熊本レポート

文字の裏に事件あり

全ての偏差値20以上、倫理観レベル60以上の八代市民へ贈るお歳暮の嘘と真

2014-11-27 | ブログ
 12月に選定審査の結果が出る八代市環境センターの発注先について10月、「日立造船と西松建設」という噂に辿り着き、それに添えられた「米本・藤永・和久田」といった噂まで浮上して、これを紹介すると直ぐさま「名誉毀損・損害賠償請求」といった過敏なメッセージが返ってきた。 沖の鳥島での人身事故を棚上げにし、今回の入札参加をクリアした新日鉄住金、五洋建設は確かに不可解。だが、その首謀者は後援会の法被を着せて市長選の応援に出動させた人物と、取って付けたような理由まで添えられたら首を傾げるというか、そんな実力者なら次は大臣かと夢まで見てしまう。そして続いて「審査委員会との席で市長が『神戸製鋼』を支持する発言」と想定外の情報まで寄せられると最早、彼は普通なら愉快犯。そういう異常性格ではないとすると、彼は明らかに残った「日立」の支持者。それが、ここに来て一転して「告訴原告」を示唆する構えを見せたわけで、先述した経緯は何だったのか、というより「絶好の機会」と独り言以外は何もない。 そもそも焼却施設等の建設に基づく予算、補助金等を含めて同認可、所轄省は厚生労働省。厚生族といえば親父から譲り受けた某代議士。老人ホーム等の福祉行政もそうだが、環境施設等にも彼は精通した政治力学を発揮する。当然、同種コンサルタントには関係者を置き、審査委員会の主要メンバーとも親密な間柄にある。 振り返ってもらうと理解できると思うが、計画策定と基本設計の入札前に「談合ではないが落札社は事前決定」という情報が飛んだ。ところが、結果は意図的なのか自然的か想定外のF社が落札。しかし、この後が問題で、F社を外して入札を実行して不可解な設計管理者・アドバイザー席に意中のコンサルトを据えたのだ。審査委員会は別ページでも述べたように「セレモニー」という見解にあるが、コンサルタントはあっしー及びメッセンジャーとして手法上で極めて重要。こうして考えると、チェック能力もなく野党に属する議員に比べて、既得権の行使とはいっても仕事に向けた熱意は高く評価される。こうした点が手法上の条件整備。 手法、セレモニーにおける主導者ではあっても、実質的な政治行動、調整は事務所。82億円から98億円、そして128億円と予算の増額に努めたり、上記の手法で地元の調整に努めるのは同事務所の彼だ。 それでも自宅新築の予定があるらしく、不動産業者に「予算を増額させたのは俺」と、その見返り報酬でもあるかのように自慢話した市議が、先の事務所の主要人物と会って、その後で神戸製鋼サイドの人物から「敗北宣言」が出ると残ったのは一社で、これは指を折って知る幼児でも可能な発注先。噂と情報に基づく極めて常識的な想定だが、信じるか否かは市民の自由。そして某市議と某県議との関係だが、複数の業者が「県議の紹介で接触」と証言すると、個々の接触を説明するまでもなく親密な関係は明らか。「家の新築や選挙資金づくり、いや議席維持資金づくりで必至」 想定される流出金は億円という噂まで飛び込んで来るが、これも信じるか否かは別問題。愚痴だけで何ら成果の見えない無駄な議員らと比べると、汗をかいて成果を見せるという見解も確かに存在する。 己を利するは私、民を利するは公…政治家としての戒めを教える南洲翁遺訓の一文だが、未だ政治に既得権が噂されるのは事実で、その原資が市民の血と汗による税金であることも事実…。(詳細は近日発行の熊本レポート、速報くまもとに掲載)