自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

ファインモールド1/48 神風号完成

2024年11月03日 09時21分04秒 | プラモデル完成写真(空)

神風号、飯沼飛行士と塚越機関士のフィギュア(のつもり)も含めて完成しました。

【神風号について】出展:九七式司令部偵察機 - Wikipedia
1937年(昭和12年)5月12日にロンドンで行われるジョージ6世の戴冠式奉祝の名の元、朝日新聞社が亜欧連絡飛行として計画し、成功させた時の機体です。
1936年に初飛行した三菱の九七式司令部偵察機(キ-15)の試作2号機を朝日新聞社が陸軍から払い下げられた物で、空冷星型9気筒のハ8エンジンを積み、出力750hpという非力ながら最高時速480km/hという高性能機でした。
操縦席と機関士席の間に燃料タンクを増設しています。
乗員には飯沼正明操縦士と塚越賢爾機関士が選ばれ、機体愛称は公募50万通超の中から東久邇宮稔彦王によって「神風」が選ばれ、機体塗装のデザインは画家の山路真護が担当しました。

【亜欧連絡飛行】出展:九七式司令部偵察機 - Wikipedia
当時、日本とヨーロッパを結ぶ定期航空路はなく、航路開発を目的としてフランス航空省が行ったパリ~東京間100時間の懸賞飛行に挑戦したフランス人飛行家のアンドレ・ジャピーも失敗を繰り返していました。
また、東京からロンドンへの飛行は逆風であるため、更に困難が予想されました。
1937年(昭和12年)4月6日未明の2時12分4秒に立川飛行場を離陸、台北、ハノイ、ビエンチャン、カルカッタ、カラチ、バスラ、バグダッド、アテネ、ローマ、パリと着陸し、現地時間の4月9日午後、無事ロンドンに着陸しました。
立川離陸後、距離15,357kmを平均速度300km/h、計94時間17分56秒で飛行し、給油・仮眠をのぞく実飛行時間は、51時間19分23秒でした。
飯沼操縦士と塚越機関士はフランス政府からレジオンドヌール勲章を受勲しました。
<飯沼飛行士記念館>
長野県安曇野市に飯沼飛行士の生家を改築して作られた記念館があります。
飯沼飛行士記念館 | 施設紹介
私は昨年4月に安曇野方面を旅行した際にここへ立寄り、記念館を運営管理されている飯沼飛行士の実兄のお孫さんにあたられる方から1時間余り付きっきりで館内の案内とご説明をして頂きました。
マスク越しではありましたが飯沼飛行士とよく似た感じの方でした。
安曇野~長野一泊旅行 二日目 - 自己満足日記

【キット製作】
ファインモールド1/48で、最高レベルのパーツ精度と48として申し分のないディテールを満たした名キットです。
組み立てだけなら調整もパテの出番もなく2日程で済んでしまうと思います。
機体の組み立ては完全素組みです。
組み立てで余計な労力を使わなくて済む分、塗装に注力できる訳ですが、青と銀の塗り分けと、無塗装銀の表現がポイントになります。
青はインストの指定通りMr.カラー328番のブルーFS15050をそのまま使いました。
無塗装銀部分はMr.カラーのメッキシルバーネクストを使用しました。
塗装の順番は以下の通りです。
 全体のサフ吹き(Mr.カラー1500番グレーサフ)
  ↓
 キャノピーフレーム部分の機内色塗装
  ↓
 ブルー塗装(マスキング無しで大凡の範囲を塗装)
  ↓
 ブルーを残す部分と羽布張りの動翼部分をマスキング
  ↓
 銀塗装の下地としてグロスブラック(Mr.カラー2番)を全体に塗装
  ↓
 動翼部分のマスキング剥がし
  ↓
 メッキシルバーネクストを全体に塗装
  ↓
 ブルー部分のマスキング剥がし
  ↓
 デカール張り
  ↓
 全体にエナメルクリアー吹き(タミヤエナメルクリア)→完全乾燥
  ↓
 全体にラッカークリアー(Mr.カラースーパークリアⅢ)
  ↓
 キャノピーマスキング剥がし

