本名OKミケーレ・アルボレートさんからご意見を頂戴した件で考察します
古いレースカーを作る場合出来ればその物の当時の写真が有ればベストなのです
しかしこれが意外と無いのです・・・有名な車なのにね〜。
この考察が絶対に正しいという事でない事を最初にお断りしておきます、あくまでも考察です。
実車はレースごとに変わったりも致しますし資料自体が間違っている事も十分考えられますからね。
日本に有ったフォードGT40の様に車体番号自体が入れ替わっているなどと言う事も有る世界であるという事をご理解頂きたいと思います。
そんな場合は車体番号を調べます
そして近い番号の同じ車の写真を探す事になるのです
今回制作しているのは14407と言う個体なのですが
洋書にりますとプロトタイプは12647でボディは若干のモデファイをされているかもしれませんがボディの素材はスチールと有りますから
ストリート仕様のままだったと考えられます
続いてアルミボディの量産レースカー(?)が作られたのが14407/14429/14437ですね
特に14407は1971年9月10日に完成し14437は一日前の1971年9月9日の完成と非常に近いのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/66/72d303928809050c3f3b18e3f61e54bf.jpg)
ですから14407の写真が無い場合14429か14437の画像を探したいのです・・・
この中で14437という個体に付いて私はちょっと記憶があったのです
この車ですが一時期日本に有りました
そう世界的に有名な松田コレクションに収蔵されていた事が有るのです
実はカーマガジンにも出ていましてねその時の写真がこちらです・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e1/e8596009fc2af4c7bda0c51b8a14e345.jpg)
車体に取付けられているプレートには14437になっています
そしてこの車のシフトゲートは・・・ロックが左手前側にリバースのロックが有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2b/9bec393983a27b2ccd56d70cf3618849.jpg)
左側の文章を読みますとどうやら間違い無さそうですね・・・
但しシフトノブは標準の物をそのまま使ったらしくストリート用の様ですね
本文の中に14437と14407の初期のレース活動が書かれていますがほぼ同じレースを戦っている様なので仕様としては同じ仕様ではないかと考えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e4/bd83365508ec711b64d8e14f35ec48d1.jpg)
そしてこの文章は洋書の方にも同様に書かれていますので・・・信憑性は高いと思っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/89/d14a72cfb19d2ad23325228a8e8900a0.jpg)
ただ模型として作る場合にミッションの違いをどのように表現するのか・・・
ノーマルのシフトノブを使っても模型ですからミッションが違う事は再現出来ませんからね。
ここはちょっと違うミッションが付いていますよと表現する為に敢えてこのレース様のミッションに沿ったシフトパターンを作ってみた訳です、但し先日ご紹介頂いたサイトの写真ではロックは付いていなかったので却下しています。
本名OKミケーレ・アルボレートさんの様に気が付いてくれる人が多いと楽しいのですが・・・。
古いレースカーを作る場合出来ればその物の当時の写真が有ればベストなのです
しかしこれが意外と無いのです・・・有名な車なのにね〜。
この考察が絶対に正しいという事でない事を最初にお断りしておきます、あくまでも考察です。
実車はレースごとに変わったりも致しますし資料自体が間違っている事も十分考えられますからね。
日本に有ったフォードGT40の様に車体番号自体が入れ替わっているなどと言う事も有る世界であるという事をご理解頂きたいと思います。
そんな場合は車体番号を調べます
そして近い番号の同じ車の写真を探す事になるのです
今回制作しているのは14407と言う個体なのですが
洋書にりますとプロトタイプは12647でボディは若干のモデファイをされているかもしれませんがボディの素材はスチールと有りますから
ストリート仕様のままだったと考えられます
続いてアルミボディの量産レースカー(?)が作られたのが14407/14429/14437ですね
特に14407は1971年9月10日に完成し14437は一日前の1971年9月9日の完成と非常に近いのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/66/72d303928809050c3f3b18e3f61e54bf.jpg)
