カーゴトラックに続いて、二次大戦の米国陸軍の代表的な軍用車両であるウィリスジープの製作を開始します。
ハリウッドの戦争映画には必ずと言って良いくらい登場頻度が高いですね。
キットはハセガワの1/48で、流石に「飛行機のハセガワ」だけあって、ジープも航空基地で爆撃機や戦闘機を誘導する「フォローミージープ」です。
普通は後部には座席があったり、ブローニング機銃が据えられていたりしますが、フォローミージープの場合は後部座席のスペースに無線機が据えられていて、これで爆撃機や戦闘機、管制塔と通信をしていたようです。
また、ボディー後部には「FOLLOW ME」と大書されたプレートが付いています。
爆撃機や戦闘機のコックピットに対して「ついてこい」という意味でしょう。
いつも通り箱絵からです。
「絵」ではなく、キットの完成写真が印刷されていて、インストの塗装説明の一部の機能を果たしています。
手抜きですが、これはこれで利用価値があります。
箱絵は、目立つように赤白のチェッカー模様の作例になっていますが、今回の製作はオリーブドラブ一色で行きます。
理由は、
・赤白のチェッカー模様はアメリカ本土の仕様で実戦部隊ではないこと。
・英国本土に展開した主力の第8空軍の基地ではオリーブドラブ一色だったこと。
のふたつです。
パーツ群です。
1/48にしては珍しく、ボンネット内部のエンジンまで再現されていて、パーツ数はやや多目です。
バリはほとんどありません。
では、早速インストに従ってシャシーの組み立てから始めます。
完成後の強度を考えて、ある程度組み立ててから塗装に掛かります。
シャシーについても、塗装前にここまで組み立ててしまいます。
これでパーツ数7点です。
10円硬貨との比較でお判りの通り、完全に手のひらサイズのミニカーです。
ボディの主要部分も先に組み立てます。