それでは完成写真です。
向って右が飯沼飛行士のつもり、左が塚越機関士のつもりですが、全然似ていません。😅
ホントにフィギュアの下手さ加減には情けなくなります。
参考にしたのはこの写真です。


機体単独です。


飯沼飛行士記念館のパンフレットとの2ショットです。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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コードロンシムーン 3機同時完成

2024年11月01日 09時31分48秒 | プラモデル完成写真(空)

今日から11月、2024年も残り2ケ月となり、温暖化の中でもようやく秋めいてきました。
各地から紅葉の便りも届き、旅行に行きたい気分が高まっています。

遅くなりましたが、10月中旬に3機同時完成したエレール1/72のコードロン・シムーンの完成写真です。
3機のうち2機は新作ですが1機は2009年に作った完成品を今回塗り直した物です。
2機は製作期間18日、正味製作日数は7日間くらいです。
3機共通はピトー管と排気管を真鍮パイプに交換した事と各部のインテークを開口した事です。
新作2機にはジャンクパーツからフィギュアをスカウトして乗せ、客席を撤去して増装タンクをデッチアップしています。
その他は素組みです。
古いキットですが、翼の後縁など非常にシャープですし、モールドも綺麗です。
唯一の欠点は操縦席キャノピーと胴体の合わせが悪く、結構大きな段差ができてしまうことで、これの解消には結構手間が掛かります。

2008年にレベル1/48のスピリット・オブ・セントルイス号を作ったのがきっかけで始ったマイテーマ「昭和の冒険飛行家」の一環で、5~7機目になります。

では冒険飛行を行った年代順にご紹介します。

先ずは「星の王子様」でお馴染みのサン・テグジュペリです。
1935年(昭和10年)12月(35歳の時)、巨額の賞金を狙って機関士プレヴォと共にパリ~サイゴン間飛行時間の記録更新に挑戦しましたが、リビア砂漠に不時着し、数日間彷徨った末に遊牧民に救われて奇蹟的に生還を果たした時の機体です。
この体験が『星の王子さま』の基となったそうです。
尚、不時着の原因は諸説有り、定かではありません。
コードレターの「Y」はデカールが無かったので手書きです。

2番目はアンドレ・ジャピー機です。
1936年(昭和11年)11月にフランス航空省が航空機振興と長距離飛行路線の開拓を目的として行ったパリ~東京間100時間以内の懸賞競技に参加した時の機体です。
パリ~香港までは順調に飛行し、記録達成が有力視されましたが、香港を出発して東京を目指す途中で嵐に巻き込まれ、 佐賀県の脊振山に墜落しました。
左大腿骨骨折などの重傷を負いましたが、脊振村の村人たちに救助され、福岡九州帝国大学病院に搬送されて治療を受けて、無事に帰国しました。
この時の墜落機の方向舵だけが無傷で残り、日本航空協会が航空会館に展示しているそうです。
翌1937年4月に東京~ロンドン間94時間飛行を成功させた飯沼正明と塚越賢爾がフランスのジャビーの自宅を訪ねた際には、入院中の高度医療に感謝し、日欧横断に再挑戦したいと語ったが第二次大戦により実現しませんでした。
飯沼らの神風号の東京~ロンドン飛行についても、ジャビーが南ルートの飛行計画を支援しました。
コードレターの「XA」はデカールが無かったので胴体部分は手書き、主翼部分はジャンクデカールの流用です。
ジャピーは機関士無しの単独飛行だったので、フィギュアは1人しか乗せていません。

