私が末席に加えさせて頂いているベテランモデラーさん達の有志クラブ「昭和ワンダバ模型倶楽部」がヨドバシカメラ横浜店6階のプラモデル売場のショーケースに作例を展示させて頂いています。
他のいくつかのクラブの皆さんとの合同です。
3ケ月サイクルで展示内容を入替えることになっているので、本日、入替を行なってきました。
5月~7月はレベル1/48のアポロ11号月面着陸船を展示していました。
今回は夏真っ盛りということで、海をテーマにした展示にしました。
一番下段が昭和ワンダバ模型倶楽部で、向って左半分が拙作です。
お仲間の素晴らしい作品。
0戦はやとさんのテンペストです。
神増太郎さんの作品です。
横浜西口のヨドバシカメラにお立ち寄りの際に覗いて頂けると嬉しいです。
次の入替は11月頭の予定です。
新型コロナの感染拡大が止まらず、重症者やお亡くなりになる方も急激に増加しはじめ、政府も自治体も何ら有効な対応が取れないまま、恐れていた医療崩壊が始りました。
更に新種のケンタウロス株の国内感染者(市中感染)も発生したとのことで、今後もまだまだ安心できない状況が続きそうです。
こんな状況の中で日々戦われている医療従事者の皆様やエッセンシャルワーカーの皆様には本当に感謝しか無いです。
これらの方々のご努力を無にしない為にも、私達一人一人が「罹らない、移さない」ための最大限の努力を続けるしかないです。
さて、辛い話はこのくらいにして、サンダーバード5号の制作の続きです。
・・・と、言いたいところなのですが、やっちまいました。😅😱
昨日、一昨日と調子に乗ってきたのを良いことに、作るのに夢中になってしまい、途中経過の写真を全く撮らないまま、5号の本体が完成してしまいました。
ブロガーにあるまじき失態で、フォロワーの皆様のご期待に沿えない事を心からお詫びいたします。
付属品の3号の制作が残っているので、完成ではありませんが、取り敢えず5号の本体だけは出来上がりです。
注目の4つのギミックの稼働状況ですが、結論から申しますと2勝1敗1引き分けです。
先ず本体の回転ですが、これが回ったり回らなかったりで気まぐれです。(引き分け)
上部のドームの電飾と下部のレーダーアンテナの回転はOKです。
上部の2つのアンテナの回転はNG(敗)です。
今更分解して原因究明→修理をする気にはなれないので、潔く結果を受け入れることにします。
動かすとガァーーという結構派手な音がします。
展示台は地球と月のどちらかを選べるようになっていますが、当然、地球を選びました。
海の部分はスカイブルーの吹付けですが、その他の陸地や雲は筆塗りです。
ダークグリーン、ダークアース、ミルキーホワイトなど6色くらいをドライブラシ用の筆で叩くように塗っていきました。
<オマケ> 最近の散歩から
セミが本格的に鳴き始めました。 写真はアブラゼミとニイニイゼミです。ちょっと珍しいクチバスズメという蛾です。
ショウリョウバッタの子供です。
完全に保護色ですが、どこに居るかお判りになりますか?
青いツユクサの直ぐ下です。
ジャコウアゲハです。
萩の花も咲き始めました。
コマツナギです。
ヤブマオ?でしょうか。
散歩道の途中で巨大な折れ枝(倒木?)に出会いました。
落雷か風か、ナラ枯れか??
風致林と歩道を区切る鉄製のフェンスがへし曲がっています。
ちょっと恐いですね。
<本日のBGM>
今日は朝一番が涼しいそよ風に吹く晴れで、早朝散歩が気持ちよかったです。
その後、9~11時頃が雷雨で土砂降り、午後からはドピーカンで猛暑という目まぐるしい天気でした。
午後からの晴れ間を利用してサンダーバード5号の船体の基本塗装を開始しました。
パテ埋めした隙間や段差のサンペ掛けが終り、概ね綺麗になったので、基本塗装に備えてマスキングを行ないました。
ギアBOXなどのギミックメカに塗料が掛からないように入念にマスキングを行ないました。
重力バランサーを取り付けるための丸穴部分はブルタックで塞ぎました。
マスキング漏れが無い事をチェックした後、全体にサフを吹きました。
Mr.カラーの1500番グレーサフです。
更に下地となる2番のグロスブラックを吹きました。
この上から8番のシルバーを吹くのですが、一部艶と色合いの違いを出したいのでグロスブラックの下地をカットしました。
写真で白く見えている所がサフのままの部分です。
この部分は輝度の低い、ちょっとグレーに近いような色合いになります。
今日はここで夕食の時間になりましたので、ここまでで終りです。
<オマケ> 今朝の散歩
朝6:30頃の空です。
丹沢山系が綺麗に見えていました。
秋には必ず登りたいです。
ツユクサです。
サルスベリが咲いていました。
ワルナスビが群生しています。
間違っているかも知れませんが、ノカンゾウでしょうか?
