本日は降水確率が低いはずだったのですが、午前中と夕方には雨降りになった山陰でした。
最近また雨の少ない天気が続いていましたが予定外の雨、一昨日は畑を起しましたから貴重な雨かもしれませんね。
さて今日の更新は同じ様な画像、しかも翼ご覧にならないと違いがわからないかもしれません。
つまり退屈な画像かもしれませんね~、しかしハインケルをご依頼のお客様はタータンチェックのシート地を希望していらっしゃいますのでこれが完成しないと永久に完成出来ない事になってしまいます。
まずはチェックの大きさを変更する為に画像をいじっております。
希望ではチェックの柄を2~3割小さくしてほしいらしいのです。
イラストレーターのデータはフォトショップと違って小さくしても粒子が荒れないのでただ単に縮小すれば事足ります。
しかし、インクジェットプリンターではなく熱転写式ですのでPC上では細かくなりますが印刷すると追従出来ない事も有りましてピンボケになってしまいましたのでわかりませんが70%縮小では線がとぎれとぎれになってしまいまして追従出来ておりません。
この後80%と90%で印刷してみましたがちょっと無理の様ですね。想像ですが余り小さな線ですと印刷ヘッドの温度が上がらずにきれいに印刷出来ていない様です。
オーバーコートをするまでに指で擦ると取れてしまう部分が有りますので温度の問題と考えております。
仕方ないので現状の大きさでいく事に致しましょう。
100%の大きさで印刷すると何とか大丈夫そうです、しっかりとチェックが見えます。
大事な事を忘れているって!?
緑系のタータンチェックなのに肝心な緑が無いって??
そうなんです緑まで印刷するとデカールを分割して貼る場合に継ぎ目の処理が難しくなる事、またベタの緑は発色が良く無いのです。
ですからシート側に好みのグリーンを塗っておいて模様だけをデカールで表現しようとしているのです・・・書いている事がわかりますかね~??
ですからベースカラーを変更し模様の色も調節すればいとも簡単にチェックを再現できることになります、ベンツなどのシートのチェックも大丈夫なのでこれが可能ならスターターやプロバンスの300SLとかデカールがダメでも怖くないでしょう(笑)
テストでデカールを貼る場合もきちんとインクの定着処理でリキッドデカールフィルムを塗っておきます。
この辺りはテストでも実戦でも同じ事です、手抜きはいけませんよ。
グリーンの上に貼ってみました。
グリーンの上に貼ってみるとわかるのですが白いラインがヨレヨレで無い部分が有ります、また白の調子が全ての白のラインで一緒でありバランスが変ですね。
チェックの中央を走るラインはもうちょっと薄い白である方が感じが良いかも・・・。
黄色いラインも剥がれている部分が有ります。
上記の他にもラインが無い部分が有った様な気がしたので白い線を増やしてみました・・・が。
中央は最初の物、上側は白いラインを増やした物ですが・・・タータンチェックがただの縞模様になってしまいました・・・これは失敗ですね。
それまではフォトモードで印刷していましたので細かな編み目になっていて剥がれやすかったので今度は特色印刷の単色で何度か印刷する事にいたしました。
それに伴って各色のデータをブラックに変更しておきます・・・こうする事で網目が出ない100%のデータになります。
また印刷回数を減らす為にホワイトとイエローとライトブルーの部分をホワイトで、ダークブルーとブライトブルーの部分をシアンで、ダークブルーの部分をシアン(2度印刷する事でダークブルーにする・・・しかもダークブルーの部分は下にホワイトを印刷していませんので発色を弱められます)で、イエローの部分をイエローで印刷します。
そうした物が下の画像の物です。
一見ダークブルーとライトブルーの部分は同じ色に見えますが貼ってみるとその違いはわかるはず・・・また白いラインの部分はデータをブラックからグレーに変更してみました。
これは白いラインが強すぎる様に思えた為ですがグレーにすれば網目が出て来るはずなのです、ただ元々布目の白ですので少しギザギザしても不自然には見えないはずという思惑からです。
またインクのオーバーコートは筆で擦らなくても良いラッカークリアーを塗りました。
リキッドデカールフィルムやタミヤの水性アクリルが一般的なのですがラッカーでも厚塗りをしなければ問題有りません。
一番下側のデカールが今回印刷した物で四角の中央線が点線になっているのがわかりますね・・・布ですからこれで良いのではないかと思います・・・いかがでしょうか?
