前回はキャノピーのマスキングが終わって、全体にサフを吹いたところで終わりでした。
続きです。
基本塗装に掛かります。 ハセのN型は下面がスカイブルー、上面がタンの無地なので簡単です。 スジ彫りに沿ってシャドウを吹いた後、下面→上面の順に単に吹いていくだけです。 上下面の境は練り消しを使ったマスキングで短いボケ足を出します。
オオタキのE型は英国空軍の北アフリカ迷彩(上面がダークアースとタンの迷彩、下面がエイザーブルー(藤色のような色))なので、ちょっと面倒ですが、こちらも練り消しのマスキングで塗り分けます。
基本塗装が終わった2機です。 こんな感じです。
次はいよいよデカール貼りですが、ここで問題が・・・。 E型の方は例のシャークマウスになるんですが、これがキット付属のデカールでは機首部分の複雑な局面にどうしても馴染みません。 更に胴体側面のラウンデルマークのデカールは同心円になっていなくて、使い物になりません。
仕方がないので、シャークマウスと胴体側面のラウンデルは塗装で仕上げることにしました。 根気よくマスキングを繰り返して、出来上がりはこんな感じです。 ラウンデルはちょっと中心がズレましたが、デカールよりはずっとマシです。
ハセの方はデカールの質も良いし、難しいところも無くスラスラと進みます。 但し、色々な注意書きのステンシルが一杯あって疲れました。
ここまで終わったところで、日本がデンマークに勝ちました! 決勝リーグ進出です!
基本塗装とデカール貼りが終わると、墨入れ(エナメル塗料)、ウェザリング、艶消しのクリアによる全体の艶の統一・・・と進みます。
これらの工程が一通り終わって、いよいよキャノピーマスキングの剥がしです。 一番ドキドキする瞬間です。 ・・・無事でした。 E型のパイロット君も久し振りの再会です。 お元気そうでなにより・・・。
あとは、脚や機銃などの小物パーツの組立て、取り付け、アンテナ線貼りなど、チマチマした作業が続きます。 もう一息です。
・・・で、そろそろ、次に手を付けるキットを考えていかないといけません。