本日の山陰は少し寒いながらも穏やかな天気になりました
晴れ間も適度に有りますが雲は多め、風はないのですが気温は低く寒いですね。
まあ12月なので仕方が無いかもしれませんが・・・
12月7日にご紹介したヤフオクの件ですが・・・
いまだにウォッチリストが上がり続けています、今日の時点で546のウォッチリストと入札が109件も入っています。
まだ後7日も有るのですけどね・・・。
ノーブルP4を売った時でもこんなにウォッチリストは入らなかったと思いますので本当に新記録です。
金額はP4の方がかなり上ですけどね(笑)
今日は何かと忙しいので前置きはここまでとしておきまして仕事を始めましょう。
今日はミニをお休みして急ぎの修理を承りましたのでそちらを進めます(裏ではミニもいじっていますけどね)
患者さんはイグニッションモデルの1/18スカイラインGT-Rです。
普通に言えばケンメリGT-Rというヤツですね。
早速送って来られました・・・開けた第一印象は少しボディカラーが色が濃い感じです・・・。
でも今回は塗り替えは有りません(笑)
フロントバンパーに傷が有る(バンパーを止めている丸いビスの頭の間のあたり)フロントバンパーに有るウインカーの向かって左側ですね。
そしてその上側のフェンダー前端に付いているモールにも剥げた部分が有りました・・・ちょっとピンボケです。
ご依頼のお客様は一度イグニッションモデルにフロントバンパーの修理を依頼されて帰って来たら剥げていたらしいのです。
しかもフロントのバンパーは新しい物を取付けられたらしくリアのバンパーと質感が全く違うのです。
前後とも替えてくれればこんな色が違う事は無かったのでしょうけどね・・・
しかも交換したフロントバンパーはうまく収まっていないしバンパーの下側からは盛大に接着剤がはみ出ていたらしい・・・。
ざっくり見ただけでも・・・
フロント右ウインカーの浮き・・・
ライトのパーツの取付け角度がマチマチで格好が良くない・・・
反対側も・・・
リアのバンパーの質感はこんな感じです・・・
リアはなぜこんなにザラザラ??
ついでにリアパネルのスカイラインのエンブレムは左側が下がっていますね〜
以上の気になる部分を自分の予算の範囲で出来るだけ直して欲しいというご依頼ですね。
知らないメーカーさんの物を分解する時にまず私が行なうのが接着剤を調べる事ですね
組立てに使っている接着剤が瞬間接着剤なのかゴム系の接着剤かで分解方法が大きく変わってきます
見た感じは瞬間接着剤では無さそうですね〜。
バンパーのしたに少し残っていた接着剤を指の上に取りまして各種シンナーをたらしてみます・・・
ラッカーシンナーでは溶けませんでした
次はエナメルシンナー・・・これでも溶けません・・・
エポキシ系か?と思ったのですが・・・
ピンと来ました!
中国の方がよく使うヤツで早くて荒い仕事の時に使うヤツでした。
わかりますか?
グルーですよ!
あのグルーガンで暖めて溶かして接着するものです。
温度が下がりますと固まります、モデルカーで使うのは中国製だけかな〜とにかく時間が無い場合や隙間が大きい場合に詰め込んで固定する場合に使う事が多いですね。
ストーブの前に置いておきましたら溶けて爪楊枝に溶けてまとわりつきます・・・。
なのでドライヤーで暖めておきましてバンパーやグリルを外します
多分グルーが糸を引いていてそれをお客様が掃除された物と思われますね。
バンパーを外した所ですが、良く見ます塗料側の丸いテールランプの部分にも接着剤が付いていまして艶がない部分が有ります・・・特に右側が酷いかな〜。
左側にも白い接着剤の痕が2ヶ所有りますね
フロントグリルを外した所ですがやっぱりホットグルーで取付けられていますね
しかもグリルの下側にははみ出しそうな位大量に付いています。
グリルも分解致しましょう
このモールの部分は少し悩みどころなのです
モールを全部塗り替えるかタッチアップで済ませるかですが・・・
やるならキチンとしておいた方が良いですよね・・・と言う事で塗り替える事にしました。
フロントの付け替えたバンパーには取付けピンが有ったのにリアには有りません。
と言うかピンをカットした痕が有りますね
恐らくピンとボディ側の穴の位置が合わなかったのでピンをカットしてホットグルーガンで付けちゃったのかな?