ヒメアカタテハとスジグロシロチョウです。
<本日のBGM>
新型コロナ第7波の感染爆発と医療逼迫を受けて、来週の日曜日に予定していたサークルの例会を中止しました。
政府も自治体も早く有効な手を打たないと、またもや死ななくて良い人が沢山亡くなる悲劇を繰り返しますよ・・・。
感染者数の増加よりも2~3週遅れで重症者や死亡者が増えるのは、今まで何度も繰り返していることで判りきったことですよね。
新型コロナの第7波の拡大が止まりません。
このままどこまで増えるのでしょうか?
病床使用率などの数値では一見余裕があるように見えますが、既に医療現場は相当逼迫しているそうですし、感染者の拡大から2~3週遅れて重症者が増えるので、今後医療崩壊が起こる可能性が高くなってきました。
またBA.5はBA.2と比べて肺炎になりやすいという研究結果もあるそうなので、益々心配になってきます。
とにかく危ないところには近付かないようにするしかありません。
来週月曜日は4回目のワクチン接種です。
その点、お家でプラモデル作りは何も心配が要らないので、我ながら良い道楽だと思います。
サンダーバード5号の続きです。
昨日は天気が良かったので布団干しと同時に、塗装を行ないました。
(昨晩はフカフカの布団でグッスリと眠れました😊)
重力バランサーを塗装しました。
ネット上にアップされている5号の動画や箱絵を見る限り、キットのインストの塗装指示が正しいように見えるので、指示通りMr.カラー10番のカッパーで塗装しました。
途中に付いてるリングはインストでは「黒」という指示になっていますが、ちょっと違うように見えるので28番の黒鉄色にしました。
試しに1ケ所だけ取り付けてみましたが、ピタリと収まります。
ついでに「THUNDERBIRD5」のデカールも貼りました。
その他の小物も塗装しました。
これ以外の部分は全て銀塗装になります。
問題の船体ですが、上下貼り合わせが終わって接着剤が乾燥しましたが、段差や隙間が盛大にできたので、ラッカーパテで埋めて乾燥後にスポンジヤスリで削り始めました。
かなり根気の要る作業です。 気長に進めます。(写真がピンボケですみません。)
<オマケ>
町田市の薬師池公園に「大賀蓮」(大賀一郎博士が発掘した縄文時代の蓮の種から発芽した蓮)を観に行ってきました。
例年なら8月に入ってから見頃になりますが、今年は既に見頃を迎えています。
水のあるところには必ずトンボが集まります。
コオニヤンマだと思います。
シオカラトンボです。
早くもショウジョウトンボも飛んでいました。
<本日のBGM>
九州・中国地方の大雨の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
関東地方もここ3日間ほど雨模様が続き局地的にゲリラ豪雨や竜巻が発生しています。
幸い自宅の周辺は普通の雨で特に被害や問題は無く過ごしています。
昨日などは少し晴れ間も出ましたが猛烈な蒸し暑さで日課の散歩に行けないのが残念です。
さて、そんな中でサンダーバード5号の続きです。
今日は午前中が曇りで午後から雨、相変わらず湿度が凄く高い状態(外はまるで風呂場です)が続いているので、塗装は無理です。
予め組み立ててあったギアBOXを船体に組み付けました。
写真ピンボケですみません。
船体上部のパーツを接着しました。
モーター1つとムギ球1つ、単三電池1本でこれだけ動いて(→の部分)点滅します。
凄いです!!
