2日目は最もハードスケジュールで盛りだくさんなので、朝7:30ホテル前のバスに集合です。
おかげで朝風呂に入る時間が取れませんでした。
2日目が高千穂峡、阿蘇などメインイベントなんですが、天気は生憎の小雨です。 おまけに山にはかなりガスが掛かっています。
あぁ、今までの旅はほとんど天気には恵まれていたのに、とうとう運が尽きたか・・・。
気を取り直して出発です。
まず、ホテルを出発して10分程で、本日最初の見学地「別府湯の里」です。
地下から噴出する温泉成分をカヤ葺きの室で採集するという仕掛けになっています。
このような室が沢山あって「湯の花」やその関連商品を製造しているという訳です。
次に向かったのが湯布院です。
湯布院の郷土博物館から徒歩5分程で「金鱗湖」という池があります。
色々な魚が住むこじんまりとした綺麗な池です。 スッポンも居ましたよ。
ここでも色々なところから湯けむりが昇っています。
1時間程、湯布院を散策した後、やまなみハイウェイを通って高千穂峡へ向かいますが、ご覧の通り、雨が降り続いています。
2日目のメインイベントのひとつ高千穂峡へ到着です。
雨は少し小降りになりましたが、まだ降っています。
到着後、直ぐに昼食です。 お弁当のような御膳で、一見貧相に見えるかもしれませんが、なかなかのボリュームで美味しかったですよ。
昼食後、ガイドさんの後ろにくっついて、ゾロゾロと渓谷へ降りていきます。
まず最初にこんな景色が目に飛び込んできて、「おぉーーー」って感じです。
暫く歩くとこんな景色にも出くわします。渓谷に掛かる新旧大小の三つの橋が一望できます。
中程まで来ると屏風岩があります。
途中で見かけたイモリ君です。 水がきれいだから住めるんでしょう。
そして、最後に、絵葉書などで有名な景色が登場です!
晴れていれば水面が綺麗なエメラッルドグリーンに見えるようですが、あいにくの天気でそこまでは望めませんでした。
次回、来る機会があれば、是非ともボートから眺めたいです。
渓谷散策を終わったところに「おのころ島」という池があって、なぜがチョウザメが居ました。 忙しいパックツアーなので、なぜチョウザメが居るのかを解明する時間はありませんでした。
高千穂峡のその他の風景です。
遊歩道を歩く人の列の大きさから全体のスケール感がお判りいただけると思います。
午後2時頃、高千穂峡を後にして、白川水源へと向かいました。
ここで雨が止みました。
小さな神社があって、その脇に名水の湧き出る池があり、そこで自由に名水を汲んで持ち帰ることができるという、言ってしまえばしれだけのところです。
私も持っていた空のペットボトル一杯に水を汲み、この日はこれを飲みながらのツアーになりました。
もの凄くまろやかな水で、美味しかったですよ。
さて、いよいよ、本日のメインイベントの阿蘇山です。
曇っていて、ガスが掛かっていますが、何とか活火山「中岳」のロープウェイに乗ることができました。
噴煙を上げる噴火口です。 写真では判り辛いですが、底の方にエメラルドグリーンの熱湯がかすかに見えます。
下(ロープウェイ登り口付近)から見た中岳です。
阿蘇の名物「深山霧島(ミヤマキリシマ)」が咲いていました。
今年は花が少ないそうです。
次は同じく阿蘇の「草千里」です。
ここまで来るとガスも取れて、少し晴れ間も出てきて、もう安心です。
凄く雄大で、気持ちの良い景色です。
虫の目線で見るとこんな感じです。
パノラマです。
放牧されている馬も見えます。 色々な色の馬がいます。
ところどころピンクに見えるのは深山霧島の花です。
これで2日目の全行程が終了です。 なかなかハードスケジュールでしたが、最後に天気が回復してくれたのが何よりでした。
この日は阿蘇赤湯温泉のグランヴィリオホテル(元、プリンスホテル)に宿泊です。
ホテルに夕食の一部です。 これに魚と肉のメインディッシュが一皿づつ付いたコースです。
格安ツアーにしては十二分な料理です。
お風呂は勿論温泉で、その名の通り鉄分と塩分の含まれた赤いお湯で、内風呂、露天風呂共に存分に楽しみました。(全部で3回入りました)