自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

超都心のお散歩

2021年10月09日 15時28分07秒 | ブログ

一昨日の夜の地震はビックリしました。
すわ、直下型か、東南海か・・・が頭をよぎってビビリましたが、幸い何も被害無く済みました。
揺れの激しかった地域の皆様はご無事でしょうか。
被害に遭われた方や帰宅困難で苦労された方々にもお見舞い申し上げます。

昨年末まではテレワークが増えたとは言え、一応都心(新宿と東京の中間)の勤め先まで通っていましたが、
今年に入ってからは自分の足で山手線の内側に入ったことは一度もありません。
(首都高をマイカーで素通りしたことが一度あるだけです)
ましてや日比谷や霞ヶ関なんていう「超都心」には10年以上足を踏み入れた記憶がありません。

そんな私が昨日(地震の翌日)は日比谷、霞ヶ関、新橋界隈を16000歩も散歩をしました。
カメラ片手に完全にお上りさん状態です。

11時過ぎに帝国劇場前から歩き始めました。
帝国劇場の隣に旧GHQ本部(現在は第一生命ビル)があります。
最初に行ったのは、皇居の二重橋です。あまりにも有名ですね。
皇居前広場と並んで、様々な日本の歴史の舞台として登場する場所です。
奥に見えているのが伏見櫓です。二重橋の前には野球場が3つ以上できそうな広大な砂利敷きの広場が拡がっています。
これだけの広場が何故必要なのか・・・大災害時には避難場所や仮設住宅の建築場所として活用できそうな気はします。
二重橋前から見た都心のパノラマです。
二重橋の前を左方向へ進むと桜田門があります。
1860年3月3日に井伊大老が水戸藩脱藩士に暗殺された「桜田門外の変」の舞台となったところです。
絵図の「外桜田門」の場所です。
この写真を撮るために立った場所あたりが暗殺現場だったようです。
桜田門を出て日比谷交差点の方へ戻り始めると、法務省の赤煉瓦が見えます。
勿論、今でも法務省の庁舎として使われています。
日比谷交差点を挟んで斜向かいにある日比谷公園へ行きました。
日比谷公園|公園へ行こう! (tokyo-park.or.jp)
日比谷公園 - Wikipedia

公園の中の池には白鷺が来ていました。
東京の都心は結構大規模な公園や緑地が多く、こういう野鳥を観ることもできます。
写真には撮れませんでしたが、川鵜も見掛けました。
花壇で見たナミアゲハとアオスジアゲハです。
丁度昼時になったので、日比谷公園のほぼ中央にあるレストラン「松本楼」で昼食を頂きました。
ここは1903年創業の老舗レストランでかなり有名なお店ですが、料理の内容やお値段はビックリするようなものではありません。
私はシェフズスペシャルというランチ1870円を頂きました。(昼食としてはかなり張り込んだ!)
霞ヶ関官庁街のお隣で、平日のランチタイムということで、結構混んでいました。
私の隣のテーブルには30歳くらいのサラリーマン風の3人連れが食事をしていましたが、その風貌とランチにこういう場所を選ぶ事から見て、霞ヶ関のキャリア官僚の卵かと思われました。(普通の若いサラリーマンならこんなところで昼飯は食わんよ・・・)
森のレストラン 日比谷松本楼 (matsumotoro.co.jp)
松本楼 - Wikipedia

昼食を終えて松本楼を出ると直ぐ隣に「首掛けイチョウ」の大木が聳えています。
、日比谷公園の設計者である本多静六が日比谷通りの拡幅工事に伴って伐採されようとしていたこの木を「私の首をかけよう」と強く主張して救ったのがその名の由来と言われています。
首かけイチョウ - Wikipedia
東京の玄関口の公園だけあって手入れは行き届いていて、園内には綺麗なバラ園もあります。
ちょっと驚いたのが、ルーパロマーナのレプリカがあった事です。
昭和13年にイタリアから東京市に寄贈された物です。
日独伊の枢軸同盟の遺産と言えるかも知れませんが、大切にされているようには見えず、かなり痛んでいる印象です。
キャピトリーヌ・ウルフ - ウィキペディア (wikipedia.org)
野外音楽堂を観たかったのですが、残念ながら閉鎖されていて観られませんでした。
日比谷公園を新橋方向に向けて出る出口の直ぐ脇に日比谷公会堂があります。
この公会堂の表側が市政会館になっていて繋がっています。
日比谷公園を出た後、15分程歩いてお目当てのタミヤファクトリー新橋店へ行きました。
ここではタップリ1時間以上物色し、店員さんとも相談の上、モーター付きのギアボックスとラック&ピニオンギアのキットを購入しました。
これの使い道は今の所、「内緒」です。😁
ついでにバイクやカーモデル用のパイピングケーブル0.5mmと0.8mmも購入しました。
タミヤファクトリーでお買い物をした後、再度日比谷方向へ戻り、霞ヶ関の官庁街へ向かいました。
この辺りは正しく日本の政治の中心地で、各省庁や国会議事堂などが集中しています。
当然警備も厳しくて、そこらじゅうに警察官が立って警備しています。
国会議事堂
丁度、岸田新総理が所信表明演説をやっていた筈です。
議事堂前の警備
代表的な省庁・・・
財務省
外務省(手前)と総務省(奥)
国交省
警視庁(TVドラマの相棒でよく出てきますね)
15:45頃、帝国劇場前に戻りました。
地下駐車場からマイカーを出して、渋滞の中を西に向かって走り、17:30に帰宅いたしました。
久々の超都心散歩で疲れました。
本日の歩行距離約10km、歩数は約16000歩でした。

何故、5時間も都心の真ん中を散歩したか・・・については、お察しかも知れませんが、取り敢えず伏せておきます。

<オマケ>

日比谷公園の入り口でテントを張って何やらやっていました。
最初は献血かと思ったのですが、例の大型バスが見当たらず、若い人が何やら言っているのでよく聞くと「東京都PCRモニタリング検査にご協力ください」って言ってます。
話を聞くと、簡易検査なので精度は若干落ちるがモニタリングの一環として行なっている新型コロナのPCR検査で、無料で直ぐに出来て5分で終るとの事なので、迷わずに受けました。
やり方は大きな綿棒を舌下に3分間入れて、それを試薬の入った試験管に入れて提出するというもので、スマホでの登録から検査終了まで確かに5分程度で終りました。
・・・で、早速、翌日にスマホのメールに結果が送信され、「陰性」でした。
簡易検査とは言え、陰性という結果で一安心です。

コメント (10)
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