三分の一の議員が身の危険を感じて欠席するのはもちろん、町議長が防弾チョッキを着用して登壇するなんて他の自治議会では考えられないことだが、この筑豊地区を含み北九州は警察と暴力団とが睨み合いを続行中。2月13日には同警戒活動で派遣された大阪府警の巡査部長が、休憩中の同僚に拳銃を向けたとして懲戒処分(当日付けで依願退職)となるなど、長引く捜査と警備に警察側もストレス満杯といった状況。
ところで福岡県警は行橋市の会社役員二人を逮捕したが、その容疑が二年前の銃刀法違反(拳銃と実弾所持)。過去の拳銃所持を理由に逮捕したのには何かあると現場は伝えてきたが、その背景は航空自衛隊の築城基地にあるのではないか。
米軍の日本各地でのオスプレイ飛行訓練と合わせて、航空自衛隊のオスプレイ導入も始まるが、築城基地にオスプレイが来るとなれば、防衛省予算で基地の拡張工事が発注されるし、これに付随して各種補助金も交付される。その結果、利権を巡って激しい争奪戦が水面下で繰り広げられる。この前提で行われた県議補選と二人が何らかの繋がりはなかったか、捜査当局の目はそこにあるのではないか。
また福岡市天神で四日の深夜、乗用車が次々と車に衝突し、最後はガードレールに自ら激突して止まるという事故があった。運転していた男と助手席に乗っていた36歳の二人は救急車で病院に運ばれたが、その内の一人が脱法ハーブを吸引していたことが判明。同交通事故での負傷者は26歳から61歳までの十五人と報道は全国区となったが、その割には二人の氏名が発表されず、さては福岡県警の幹部か県議会議員のバカ息子ではないかと、そんな情報も流れた。
そんな中で、その事故車がイギリスの高級車であるレンジローバーイヴォーグであった線から運転していた男は、福岡では有名なフランス料理店の息子ではないかと、そんな話も出て来ているが、もう一人の36歳は…。