3機目はマルセル・ドレ機です。
1937年(昭和12年)5月にアンドレ・ジャピーと同じくパリ~東京間100時間以内の懸賞競技に挑戦し、ジャピー同様に上海までは順調でしたが、東京に向う途中、悪天候と燃料切れにより高知県高知市春野町の海岸に不時着して失敗しました。
機関士のフランソワ・ミケレッティと共に重傷を負うも、不時着現場の住民に救護され、2人共に回復し帰国しました。
春野町戸原海岸にはマルセル・ドレ機不時着の碑が建てられています。
フィギュアは2人乗せています。

最後に3機の集合写真です。

 

 

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エレール1/72 LEO451完成

2024年09月26日 18時15分00秒 | プラモデル完成写真(空)

6月30日から製作を開始したエレール1/72のLEO451が3ケ月近く掛かってようやく完成しました。

1/72なのでマイルールに従い飛行姿勢で作りました。
飛行姿勢で必須となる乗員のフィギュアがキットには付いていなかったので、ジャンクパーツから3人スカウトして、パイロット、爆撃手、後部銃手のそれぞれのポーズに改造しました。
飛行姿勢のお約束、プロペラ電動と翼端灯、着陸灯の電飾も組み込みました。
翼端灯はキットではモールドだけだったので、透明部分をカットしてクリアレジンで再現しました。
それ以外はほぼ素組みです。

更に今回の一番のトピックは中学時代以来約55年振り、プラモデルに出戻って初めての機体全体の筆塗りに挑戦しました。
箱絵や実機の写真を見ながらMr.カラーで出来るだけ近い色を調合して、リターダーを混ぜた薄め液で薄めた上で筆塗りしました。
筆は面相筆、ドライブラシ用筆、平筆を場所によって使い分けました。
3回重ね塗りしたところで、まだまだムラが残っていましたが、実機がかなり退色してムラになっているので、良しとしました。
墨入れと油彩のフィルタリングによって筆ムラが退色表現のような感じになって、まぁまぁ満足しています。

電動電飾の電源は展示スタンドの台座に組み込んで支柱を通して供給しています。
プロペラ電動と翼端灯、着陸灯の電源を別系統にしました。

昨年末から今年の前半にかけて色々な事があってプラモデルの製作がストップしていたので、これが今年初の完成品です。
出戻り後の通算203個目の完成になりました。

先ずは電動電飾OFF状態です。

電源ONです。



ちょっと悪戯してみました。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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ウィリアムズ1/53 ロッキードL10エレクトラ 完成

2023年11月29日 17時48分48秒 | プラモデル完成写真(空)

ノンストックの展示会で完成写真が遅れていましたが、ようやく撮れましたのでアップさせて頂きます。

<機体本体>
キットはパネルラインモールド無し、デタラメの卸し金のような凸リベットだったので全部削り落として、機体全面の筋彫りとリベット打ち。
主脚柱はキットパーツが使い物にならずスクラッチ、タイヤはジャンクパーツから流用。
コックピットはキットパーツをそのまま使い、シートベルトを追加。
機内の燃料タンクとナビゲータ席、天測器はスクラッチ。
ループアンテナ、アンテナ支柱もジャンクパーツから調達。
翼端灯はクリアレジンで表現。
エンジンは真鍮線でプッシュロッドを追加した以外はキットのまま。
コックピット乗降用のハッチを開口し、開状態で組み立て。
機体塗装はグロスブラック下地のメッキシルバーNEXT仕上げで、赤部分は塗装です。
機番のデカール張り後、エナメルクリアーを吹いて乾燥後、ラッカークリアで仕上げました。

<アメリアのフィギュア>
タミヤ1/48の日本海軍兵のフィギュアをベースに改造。
ご本人よりもかなり太目になってしまいましたが、何とか及第としました。
もう一体、アオシマのEF18についていた国鉄手旗手のフィギュアを改造してコックピットに立って手を振るフィギュアを作りましたが、余りにも出来が悪く不採用。
これはプライザーの女性フィギュアをベースに後日改めて作る事にします。