但しX点部分には盛大な隙間や段差ができていますので、この後、パテ埋めとひたすらヤスリ掛けが必要です。
仮組みしてみました。
形が見えてくると何だかワクワクしてきますね。
<本日のBGM>
サンダーバード5号の続きです。
今日は湿度は高いですが天気が良かったので塗装をしました。
3ケ月振りのエアブラシです。
先ずは全てのパーツにサフを吹きました。
Mr.カラーの1500番のグレーサフです。
サフ乾燥後に船体内側にフラットブラックを吹きました。
透け防止とクリアパーツや3号ドッキング用の穴から船内を見た時に可笑しくならないようにする為です。
今日はここまでです。
<オマケ> 最近の散歩から
何だか秋のような空です。
オニユリとヤマユリ、カサブランカです。
ヒマワリです。
合歓の花です。 夏ですねぇ。
ムクゲです。
ユウゲショウです。
ツキミソウです。
バッタも出てきました。
チゲタサシです。
ヒヨドリバナです。
戻り梅雨だ!豪雨だ!コロナ第7波だ!と言いながら何となく日々を過ごしているうちにあっと言う間に1週間が経ってしまいました。
世の中は相変わらず暗いニュースと心配事ばかりですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、特に事情があった訳ではないのに、何となくプラモデルを触る気がしない日々が続いていましたが、ようやく「プラモデル作りたいな・・・」という気分になってきたので、久々に作業台に向いました。
4月23日以来ストップしていたサンダーバード5号の製作再開です。
約3ケ月近くプラモデルを触らない日が続いたのは珍しい事です。
前回まででギアボックスの組み立てと仮組みまでが終わっていましたので、今回は船体の組み立てと言うことになるのですが、ここでひとつ難関があります。
前回の仮組みの写真の再登場ですが、青線で囲った「重力バランサー」という船体外周を取り巻く「輪」がひとつのパーツになっています。
これを船体の下部と中央部のパーツで挟み込む造りになっています。ところが、古いキットなので、この下部と中央部のパーツの合わせが酷く悪いのです。
盛大に段差と隙間ができますし、かなりズレもあります。
オマケにこの船体は「銀」で塗装しなければなりません。
つまり、インスト通りに組み立てたのでは、この段差や隙間の修正(整形)がほぼ不可能になってしまいます。
つまり、下部と中央部のパーツを先に接着して段差や隙間を整形してから、重力バランサーを取り付けるようにしなければなりません。
色々悩んだ結果、一体になっている重力バランサーを途中で切断して3分割することにしました。
下の写真が3分割後です。
船体の下部と中央部を接着し、大雑把にヤスリで削りました。
パーツのヒケも多いですし、段差や隙間も残っていますで、パテ埋めしてから再度サンディングしました。
かなり根気の要る作業でしたが、何とか見られるレベルになりました。
3分割した重力バランサーを仮組みしてみました。
大丈夫そうです。 ひとまず成功です。
今日はここまでです。
相変わらず外は雨です。
<オマケ>
最近の散歩から
合歓の花が咲き始めました。
ヤマトシジミ
我が家の盆栽に来たツバメシジミです。
ヒメアカタテハです。サツマノミダマシがミツバチを捕らえようと奮闘しましたが、残念ながら逃げられてしまいました。オカトラノオも咲き始めました。
コジュケイが至近距離に来ました。
新しい散歩道「多摩よこやまの道」を見つけました。
全部踏破すると12kmくらいになります。
スズメバチが居なくなったら全線踏破したいです。
昨日は平日で天気も良かったですし、猛暑日でもなかったので、久し振りに家内と一緒に日帰りドライブに行きました。
NHKの朝ドラを観てから出発。
行き先はお馴染みの富士五湖方面ですが、ガソリン代と高速料金を節約するために、往路は中央道(高速だと燃費が伸びる)、復路は国道413号線「道志道」(殆ど下りなので信号も無く、通行料金ゼロで燃費が伸びる)というケチケチドライブです。
往路は相模湖ICの手前で若干工事渋滞があっただけで、それ以外はスイスイでした。
7月1日から富士山が山開きしていますし、河口湖ICで降りたので、そのまま富士スバルラインに入って五合目まで登ることにしました。
スバルラインで五合目に登るのは実に12年振りですが、通行料金往復2100円は衝撃的な高さでした。😲
12年前はこんなに高かったのかどうか・・・憶えていませんが・・・😨。
下界から観ても中腹辺りに雲が掛かっているのが見えたのですが、案の定、三~四号目辺りに雲が掛かり、五合目は晴れていましたが、下界の景色は見えませんでした。
標高2305mの五合目は平日とは思えない人出と車でちょっとビックリしました。
