがでしょう                           か。(花新聞ほっかいどう)

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ウンチクがんちく「パンの世界」⑱

2009-03-03 15:42:50 | うんちく・小ネタ

「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                               子どもと手作り 楽しい体験

100_1116 家庭で作るパンの楽しみの一つは、子どもと一                              緒に作ることです。私がこの10年、毎年楽しみ                              にして開催しているのが、子どもたちのパン教室                             です。ニンジンやカボチャ、ココア、抹茶などで色                              をつけたパン生地の材料を用意します。参加者は                            3歳から小学生が中心で、お父さんやお母さん、                             きょうだいと力を合わせ、こね始めます。初めてパン生地に触るという                  子どもが大半です。パンは五感に訴える食べ物といわれます。ベトベ                             トの生地を泥んこ遊びのようにこね始めると、子どもたちから「ウワ-                            ッ」と歓声があがります。少し生地がまとまってくると、今度は「よいし                            ょ、よいしょ」と一生懸命にこねたり、たたいたり。腕まくりをし、顔が真                            っ赤になつていきます。丸めたら、発酵。パンが大きく膨らむと、また                             子どもたちは大はしゃぎ。だんだん感触や形が変形するパン生地に、                             不思議な感動を覚えるのでしょう。カラフルな生地を使い、想像力の                             豊かな形に焼きあがるパンは、世界で一つのもの。子どもたちの個                             性があふれています。休日に、お子さんとパンを作ってみてください。                             楽しい発見が、たくさんあるはずです。

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