ですから14407の写真が無い場合14429か14437の画像を探したいのです・・・
この中で14437という個体に付いて私はちょっと記憶があったのです
この車ですが一時期日本に有りました
そう世界的に有名な松田コレクションに収蔵されていた事が有るのです
実はカーマガジンにも出ていましてねその時の写真がこちらです・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/e1/e8596009fc2af4c7bda0c51b8a14e345.jpg)
車体に取付けられているプレートには14437になっています
そしてこの車のシフトゲートは・・・ロックが左手前側にリバースのロックが有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2b/9bec393983a27b2ccd56d70cf3618849.jpg)
左側の文章を読みますとどうやら間違い無さそうですね・・・
但しシフトノブは標準の物をそのまま使ったらしくストリート用の様ですね
本文の中に14437と14407の初期のレース活動が書かれていますがほぼ同じレースを戦っている様なので仕様としては同じ仕様ではないかと考えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e4/bd83365508ec711b64d8e14f35ec48d1.jpg)
そしてこの文章は洋書の方にも同様に書かれていますので・・・信憑性は高いと思っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/89/d14a72cfb19d2ad23325228a8e8900a0.jpg)
ただ模型として作る場合にミッションの違いをどのように表現するのか・・・
ノーマルのシフトノブを使っても模型ですからミッションが違う事は再現出来ませんからね。
ここはちょっと違うミッションが付いていますよと表現する為に敢えてこのレース様のミッションに沿ったシフトパターンを作ってみた訳です、但し先日ご紹介頂いたサイトの写真ではロックは付いていなかったので却下しています。
本名OKミケーレ・アルボレートさんの様に気が付いてくれる人が多いと楽しいのですが・・・。
すでに組立終わってしまったようなので、何をいまさら、脇からゴチャゴチャと思われるかもしれませんが
とりあえず調べてみた!!ので、さらっと流してください。
14407 残念ながらわかりません。最近のインテリア写真すら見つかりません。
14429 当時の写真ではありません、比較的新しめの写真のようです。
こちら。http://www.ferraribyneillbruce.co.uk/Ferrari%20Road%20Cars%20365%20GTB%20&%20GTS4%20DaytonaUpdated%202017.pdf
現在はリバースロック機構は付いていないようです。
14437 渡部さん掲載の写真の通りですね。
このリバースロック機構ですが、左側ヒンジでパカパカ動くようです。ロック状態ではニュートラルの位置から左ゲート(ローとリバース)には
入らないみたいですね。レースで一度走り出したら、2~5速で十分という考え方なんでしょう?
ロック解除したときの写真がこちらです。
https://img.newatlas.com/montereyauctioncars2014-87.JPG?auto=format%2Ccompress&fit=max&h=670&q=60&w=1000&s=1e625d0ec9639824a1e91f19e98727f0
シリアルナンバーは不明です。スイッチ下にNARTって見えますけど。
ちなみにゲートプレートの貼り付け方向(エッチングの裏表とか)って、組立説明書に指示がありますか?
おしまい
14407は当時の写真はやっぱりないですね、モノクロの写真はいくつかありますがボディが写っていないので同じ車のものと断定できないのです。
14429は当時の特徴をよく残していますね。
ドアの内装も当時のままですね
14437は多分松田コレクション以降ですね
ミッションカバーというかセンターのカバーが外されています
ゲートロックはフェラーリ純正ではなく後付けと思っています
ドライバーの癖でどうしてもミスシフトをしてしまう場合に取り付けたのではないかと思います・・・なので私の作品にはゲートロックはつけませんでした
インストが現在手元にないので確認できませんが記憶ではこのゲートのエッチングは裏向きに使っています
つまり右側にリバースが来る様になっていたと記憶しています、もちろん現在のロードカーでは普通なのですがデイトナのストリートカーとも違っていましたのでこの部分はインストを無視しています(笑)