我が家には狭いながらも一応庭があります。
畳にすると6~8畳程でしょうか。
18年程前に住み始めた当時は庭木も小さくて、芝生も綺麗だったのですが、段々と庭木が成長するにつれて芝生の陽当たりが悪くなり、苔が生えたり踏み固められたりで、徐々に芝生が無くなってきました。
雨が降ると水たまりが出来たり泥濘んだりしてみっともない状態になっていました。
この2~3年で大きくなりすぎた木を伐採して陽当たりが復活すると、無くなり掛けていた芝生が僅かに再生し始めました。
このまま放っておいても10年以上経てば元の芝生が復活するかも知れませんが、それでは家主が先に逝ってしまうかも知れないので、思い切って新しく貼替えることにしました。
植木屋さんにお願いするほどの余裕も無いので、勿論DIYです。
芝生の張り替えは3~5月が適期でホームセンターでも3月頃から芝生や目土を売り始めますので、3月上旬に「先ずは試しに」ということで芝生2束(1束8枚で398円)と目土1袋を購入し、1畳くらいの面積に貼ってみました。
これだけでもかなりの重労働でしたが、何とか貼り終えて毎日水やりをして様子を見ていると2週間後くらいから青い新芽が出てきました。
「これは行けそうだ」という確信が持てたので、庭全体をどうするかという計画を改めて立てました。
庭の半分には色々な植木が地植えになっていて、その下は半日陰になるので芝を植えても生育しないと思われますので、芝生を貼るのは半分だけにして、残り半分はレンガで囲って花壇にすることにしました。
3月末頃から作業を始めました。
先ずは踏み固められた土を掘り起こして耕します。
この時に伐採した木の根っこの残りや石も除去しますが、これが大変な重労働で筋肉痛の連続でした。
15年間、殆どノーメンテナンスだったツケを思い知らされました。
耕した後の土を目分量で平らに均します。
その上に芝生用の培養土を厚さ2cm程に敷き詰めます。
その後、いよいよ芝生を貼っていきます。
芝生の貼り方には色々ありますが、早く拡がることを期待して隙間無く敷き詰める方法を取りました。
最初に買った2束に6束買い足して、全部で8束、64枚の芝生を貼りました。
最後に目土を満遍なく敷いてお終いです。
花壇との境目は使っていないレンガが沢山あったので、これを活用しました。
モルタルでの固定は行なわず、ただ土に半分埋めてあるだけですから、後で変えたくなればいくらでも融通は効きます。
お試し作業開始から約1ケ月余り、本格的な作業開始から約2週間余りでの完了です。
総費用は目土や培養土も入れて5000円程です。
運動不足の防止にもなりましたが、サンダーバード5号の製作がちょっとストップしました。😅
これからは花壇に花を植える楽しみができます。
家内が色々と考えているようです。
お盆の頃には芝生も定着して隙間もなくなると思います。
新しくできた花壇スペースです。
既に紫蘭やカキツバタ、ホトトギスなどの新芽が出てきています。
<本日のBGM>
新緑(若葉)の頃と言えばこれしかありません。