協議上の無償提供であったにせよ、不可解な結果だから文書不存在は隠蔽。それだけに無償提供、そして私的利用が意図的(協議)であったことは明らか。
阿蘇くまもと空港における祟城大学に向けた県所有地(4918㎡)の無償提供(昭和62年~)の問題。
祟城大学は文徳高校と同じく君が淵学園の運営下にあるが、同学園には年間約8億円の公的補助金が実行され、また繁華街通り会から『市街地活性化』の上で壁だと、そうした批判も浮上している花畑キャンパスのように私学助成・共済事業団からの長期低利融資(同施設約5億円)など補助もある。
そして学校法人の土地、施設は固定資産税は対象外。だからというわけではないだろうが現在、同学園の所有する土地は7532万8336㎡と超広大。中には大学から3キロ程の距離にある駐車場、また半分は原野で20年以前から整地未完のグランドもある。
この非課税対象かが問われる学校用地の問題と、同学園に疑惑が抱かれているのが、同学園の理事長他4人が利益相反の形で役員している建設会社・秀拓の問題。
君が淵学園が発注する事業の約95%を元請けで受注し、その99%を同社よりも規模の大きい建設会社へ下請け発注。
学校法以前の教育者としての品位的問題であり、それが通用してきたことに空港での無償使用という県民不承諾の問題もあったのではないか…。