6月から7月にかけて、ウイルス性の「夏かぜ」が流行しています。この中には、ヘルパンギーナ(ノドと高熱)、手足口病、ウイルス性胃腸炎も含まれます。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)も一部の園や学校で流行しているようです。アデノウイルスなどの高熱が続くタイプや、咳がひどくなるタイプも一部でみられており、悪化している子もいるので注意が必要です。
☆ 中国で手足口病(EV71)により死者多数、日本でも流行拡大か?
この時期の「夏かぜ」は一般的には高熱が2日程度で、咳などの症状もひどくならないことが多いのですが、合併症として一般に熱性けいれんや髄膜炎を起こしやすいことが知られています。その中でも、今年流行しているエンテロウイルス71(EV71)という型は従来から重症化しやすいことが知られており、中国では6月末までに手足口病で500人以上の乳幼児が死亡しているとの情報です。日本国内でも西日本を中心に検出されており、重症化している子もいるようです。八戸では流行は明らかではありませんが、注意が必要です。
(院内報より)
☆ 中国で手足口病(EV71)により死者多数、日本でも流行拡大か?
この時期の「夏かぜ」は一般的には高熱が2日程度で、咳などの症状もひどくならないことが多いのですが、合併症として一般に熱性けいれんや髄膜炎を起こしやすいことが知られています。その中でも、今年流行しているエンテロウイルス71(EV71)という型は従来から重症化しやすいことが知られており、中国では6月末までに手足口病で500人以上の乳幼児が死亡しているとの情報です。日本国内でも西日本を中心に検出されており、重症化している子もいるようです。八戸では流行は明らかではありませんが、注意が必要です。
(院内報より)