今年10個目、出戻り後201個目の完成です。
製作期間半年余り、正味製作日数は1ケ月くらいでしょうか。

先ずはアメリアとのツーショットから。

エレクトラ単体

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タミヤ1/72 ベルX-1 完成

2023年04月14日 15時49分13秒 | プラモデル完成写真(空)

今日は自宅から車で40分程の近場にある滝山城跡(都立滝山公園)へ行く予定でしたが、諸般の事情により延期いたしました。
後北条5代が甲斐武田氏への防御で甲斐との国境に沿って築いた主要な城のうち、八王子城と津久井城には既に登ったので、滝山城に登れば一応は制覇したことになるので、近いうちに行こうと思います。

さて・・・いつもの悪癖がまたまた再発してしまいまして、タミヤ1/72のX-1の基本塗装工程の写真を全く撮らないままに、完成させてしまいました。
ブログ読者の皆様に心からお詫び申し上げます。
気分が乗ってくると、ついつい作る方に夢中になってしまうというブロガーにあるまじき悪癖で、深く反省しております。
以後、このような事が無いように気を付けますので、今回は完成写真をご覧頂きたく、よろしくお願いいたします。

先ずは飛行姿勢の1号機初期型、有人超音速飛行を世界で最初に成し遂げた「グラマラスグレニム号」からです。
パイロットを乗せた以外は素組みです。
操縦したのはチャック・イェーガーで、グレニスというのは彼の奥様のお名前です。
この独特の胴体のデザインは、当時唯一の超音速飛翔体であったブローニングM2(12.7mm機銃)の弾丸の形を真似たそうです。
機体の色はMr.カラー4番のイエローと59番オレンジの混色をメインに、1番ホワイトと47番クリアレッドを少量混ぜて作りました。
マーキングは全てデカールです。

デジタル加工で支持棒を消した写真です。
次に地上姿勢で右半分がクリアパーツになった1号機のラストフライトのバージョンです。
鉛板製のシートベルトを追加した以外は素組みです。

両機共にウェザリングは全くせずに、軽く墨入れをしただけです。

2機の合同写真です。
展示台はタミヤの回転テーブルで、モーターで360度ゆっくりと回転します。
静岡合同展では、これの後ろに映画「ライトスタッフ」のポスターなどを立てて展示しようと思います。


これで今年4~5個目の完成、出戻り後の累計で195~196個目の完成です。
200個の大台まであと4個です。

 

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ホビークラフト イスパノメッサーHa1112 完成写真

2023年02月17日 16時05分29秒 | プラモデル完成写真(空)

ちょっとクドいんですが、一応完成写真をアップさせて頂きます。
既にコメントを頂いた皆様はコメント無用でお願いいたします。



記録写真風に加工してみました。

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フジミ1/72 グラマンE-2Cホークアイ 完成

2023年01月27日 07時52分27秒 | プラモデル完成写真(空)

2023年の1作目はフジミ1/72のグラマンE-2Cホークアイになりました。
かなり古いキットで、サークルの展示会で他の会員さんが放出したキットをゲットした物です。
デカールは劣化して全く使い物にならなかったので、ネットでたまたま定価より安く出ていた新品キットを見つけたので購入しました。
・・・なので、結果的にはネットで少し安目に新品購入したキットを作ったのと同じ事です。😁

キットはE-2Cの初期型の4枚プロペラの物で
マーキングは空母アメリカに搭載された「スクリュートップ」1種類だけしか付いていないので、素直にこれにしました。
サークルの今年のテーマが「映画・TV・小説に登場した物」なので、本当は映画ファイナルカウントダウンに出てきた空母ニミッツ搭載機のマーキングにしたかったのですが別売デカールが4300円(キットの倍)もするので諦めました。
古いキットなのでディテールは程々ですし、パーツ精度も現在のレベルからすると若干見劣りしますが、機体全面に非常に繊細な凸リベットがモールドされていて結構魅力的です。
キット付属のデカールは薄くて発色も良いのですが、予想よりも堅くて先述の凸リベットに馴染ませるのに苦労しました。
一部馴染ませ切れなくてシルバリングのようになっているところがあります。
機体周りで唯一手を加えたのはエンジンの排気口です。
キットはただの穴になっているだけですが、実機の写真を見ると僅かにノズルが覗いているように見えたので、プラパイプを薄く削って「なんちゃって排気口」をデッチアップしました。