グリーンの色目はこんなダークグリーンで良い様な気がしますが・・・。艶消し仕上げにすればシートの生地になる様思います。
最近また雨の少ない天気が続いていましたが予定外の雨、一昨日は畑を起しましたから貴重な雨かもしれませんね。
さて今日の更新は同じ様な画像、しかも翼ご覧にならないと違いがわからないかもしれません。
つまり退屈な画像かもしれませんね~、しかしハインケルをご依頼のお客様はタータンチェックのシート地を希望していらっしゃいますのでこれが完成しないと永久に完成出来ない事になってしまいます。
まずはチェックの大きさを変更する為に画像をいじっております。
希望ではチェックの柄を2~3割小さくしてほしいらしいのです。
イラストレーターのデータはフォトショップと違って小さくしても粒子が荒れないのでただ単に縮小すれば事足ります。
しかし、インクジェットプリンターではなく熱転写式ですのでPC上では細かくなりますが印刷すると追従出来ない事も有りましてピンボケになってしまいましたのでわかりませんが70%縮小では線がとぎれとぎれになってしまいまして追従出来ておりません。
この後80%と90%で印刷してみましたがちょっと無理の様ですね。想像ですが余り小さな線ですと印刷ヘッドの温度が上がらずにきれいに印刷出来ていない様です。
オーバーコートをするまでに指で擦ると取れてしまう部分が有りますので温度の問題と考えております。
仕方ないので現状の大きさでいく事に致しましょう。
100%の大きさで印刷すると何とか大丈夫そうです、しっかりとチェックが見えます。
大事な事を忘れているって!?
緑系のタータンチェックなのに肝心な緑が無いって??
そうなんです緑まで印刷するとデカールを分割して貼る場合に継ぎ目の処理が難しくなる事、またベタの緑は発色が良く無いのです。
ですからシート側に好みのグリーンを塗っておいて模様だけをデカールで表現しようとしているのです・・・書いている事がわかりますかね~??
ですからベースカラーを変更し模様の色も調節すればいとも簡単にチェックを再現できることになります、ベンツなどのシートのチェックも大丈夫なのでこれが可能ならスターターやプロバンスの300SLとかデカールがダメでも怖くないでしょう(笑)
テストでデカールを貼る場合もきちんとインクの定着処理でリキッドデカールフィルムを塗っておきます。
この辺りはテストでも実戦でも同じ事です、手抜きはいけませんよ。
グリーンの上に貼ってみました。
グリーンの上に貼ってみるとわかるのですが白いラインがヨレヨレで無い部分が有ります、また白の調子が全ての白のラインで一緒でありバランスが変ですね。
チェックの中央を走るラインはもうちょっと薄い白である方が感じが良いかも・・・。
黄色いラインも剥がれている部分が有ります。
上記の他にもラインが無い部分が有った様な気がしたので白い線を増やしてみました・・・が。
中央は最初の物、上側は白いラインを増やした物ですが・・・タータンチェックがただの縞模様になってしまいました・・・これは失敗ですね。
それまではフォトモードで印刷していましたので細かな編み目になっていて剥がれやすかったので今度は特色印刷の単色で何度か印刷する事にいたしました。
それに伴って各色のデータをブラックに変更しておきます・・・こうする事で網目が出ない100%のデータになります。
また印刷回数を減らす為にホワイトとイエローとライトブルーの部分をホワイトで、ダークブルーとブライトブルーの部分をシアンで、ダークブルーの部分をシアン(2度印刷する事でダークブルーにする・・・しかもダークブルーの部分は下にホワイトを印刷していませんので発色を弱められます)で、イエローの部分をイエローで印刷します。
そうした物が下の画像の物です。
一見ダークブルーとライトブルーの部分は同じ色に見えますが貼ってみるとその違いはわかるはず・・・また白いラインの部分はデータをブラックからグレーに変更してみました。
これは白いラインが強すぎる様に思えた為ですがグレーにすれば網目が出て来るはずなのです、ただ元々布目の白ですので少しギザギザしても不自然には見えないはずという思惑からです。
またインクのオーバーコートは筆で擦らなくても良いラッカークリアーを塗りました。
リキッドデカールフィルムやタミヤの水性アクリルが一般的なのですがラッカーでも厚塗りをしなければ問題有りません。
一番下側のデカールが今回印刷した物で四角の中央線が点線になっているのがわかりますね・・・布ですからこれで良いのではないかと思います・・・いかがでしょうか?
グリーンの色目はこんなダークグリーンで良い様な気がしますが・・・。艶消し仕上げにすればシートの生地になる様思います。