登山者用の駐車場が8割程度、観光客用の駐車場が6割程度埋まっていました。
外国人観光客の受入れが再開されたためか、観光客と思しき外国人の姿も多かったです。
五合目から見上げた富士山です。
やっぱり富士山は雪を被っていた方が様になりますね。
小御嶽神社に参拝し、御朱印を頂きました。
ここでも外国人が参拝しているのが判ると思います。
既にお昼になっていたので昼食にしようかと思いましたが、混雑していましたし、特に美味しそうなメニューも無かったので食事は諦めて下山しました。
富士スバルラインを下りきった所に「富士山世界遺産センター」という施設があったので立ち寄ってみました。
駐車場代も入館料も無料というのが有り難いです。
富士山世界遺産センターホームページ (fujisan-whc.jp)
富士山に関する様々な情報が分かりやすく展示してあり、短編動画の上映などもあって、なかなか見応えがありました。
もうお腹がペコペコになっていたので、山中湖に向い、こちら方面に来ると必ず立ち寄る「キャビン」という山中湖畔のレストランで遅い昼食を頂きました。
レストラン レイクサイドキャビン - 山中湖観光情報 (yamanakako.info)
レイクサイドキャビン | Facebook
ここはピザやパスタなどのイタリアンを中心にしたカフェレストランで、とても落ち着いたお店でお値段もリーズナブルです。
この日もお天気が良かったので屋外のテラス席でランチです。
私はマルゲリータピザ、家内はハンバーグのランチでサラダ、スープ、コーヒー、ハンバーグはライス又はパンが付いて2人で2700円程でした。
テラス席は山中湖が一望できて、湖面からの涼風が気持ちよいです。
テラス席の直ぐ傍にアオサギが居ました。
山中湖に来ると必ず立ち寄る絶景ポイント「三国峠」にも行ってみましたが、残念ながら雲が掛かって富士山の絶景は観られませんでした。
既に3:30頃になっていたので帰路につきました。
帰路の道志道も渋滞ゼロでスイスイでした。
途中、道の駅「道志」に立ち寄り、名物の「おからドーナツ」(これが美味しいんです!)を買おうと思いましたが、売切れたのか、ありませんでした。
この道の駅の軒下にあるツバメの巣にはまだヒナが居ました。
今の時期、ヒナが揃って巣にいるのは先ずらしいですね。
17:10頃に無事帰宅。
ケチケチ作戦の結果は250kmを14リッターで走ったので、燃費は17.8km/L。
富士山五合目までの登りがあったことを考えれば、1.5Lの古いガソリン車としては大成功でしょう。
<オマケ>
中央道に入る手前の中古車屋さんに、1932年型と思しきフォードクーペが停まっていました。
ガレージの中にはレストア前とみられる錆だらけの同型のクーペがもう1台ありました。
最近「プラモデルの値段は一体どうなってるの? 高過ぎ!」というようなお声をよく聞きます。
余程のことが無い限り、新しいキットは買わないことに決めた私にとってはあまり関係ない事なのですが、プラモデルショップのサイトやSNSを見ていると確かに「高くなったなぁ」と感じますね。
そこで・・・
私がプラモデル少年になった10歳頃と比較し、自分なりに稚拙な考察をしてみました。
先ずはプラモデル以外の諸物価です。
【1965年】・・・57年前
ネットの情報によると、当時の主な物価は以下の通りで、私の記憶ともほぼ合致します。
大卒初任給(公務員)19.610円
牛乳20円、かけそば50円、ラーメン70円、喫茶店のコーヒー80円、銭湯28円、週刊誌50円、新聞購読料450円、映画館350円
【現在】
直近の諸物価高騰で更に多少上がっているかも知れませんが・・・
最近の10~20年間くらいはあまり上がらず、ほぼ横這いだったのでは無いかと思います。
大卒初任給22~3万円
牛乳1L200円位、かけそば500円位、ラーメン700円位、カフェのコーヒー250~400円位、銭湯480円、週刊誌500円位、新聞購読料4400円位、映画館1800円
大雑把に見て現在は57年前の5~10倍といったところでしょうか。
じゃぁ・・・プラモデルの価格はどうでしょう。
ネットで調べてもデータや資料が見つからないので、私の記憶を頼りにさせていただくしかありません。
【1965年頃】・・・57年くらい前、私が10歳くらいの頃
レベルの1/72ファイターシリーズが100円で買えたことははっきりと憶えています。
モノグラムやレベルの1/48や1/32の大型キットが2000円くらいだったと思います。
小・中学生が駄菓子屋や学校の帰り道の買い食いを少し我慢して小遣いを貯めて買えるのが1/72の単発機で、年に一度、お年玉をかき集めて買えるのが大型キットという感じでした。
