「そりゃ、最初は地震かと飛び起きたよ。ガラス窓はガタガタ音を立てて揺れるし、それが毎晩」
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熊本市西区谷尾崎地域の住民が揃って語った。
「せめて昼間ならともかく、それが工期遅れなのか毎晩、真夜中」
工事案内の挨拶は現場周辺に徹底させたが(熊本市土木部道路整備課)、そこに漏れが生じたのか、その住民らは不満の言葉を止めることなく語った。
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熊本西環状線工事現場は、南区砂原町と北区下硯川町とを結ぶ延長12キロメートル。6ヵ所のインターチェンジから出入りを行う自動車専用道路で、都心部へ集中する自動車交通を分散させ、都市活動の活性化を図ろうとするのが目的。
施工代表の株式会社竹中土木(松本和豊九州支店長)に替わって、想定的に弁明すると、
「本州のトンネル工事によりドリルジャンボの掘削機は作業中で、大きな揺れまで経験の熊本市民なら発破の振動くらいは大丈夫と、そう勝手に判断」
というのは、どうだろうか。
「発注側の熊本市側から工期遅れが一番に問題と、厳しく言われており、そこで夜に発破作業となった。働き方改革というか、夜に発破させる作業員は、昼間に休養が必要で、また夜より昼間が安全な岩石の運搬作業となると、どうしても発破は夜となる」
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ほぼ70%は事実と想定するが、これとは異なり熊本市側に理由と、いう場合もある。
設計、作業仕様書での発破指示。
「巨大な岩石が多く、その硬度からダイヤモンドドリルには無理があると、そう判断しての発破作業」
そして続けて、
「2025年には時速80キロの熊本西環状線という高規格道路が開通して九州縦貫自動車道、熊本空港が西区住民にも、より近くなる」
だが熊本西環状線には、一部反対住民によるコース変更の経由がある。
果たして、竹中土木の代弁で理解を得られるかどうか…。