熊本レポート

文字の裏に事件あり

これからのNTTと故松岡代議士事務所

2015-01-26 | ブログ

 NTT九州はこの秋、熊本市西区池田町に複合施設(工事費約11億円)を建設するが、同工事の発注に絡んで福岡県(11区)の武田良太代議士の名前が浮上。
 同代議士は全国大手ゼネコンなら熊本営業所長でも承知の人物で、建設業では特注の代議士。ちなみに郵政族とも称された野中広務元代議士が、自民党公認には後押しと語られる。
 この武田代議士がなぜに熊本の事業に介入して来るかと疑問になるが、同代議士を引っ張り出したのは故松岡代議士の元事務所関係者。
 現役職時代は活発な政治力学を発揮した元秘書だが、10億円規模のNTT事業において、しかも建築の発注先は同社関連の共立(建設)に内定という段階にあって、「求める意図とは何なのか?」ということになるが、想定されるのは「NTT九州による今後に続く事業」である。
 そこで「そういう意図での大塚企画(コンサルト)の送り込みか」 と、続きは質問サイドから返ってきたが、「故松岡事務所の関係者、大塚企画からの挨拶から始まるのか~」と同建設業者は肩を落として憂鬱な表情で続けた。
 民と民との営業プロセスだと理解はしても、彼らには気の重い受注競争になることは確か…。