Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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タイヤの原型の製作

2012-06-08 20:11:37 | Heinkelキャビンクルーザー
本日は中部地方まで梅雨入りだそうでして、当分の間ジメジメとした日が続きそうですね。
本日の山陰は午前中は曇りで雨はパラッと少し降った程度でしたが午後からは本格的に降って来ましたね。
お陰で畑には水やりをしなくて良いのですが、やはり気分的にちょっと憂鬱かな~!?

まあこの梅雨も無いといけない訳でして畑の植物は喜んでいるはずです。

私は水やりが無かったので午前中は支払の為の銀行まわりやホームセンターに買い物と雨の前の僅かな時間を有効に使いたかったのです。
昼前からは本日の製作としてハインケルのタイヤの原型を作る事にいたしました。

まずは大まかに削り出してみました。
大きさは外径9.6mm内径は6mm幅は2.8mm程になります。
外径が中途半端なのは厚みが0.2mmのエッチング板のトレッドを貼りますからその分小さくしてある訳です。
幅はホイールが2mm幅なので再度の膨らみを表現するならホイールの幅よりも少し膨らんでいた方が自然に見えるのです。但しタイヤの幅が大きすぎると削る量も多くなりますから最低限の寸法にする、このサジ加減がなかなか難しいかな~。


ドーナツ状のタイヤを作ってしまうとこのタイヤを旋盤のチャックにくわえる事が難しくなります。
まあ内側を削るなら外側を固定しておけば良いですが外側を削る場合は小さ過ぎてタイヤの内側を内掛する事が出来ません。
こんな場合はアダプターを作る訳ですね。
素材はABS樹脂の丸棒です段を付けて削って一番細い部分はタイヤの内径と紙一重で入るようにしておきます。
中央に1.7mmの穴をあけて十文字に切り込みを入れておき中央に皿ビスをねじ込むと十文字に切り込みを入れていた部分が外側に広がりタイヤの内側を固定するという物です。


タイヤをはめるとこんな感じです。


このアダプターごと旋盤のチャックに留めれば片側サイドの内側と外側を削る事が出来ます。
ビスを緩めてやればタイヤを外す事が簡単に出来ますので入れ替えれば反対側も加工が簡単ですね。


トレッドをハンダ付けしてサイドウォールを削ってやればタイヤの原型が完成致します。
そのままではわかり難いのでサフを塗ってやると形状がよく分りますね。


本来なら作ったばかりのタイヤを昨日作ったホイールのはめて様子を見たい所なのですがこのタイヤは内径が0.5mm程小さく作ってあります、柔軟性の有る樹脂で作っていますので丁度の内径にしてしまうとホイールから外れてしまうのです。
まあ寸法はとっていますので大丈夫とは思いますが寸法だけでは計り知れない物が有りますからね~。
次の作業はブレーキドラムの可能です。
ブレーキドラムの中央にはまだ穴が開いていませんのでスピンドルを差し込む穴を1.0mmで開けます。
そしてホイールの内側で納まるように2mmの厚みで切り出します。


さ~てこれでどうかな!?(笑)

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