1/72なのでマイルールに則って飛行姿勢+電動電飾で製作しました。
双発エンジンは4mm径のマイクロモーターで駆動、翼端灯と前照灯は胴体内部に仕込んだ6mm径の白色LED1個から光ファイバーを通して光らせました。
電源は展示台内部に単三電池3本4.5Vを仕込んでモーター2個とLED1個を駆動させています。
展示台はプラ板とプラパイプの組合わせで自作しました。
展示台と機体は3mm径ネオジム磁石2個とICソケットでジョイントし、ワンタッチで取り外し可能です。
制作前は背中のレーダーを回転させることも考えていたのですが、10秒で1回転まで減速させる小型のギアボックスが手に入らないのと、そもそもレドーム自体が回転するのかどうかも良く判らないので早々に諦めました。
機体はクレオス73番エアクラフトグレー(艶あり)で塗装しました。上下の塗り分けはありません。
プロペラ先端に警告帯はデカールが付いていましたが貼り辛いので塗装にしました。
翼前縁の艶消し黒も塗装です。
クレオスウェザリングカラーのマルチブラックで墨入れ後、半艶クリアーを全面に吹いて仕上げました。

製作期間は年末年始を挟んで凡そ1ケ月、正味の製作日数は10日程です。
出戻り後の通算192個目の完成です。

スイッチオン!!
・・・カラカラっていう情けない音がします。😭
部屋を暗くして撮ってみました。

最後にコックピット天窓のマスキングを剥がし忘れたまま写真を撮ってしまいました。😂😲
ご愛敬と言うことで大目に見て下さい。🙇‍♂️

 

 

 

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ドリームモデル72 F-5EタイガーⅡ 完成

2022年12月19日 09時56分41秒 | プラモデル完成写真(空)

所属サークルの展示会で他の会員さんから頂いたキット、ドリームモデル1/72のノースロップF-5EタイガーⅡが完成しました。
製作期間2週間半、正味製作日数は展示台含めて6日程度です。

フリーダムファオター、タロン、タイガーⅡなどF-5系は良いキットに恵まれていない気がしますが、ドリームモデルのこのキットは「アタリ」です。
実機のイメージを上手く捉えたシルエット、程よいモールドやディテール、驚くほどシャープな翼、胴体前後の合わせを除いてパーツの合いがが良いことなどほぼ100点満点のキットだと思います。
欠点を挙げるとすればパイロットフィギュアが付いていない事とお値段が高い(アマゾンで5000円以上します。)事くらいでしょうか。
デカールは6種類くらいのバリエーションから選べるようになっているのも嬉しいです。
TOPGUNに出てきた仮想敵機のマーキングもあります。

飛行姿勢にして、エンジン排気口をLED電飾しました。
LEDは3mm砲弾型の電球色です。
パイロットはハセガワの別売り「アメリカ空軍 パイロット & グランドクルー セット」から調達しました。
電源(単三2本)を仕込んだ展示台はWWⅡ用の木製では無く、現用機用のメタリックイメージの物をプラ板から自作しました。
機体とはICソケットとネオジム磁石でジョイントするようにしてあるので、72のジェット戦闘機に汎用的に使えます。
黄色と黒のストライプは塗装です。(付属デカールには含まれていません。)
塗装は、サフ(グレー1500番)→ピンク(黄色の下地)→黄色→マットブラック(防眩塗装部分)→グロスブラック→シルバーの順です。
シルバーは私の好きなクレオスSM01のスーパーファインシルバーです。
排気口周辺だけ、スーパーチタンと焼き鉄色を混ぜたもので筆塗りしています。