【現在】
1/72のレシプロ単発機を例にすると(アリイなど一部の古いキットを除けば)国産のタミヤやハセガワなどで1000~2000円位。
外国メーカーの輸入物だと2000~5000円位ですが、それ以上の値段のキットも珍しくはありません。
1/48や1/32なら(オオタキなど一部の古いキットを除けば)国産の物で3000~5000円、外国メーカー物なら5000~1万円が普通で、1万円超えも珍しくありません。
双発機や4発機になると最低でも5000円、外国メーカーなら1万円~2万円台が普通です。
※外国メーカーでもアカデミーやエアフィックスは比較的安いと思いますが。
57年前と現在とではキットの内容・レベルが全然違うので単純比較はできないと思いますが、
大凡10~50倍くらいになっているようです。
今回は飛行機キットでの比較ですが、AFVや艦船物などはもっと高騰している物もあるようです。
他の諸物価と比較して、プラモデルの値段が飛び抜けて高騰しているのは事実のようです。
最近の原油やエネルギーの高騰、それに伴う輸送費等の高騰も当然一因だと思いますし、外国メーカーについては円安も原因だと思いますが、それはこの1~2年のことで、これだけが原因では無さそうですね。
ここから先は私の勝手な分析・推測ですので、悪しからず・・・。
プラモデルの価格がどのようなカーブで高騰してきたのかは判りませんが、最近の10年くらいで加速度的に上がってきたような印象があります。
<要因1>
プラモデルファンの年齢層の変化
40~50年前も勿論大人のファンは居ましたが、やはりメインは子供(小中学生)ではなかったかと思います。
従って子供がお小遣いで買える範囲の値段が中心で、大人相手は大型キットや外国メーカーだけだった。
しかし、
1980年代になってコンピュータゲームの普及と共に子供がプラモデル離れし、ファン層が大人にシフトしてきた。
これとプラモデルメーカーの技術向上、品質(ディテールなど)向上がリンクしてジワジワと価格が上がった。
<要因2>
プラモデル業界・市場とモデラーの変化
プラモデルの製造技術向上による精密化・大型化の加速、簡易インジェクションなどの中小規模メーカーの増加(海外)と2000年代に入ってからのプラモデル市場自体の縮小(少量多品種生産)等の要因が重なって価格が上昇。(少子化も一因かも知れません)
プラモデル市場自体の縮小はプラモデルの精密化と他のホビーの多様化、モデラーの製作技術の高度化によって、プラモデルがどんどんマニアックなホビーになっていたことが要因ではないかと推測します。
<要因3>
外部要因
原油価格上昇によるプラモデルや塗料などのケミカル材の価格上昇。
<要因4>
市場の不健全化
ネット上での個人売買の増加と少量多品種生産による「レア物」「プレミアム価格」「転売」などが加速し、プラモデル市場全体が不健全化し、新品価格にも影響した。
一部では流通段階での意図的な価格引き上げもあるように聞いています。(真偽は不明)
こんな中でバンダイのメカコレやビークルモデルシリーズ、アリイ1/32のカーモデルシリーズ、タミヤ48のMMシリーズや72のウォーバードコレクションなんかは貴重です。
精密で作り応え満点のキットも重要ですが、子供や初心者でもサッと作れて綺麗に仕上がるキットが先ずは大切ですね。
つまらない独り言にお付き合い頂き、ありがとうございました。
グダグダ言ってないで、早くプラモ作りなさい😤 ・・・ ハイッ🙄
本日公開開始の映画「ELVIS」、朝一番で観てきました。
映画『エルヴィス』オフィシャルサイト (warnerbros.co.jp)
言わずと知れたエルヴィス・プレスリーの少年時代から亡くなるまでを実話に基づいて描いた作品です。
主人公エルヴィスを映画初主演の若手オースティン・バトラーが、マネージャーのトム・パーカー大佐をベテランのトム・ハンクスが演じています。
ネタバレはいけないのでストーリーなどの詳細は書けませんが、数あるミュージシャン伝記映画の中でも間違いなくピカイチの作品です。
ブルーズやロックンロールが好き、エルヴィスが好き、50年代が好きという方だけではなく、純粋に映画がお好きな方にもお薦め度★★★★★です❗❗
私の個人的な感想としては、60~70年代のアメリカンニューシネマを彷彿とさせる造りだと感じました。
エルヴィス以外にも同時代の色々なミュージシャンが登場するのも面白いです。
本題からは外れますが、時代が1940年代~70年代に流れて行くにつれて、登場する車やファッションなどが克明に変わっていくのも見所のひとつです。
マネージャーの回想録(証言?)のような形で進行していくのもちょっと意外でした。