Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディサイドのスリットはちょっと困り者ですね

2012-06-09 22:11:52 | Heinkelキャビンクルーザー
ハインケルのボディ後部の両サイドには空冷エンジンの排熱をするスリットが切られているのですが、実車の物はかなり繊細で細い物です。今までのどの方法をもってしてもなかなか難しい表現になりますね。
実車はほとんどスリットの開口部が見え無い位繊細な物なんです。
そこで色々検討したのですが実際にスリットは開口していないのですが真鍮板でスリット形状の物を作って後で嵌め込むと言う作戦をとる事にいたしました。
ますはスリット形状の製作になります。
1mm真鍮板にフライス盤を使って切り込んでみる事にいたします。


加工した真鍮板を切って削って・・・これはいつもの事ですね。


スリットのパーツをボディに所定の部分に瞬間接着剤で仮止めして周りにスジ彫りを掘っておきますと掘り込みが楽になりますね。


スリットの部品を外すとこんな感じでスジ彫りだけが残っていますね。この後掘り込んでスリットの部品を半分だけ埋め込む様な形で接着する事になります。
上手くいけば良いですが・・・。


これもまた1mmの真鍮板にケガキをしてあるのですが・・・わかりますかね~。
これは1輪しか無い後輪のスイングアーム兼ギアケースです。これをベースに立体的で強度を持つ物に仕上げていきたいですね。


こちらはギアケースの最終ギアのカバーになりますがこの丸い蓋は4箇所ネジでとめられている様です、この部分はリアのフェンダーの下側から見えますのでなかなかメカニカルな雰囲気を醸し出されれば良いですね。


中央に空けた穴にはホイールのセンターを支えるシャフトをハンダ付けしておけば丁度良いですね。


本日作った部品を全部仮組してみるとこんな感じです。


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