今回の大失敗は、キャノピー接着時に流し込み接着剤の量が多すぎたためにキャノピー内側に回り込んでしまい、一部曇ってしまったことです。
最後の最後でキャノピーのマスキングを剥がした所で気付き、思わずエェ~~と叫ぶ程の大ショックでしたが、後の祭りなので「気にしないこと」にしました。😁🤣

今年10個目の完成で、出戻り後通算191個目の完成です。(来年は200個を超えそう・・・)

それでは完成写真です。
白バックは晴天下の屋外撮影で、黒バックは屋内撮影です。

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グラマンF9F-2P パンサー 完成

2022年10月22日 09時03分10秒 | プラモデル完成写真(空)

トランペッター1/48のグラマンF9F-2Pパンサーの完成写真です。

10月12日に完成しましたが、グロスシーブルー仕上げなのでどうしても晴天下の屋外で写真撮りしたくてタイミングを待っていましたら、天候不順やら何やらで今日になってしまいました。

キットには爆弾やロケット弾などの武装が付いていますが、写真偵察機型で実機も武装を取り外していたようなので一切武装無しで作りました。
主翼は折り畳み状態でも作れるようになっており、フラップも別パーツになっていますし、キャノピーもスライドできるようになっていますが、パイロットフィギュアは付いていません。

空母から発艦する直前の状態を想定して作りたかったので、
・主翼は展開状態
・フラップは下げ状態
・キャノピーは固定せずスライド開閉可動
・ジャンクパーツからパイロットフィギュアを調達して搭乗
としました。
パイロットフィギュアは直立状態の物しか無かったので、手足を切り刻んで着座状態に改造して乗せました。
その他は全て素組みです。

塗装は全面グロスシーブルーのピカピカ仕上げにして、ウェザリングは一切行なっていません。
グロスクリアも全体に吹いた後は、セラミックコンパウンドで磨き、コーティングポリマーで仕上げました。

今年8個目の完成、出戻り後の累計で188個目の完成です。

 

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小惑星探査機はやぶさ 完成

2022年08月20日 08時33分14秒 | プラモデル完成写真(空)

アオシマ1/32 小惑星探査機「はやぶさ」が完成しました。
地球重力圏外にある小惑星イトカワの表面に着陸して岩石質微粒子を地球に持ち帰る事に世界で初めて成功した探査機です。
正しく偉業です。

アオシマのスペースクラフトシリーズのNo.1として発売された物で、この後H-Ⅱロケットや気象衛星ひまわりなど7キットが発売されています。
人間ドックと脳ドックのために新宿へ行ったときに時間つぶしで立ち寄った駿河屋でたまたま新品同様の中古で900円という定価の半分以下で売っているのを見つけてしまい衝動買いした物です。
キットの出来映えは半信半疑でしたが、作って見るとパチピタで作り易く、程よいディテール再現で気に入りました。
同シリーズの他のキットも作りたくなりました。(ガマンガマン・・・😒)

本体を覆う断熱材のサーマルブランケットをチョコレートの包装紙だった金色のアルミ箔を貼り込んで再現した以外は素組みです。
展示台座になっている「イトカワ」が小さくて軽いので、釣り用のオモリ2個を瞬着で固定して安定を良くしました。

製作期間は4日間で、正味の製作日数は3日です。
そのうちの半分はアルミ箔の貼込み作業です。
細部の塗り分けはシルバー、カッパー、ブラスなど5色を使って、全部筆塗りです。
今年6個目、通算186個目の完成です。

それでは完成写真です。


<オマケ> 

立秋を過ぎて、そろそろ秋の気配です。
空はもう秋ですね。
ドングリも実っています。
もう暫くすると栗拾いができそうです。

 

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