国のトップである首相が国会質問中にその内容とは全く関係ないヤジを飛ばしていたという。
その時の様子がネットにも上がっていて、音声ははっきり聞こえないものの、首相が笑みを浮かべて指摘された言葉を発するよう繰り返し口を動かしている様子が確認できる。
http://youtu.be/PJKSJi5GSZg
身内である予算委員長も呆れるしかなかったのだろう。近所の子どもならそれでもいいかもしれないけど、国のトップとなるとそうはいかない。いや、国のトップについてそんな論議をしなければならない状況というのがそもそもあり得ない。
日本人2名の命が奪われた時も、彼の資質について改めて疑念を抱いたけど、もうそろそろ身内である自民党からも「何とかしなければ」という声が上がってもいいと思うけど、既にカビが回った状態のようだ。「ブレーキ役」を自認する公明党には端から期待できない。
群馬県の警官による小学生誘拐未遂事件。小学生が機転の利く子だったから未遂で済んだけど、社会の安全を守る警察官がこんな事件を起こすなんて、そして、警察が住民の情報をまとめた「巡回連絡カード」が使われるなんて、どういうことなんだろう。。
今後捜査が進む中で、事件に至った経緯が明確になるとともに、再発防止に向けた取り組みが進むことを願う。ただ、子どもを過度に守らなければならないような社会は理想的ではない。
昨年2月に東京女子医科大学病院で発生した、幼児に対する麻酔薬大量投与による死亡事故について、遺されたご両親が医師らを刑事告訴したという。
この事故について初めて聞いた時も、こんなことがあるのかと疑問を抱いたけど、病院が設置した第三者委員会による調査報告でも、なぜ幼児への投与が禁止されている麻酔薬を使ったのかについて、「禁忌薬に対する医師らの認識の甘さ」といった内容しか書かれていなかったそうだ。
東京女子医大病院では、この子だけでなく複数の子どもたちにこの麻酔薬が投与され、何件もの死亡例があるという。
この報告書に、事故の原因が麻酔薬の大量投与であったという結論や、そこに至った詳細な経緯については書かれていなかったのだろう。だから、ご両親は司法の場でそれを明らかにすべきと判断されたのだと思う。
この病院は内部統制が働いていないようだ。昔から名門病院という位置づけだったと思うけど、だからこそ患者さんやご家族は頼ったのだろう。この件はそうした信頼を裏切る行為で、あってはならないことだ。
一部の報道では、この大量投与が故意によるものではないかという話も出ている。そうだとしたら、守ってあげなければならない患者である子どもたちが「死んでもいい」という考えが医師の頭の片隅にあったということだと考えられる。それが事実であればもってのほかだけど、そうでなくてもこの事故…事件について経緯が明らかになることで、再び子どもたちが犠牲になることを防いでほしいと願う。
そして、この病院では過去にも子どもが犠牲になった事件があったことを考えると、一度清算し組織を変えて再出発すべきだとも思う。もちろん、現在この病院に通院し、また入院している患者さんのことは第一に考えなければならないけれど、それならばなおさらそうすべきではないだろうか。
素人の戯言に聞こえるかもしれないけど、敢えて言わせてもらう。