Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ライトリムの制作 Ver.2

2018-12-08 21:25:01 | 40th Anniversary mini Pickup truck
本日の山陰は曇り一時雪の天気でした。
雪は時々チラチラしながらも一時的には先の方が見え難い程舞っていましたよ。
山陰もやっと冬になった様な気がします
それでもまだ暖かいのかもしれませんね〜。

また今日は広瀬町の文化協会のイベントでしたのでこんなに朝早い時間からアトリエに来て仕事をしております。
起床は5時アトリエには6時前には既に到着していました。
お陰さまで本日は眠い・・・(笑)
緑色の四角の部分は玄関の非常口のサインがガラスに映っているだけです、心霊現象では有りませんので御心配無く。


と言ってもお客様は普通にいらっしゃいますのでウトウトしている訳にはゆきません。
またこの頃はご依頼の物件も相変わらず多くてなかなか盛況です
有り難い事なんですけどねどんどん溜まってきます・・・
この仕事を始めた時には先行きを心配したのですが・・・今は助けて欲しい状態ですね(笑)
本当に有り難い事です。

昨日の続きでライトのリムを20台分(40個)削ります
と文章で書けば1行で済みますけどね・・・実際の作業はそうはゆかないのです。
昨日は外径を整える所まで加工しておりましたね。
この丸棒は6.0mmなので0.5mm程削りまして直径が5.5mmになる様にしておきました。
そして中央に穴を開ける為にセンタードリルで当りを付けます・・・この作業を20本の洋白丸棒の両端に行ないます。
つまりチャックに固定して外す仕事を40回やる訳です・・・。

センタードリルってどんな物かご存知でしょうか?
ドリルでいきなり丸棒に穴を開けますとドリルが撓ってしまい中心に穴が開かないのです。
意外と太いドリルでも撓ってしまうんですよね〜
なのでこんな短いドリルで当りを付ける訳です・・・。

そして中央に4.1mmのドリルで深さ3〜4mmの穴を掘りましょう。
深く掘っておいて1箇所から何個か削り出す方法も有りますけどバイトの脱着が必用になりますから大きさや形状が変わってしまう恐れが有りますので出来るだけバイトを変えずに同じ様に加工します

リムの中央に空いた穴ですがここにはライトが収まります
ライトの反射板を先に作って置きまして接合の具合を見なければ本当の意味でライトの寸法が決まらないのです。
なので先にアルミ板をカットしておきましょう
厚みは0.2mmで10mm角くらいのアルミ板ですね・・・これもまた40枚は最低でも必用になります。

矢坊主と金槌で整形しておきましょう
台の方は鉛板ですね。

鉛の台の方にもこんな矢坊主の様な凹みがつきます
この凹みになかなか綺麗に収まりますよね〜

しかしちょっと力を入れ過ぎたり金槌を強くプレスしようものならこんな風に亀裂ががはいってしまいます
こうなったらもう使えないですね〜
ポンチで打ち抜いたときにバラバラになってしまったり、磨いたときに亀裂がはっきり見えるようになったりします。

凹みの部分をリューターに綿棒をくわえて磨きましょう
アルミは柔らかい金属なので細めのコンパウンドで磨けばすぐに綺麗になりますよ

最後に4.0mmのポンチで打ち抜けばライトの反射板の完成ですね


明日はライトのリムを完成させましょう
なにせ40個ですからね〜時間もかかります

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