Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの整形とタイヤ原型の製作

2016-03-20 22:52:52 | いすゞ117Coupe
今日は暖かくていい天気でしたね
外でも上着無しで草取りをいたしました・・・まだまだ芝生の上には雑草が生えていますから当分この作業は続きそうですね。
これだけ暖かくなりますとジャガイモや生姜を植えなければならなくなって来ますね・・・種芋は準備済みなのですが・・・今年は雨が多くてなかなかタイミングが難しいですね。

下の物体は何か分りますでしょうか?
実はこれは洋書なんです。
その上頂き物で本日到着致しました。
送って下さった方は「自分はもう多分使わないから・・・と、ブログに書かないでね」とおっしゃっていらっしゃいました。
この本の価値がわかる方は大変少ないかもしれませんが当時私も欲しかったのですが余りにも高価な為にサラリーマンの私には買えなかった代物です。
西山洋書や島田洋書の広告を拝見して溜息をついた物でした・・・(笑)
それくらい高価な物だったのです。
このハードカバーの模様はブガッティのエンジンルームやエンジンの表面に付けられているキサゲ模様の装飾がされていてエンジンルームにあるプレートを摸したプレートにはシリアルナンバーが入る特別な物・・・
確か限定品だった様な記憶があります、日本に何冊入荷したんでしょうか?

見ず知らずの方(電話では何度かお話をした程度でまだお会いした事はありません)から頂く物としては余りにも高価な品物で貴重な物・・・大変有り難く頂戴しまして今後の製作に役立たせてゆきたいと思います。
昼間は先日のTV放送のせいかご来店の御客様が多くアトリエからお電話する事が出来ず、明日はまた納品の為に山口県下松市まで朝一番から出掛けなければなりませんから明日もご連絡を取るのは難しい・・・。
また今日はお彼岸の中日という事も有り家内の実家へいく途中に失礼ながら携帯から荷物が無事に到着した事と貴重な書籍を頂いたお礼のお電話を差し上げましたが家内の実家は山の中に有り電波状態も十分ではなく余りにも短時間でご連絡のみと言った調子でした。
お名前は出せませんが大変ありがとうございました、大切に使わせて頂きます。
ここに改めましてお礼の気持ちを込めて記させて頂きました、お許しを頂きたく思います。
4月の中頃には伺いたいと考えておりますのでその折はよろしくお願い致します。

さてやらなければならない事は次々と発生しております・・・(笑)
少し前に送って来られたミニカーの修理です。
エブロのTE27レビンはもはや欠陥品ですね・・・タイヤがどれもこれも回らない。
いや正確に言えば回る構造だけど組み立ての精度が悪いので回らないのです。
まあもっとも当節は回らなくても良いと考えられている方も多いかもしれませんがそれなら回らない構造にして精度を上げた方が良いかと・・・バリがついたまま組み立てられたり寸法が違う物を無理矢理組み合わせていますからホイールが回らないのです。分解して削って再調整をして組み立てればスムーズに回ります。
オーバーフェンダーのビスの再現は完全に分解して作り直すなら出来るかもしれませんがちょいちょいっと直せる物ではありません。
しかも・・・ボンネットの上側の塗装が良く無い事に気が付きました。
ダイキャストの上にウレタン塗料を塗りますと早々の内にこの様な状態になってしまいます。
まあ気に入っていらっしゃる様なので当分このまま楽しまれていよいよダメになったら塗り直しが必要になるかもしれませんね~。

レビンを分解していて気が付いた事があります。
これはリアのブレーキなのですが・・・
何が変なのかわかりますか??
TE27レビンはリアブレーキがドラムブレーキなんですよね・・・これはディスクブレーキですよね。
カローラレビンにディスクブレーキがつくのはTE71になってからですね。
この頃の若い方が設計をされたのかもしれませんね、多分若い方はブレーキ=ディスクブレーキなんでしょう(笑)

コチラはBNR34のスカイラインGTRZチューンですね
少し前にも送られて来てリアスポイラーのフラップが外れて付け直しをしたのですがまた外れたらしい・・・今度はエポキシ系の接着剤で付け直しをいたしました。

これも一度送って頂いて修理した事がありますね・・・
これはフロントのホイールは回るのだけどリアが回らないと言う事でして実物を確認致しましたがディスクブレーキとホイールの間に接着剤が入ったらしくどうしても外れないので不可能ですね。
壊してしまうといけないのでこれは修理不能です。
それでなくてもスパーク製のミニカーは車輪が回らないように作られているんじゃなかったかな~!?

ボディのパテは綺麗に研磨しました。
如何でしょうか?余分な穴が無くなりましてスッキリとした印象では無いかと思います。

タイヤのベースになる真鍮の輪を削り出します
大まかな形状は外径が13.5mm内径が8.0mm(ホイールの外径は8.5mm)幅が5mmなのです

治具を作って削ったタイヤをさらに加工します。

サイドウォールを姿バイトで削っています。
トレッドパターンを貼付ける為に角の部分を切り欠いています。
ここに曲げて入れるのです。
ラジアルタイヤはこの角が結構丸いのでその雰囲気になるようにね。

トレッドパターンが付きました。

最終的にはホイールが複製出来ないとこれで良いのか良く無いのか判断がつきかねますので本日ホイールをシリコンに埋めて型を作りかけています。

上の方にも書きましたがキャロル360を納品に山口県下松市まで行きますので一日仕事になるかと思います。
明日は制作が出来ませんので納品の様子でも更新しようかと考えております。


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