どうせなら接着剤がはみ出ない様にして欲しかったですね。
このスカイラインを見た時に何となく違和感が・・・
バンパーの両サイドがボディカラ大きく飛び出していますね〜。
実車の方はボディとほぼ同じ面になっています。
まるで一時期流行った5マイルバンパーみたいですね〜
ちなみにフロントもですよね・・・
両サイドともこんな感じになっています・・・ちょっとゴツいかな!?
バンパーも塗そうを剥がしますからね〜ついでに削っておきました。
左右とも同じ位になる様にしておきましょう
良く見ますとナンバープレートも左側が下がっている様に見えますね〜
せっかく手を入れるので、これも外してやり直しですね。
次はフロント側です
グリルを接着していたホットグルーを掃除して取り外します。
と言うのもこれが有りますと正しい位置に付いていないかもしれないからですね、せっかくですから正しい位置に戻す様にしましょう。
塗装を剥がして整形したバンパーをフロントの所定に位置に・・・グリルが付いていなくてもバンパーがボディの凹みに収まりません・・・!?
やはりこのピンの位置がボディの穴と合わない様ですね〜
それでピンを折りとってしまってグルーガンで接着したんですね〜
如何にも大陸的な考え方という事が出来ます。
夏に暑い所で保管していたらバンパーが外れませんか?そんな温度で十分グルーが溶けると思いますけどね。
仕方が有りませんから取り付けピンの下半分を削って細くしました。
これで十分に取り付けが可能になります
ボディの凹みの部分に収まっていますよね〜。
バンパーのサイドの飛び出しも削っておきました・・・
この角度ではちょっと見え難いですかね〜
ではこの角度で如何でしょう?
グリルの上側のモールですが・・・拡大しますとこんな感じの模様になっています。
硬化する時にこんな模様になったのでしょうか?
このままではせっかくバンパーを直しても・・・と思いますので削ってやり直しをする事に致しました
グリルの中央の上側は少し事後変形していますね。
これはさすがに直すのが難しい・・・接着時に目立たない様に接着角度を考えましょう
明日はスカイラインを完成させたいですね〜。
晴れ間も適度に有りますが雲は多め、風はないのですが気温は低く寒いですね。
まあ12月なので仕方が無いかもしれませんが・・・
12月7日にご紹介したヤフオクの件ですが・・・
いまだにウォッチリストが上がり続けています、今日の時点で546のウォッチリストと入札が109件も入っています。
まだ後7日も有るのですけどね・・・。
ノーブルP4を売った時でもこんなにウォッチリストは入らなかったと思いますので本当に新記録です。
金額はP4の方がかなり上ですけどね(笑)
今日は何かと忙しいので前置きはここまでとしておきまして仕事を始めましょう。
今日はミニをお休みして急ぎの修理を承りましたのでそちらを進めます(裏ではミニもいじっていますけどね)
患者さんはイグニッションモデルの1/18スカイラインGT-Rです。
普通に言えばケンメリGT-Rというヤツですね。
早速送って来られました・・・開けた第一印象は少しボディカラーが色が濃い感じです・・・。
でも今回は塗り替えは有りません(笑)
フロントバンパーに傷が有る(バンパーを止めている丸いビスの頭の間のあたり)フロントバンパーに有るウインカーの向かって左側ですね。
そしてその上側のフェンダー前端に付いているモールにも剥げた部分が有りました・・・ちょっとピンボケです。
ご依頼のお客様は一度イグニッションモデルにフロントバンパーの修理を依頼されて帰って来たら剥げていたらしいのです。
しかもフロントのバンパーは新しい物を取付けられたらしくリアのバンパーと質感が全く違うのです。
前後とも替えてくれればこんな色が違う事は無かったのでしょうけどね・・・
しかも交換したフロントバンパーはうまく収まっていないしバンパーの下側からは盛大に接着剤がはみ出ていたらしい・・・。
ざっくり見ただけでも・・・
フロント右ウインカーの浮き・・・
ライトのパーツの取付け角度がマチマチで格好が良くない・・・
反対側も・・・
リアのバンパーの質感はこんな感じです・・・
リアはなぜこんなにザラザラ??
ついでにリアパネルのスカイラインのエンブレムは左側が下がっていますね〜
以上の気になる部分を自分の予算の範囲で出来るだけ直して欲しいというご依頼ですね。
知らないメーカーさんの物を分解する時にまず私が行なうのが接着剤を調べる事ですね
組立てに使っている接着剤が瞬間接着剤なのかゴム系の接着剤かで分解方法が大きく変わってきます
見た感じは瞬間接着剤では無さそうですね〜。
バンパーのしたに少し残っていた接着剤を指の上に取りまして各種シンナーをたらしてみます・・・
ラッカーシンナーでは溶けませんでした
次はエナメルシンナー・・・これでも溶けません・・・
エポキシ系か?と思ったのですが・・・
ピンと来ました!
中国の方がよく使うヤツで早くて荒い仕事の時に使うヤツでした。
わかりますか?
グルーですよ!
あのグルーガンで暖めて溶かして接着するものです。
温度が下がりますと固まります、モデルカーで使うのは中国製だけかな〜とにかく時間が無い場合や隙間が大きい場合に詰め込んで固定する場合に使う事が多いですね。
ストーブの前に置いておきましたら溶けて爪楊枝に溶けてまとわりつきます・・・。
なのでドライヤーで暖めておきましてバンパーやグリルを外します
多分グルーが糸を引いていてそれをお客様が掃除された物と思われますね。
バンパーを外した所ですが、良く見ます塗料側の丸いテールランプの部分にも接着剤が付いていまして艶がない部分が有ります・・・特に右側が酷いかな〜。
左側にも白い接着剤の痕が2ヶ所有りますね
フロントグリルを外した所ですがやっぱりホットグルーで取付けられていますね
しかもグリルの下側にははみ出しそうな位大量に付いています。
グリルも分解致しましょう
このモールの部分は少し悩みどころなのです
モールを全部塗り替えるかタッチアップで済ませるかですが・・・
やるならキチンとしておいた方が良いですよね・・・と言う事で塗り替える事にしました。
フロントの付け替えたバンパーには取付けピンが有ったのにリアには有りません。
と言うかピンをカットした痕が有りますね
恐らくピンとボディ側の穴の位置が合わなかったのでピンをカットしてホットグルーガンで付けちゃったのかな?
どうせなら接着剤がはみ出ない様にして欲しかったですね。
このスカイラインを見た時に何となく違和感が・・・
バンパーの両サイドがボディカラ大きく飛び出していますね〜。
実車の方はボディとほぼ同じ面になっています。
まるで一時期流行った5マイルバンパーみたいですね〜
ちなみにフロントもですよね・・・
両サイドともこんな感じになっています・・・ちょっとゴツいかな!?
バンパーも塗そうを剥がしますからね〜ついでに削っておきました。
左右とも同じ位になる様にしておきましょう
良く見ますとナンバープレートも左側が下がっている様に見えますね〜
せっかく手を入れるので、これも外してやり直しですね。
次はフロント側です
グリルを接着していたホットグルーを掃除して取り外します。
と言うのもこれが有りますと正しい位置に付いていないかもしれないからですね、せっかくですから正しい位置に戻す様にしましょう。
塗装を剥がして整形したバンパーをフロントの所定に位置に・・・グリルが付いていなくてもバンパーがボディの凹みに収まりません・・・!?
やはりこのピンの位置がボディの穴と合わない様ですね〜
それでピンを折りとってしまってグルーガンで接着したんですね〜
如何にも大陸的な考え方という事が出来ます。
夏に暑い所で保管していたらバンパーが外れませんか?そんな温度で十分グルーが溶けると思いますけどね。
仕方が有りませんから取り付けピンの下半分を削って細くしました。
これで十分に取り付けが可能になります
ボディの凹みの部分に収まっていますよね〜。
バンパーのサイドの飛び出しも削っておきました・・・
この角度ではちょっと見え難いですかね〜
ではこの角度で如何でしょう?
グリルの上側のモールですが・・・拡大しますとこんな感じの模様になっています。
硬化する時にこんな模様になったのでしょうか?
このままではせっかくバンパーを直しても・・・と思いますので削ってやり直しをする事に致しました
グリルの中央の上側は少し事後変形していますね。
これはさすがに直すのが難しい・・・接着時に目立たない様に接着角度を考えましょう
明日はスカイラインを完成させたいですね〜。
まあ全部が悪い訳ではないかも知れません(私は買わずに作る派なのでわからないのです)製品管理がうまくいってないんですかね〜!?
でもそのおかげで私の様な者でも仕事が多くなったりして・・・(笑)
最近私が買ったモデルも、まずはボンネットの目立つところに、ホコリごとトップコート。これをクレームしたら今度はライト下の艶消し塗装がマスキングしっかり出来ていないモデルを(気づいていながら)送ってきました。
最終的には、「こっちの不良品とこっちの不良品のどっちか好きな方選べ。そうでなければ返金」と言ってきました。
そのカーモデルが欲しくて購入した者からしてみると、これはひどい選択肢。最悪。