潜水艦が完成したので、飛行機に戻ります。
48のドントレス2機(アキュレイトとハセガワ)の同時制作と並行して、1/72のB-17を2機同時に進めます。(大丈夫かいな??、他にも作りかけが山のようにありますけど・・・)
1機はアカデミーのキットで前期のF型、かの有名な「メンフィスベル号」です。
アカデミーは1/72で初期のB型からG型を改造した救難機まで、ほぼ全型ラインナップさせていて貴重なシリーズになっていますが、ちょっと古い時期のキットなので、どれもディテールなどはごくあっさりしていて、今の水準からすれば完全に物足りません。
但し、その分部品点数も少なく、カッチリとした組み立てやすい良キットですし、全体のシルエットなどの雰囲気もいいです。
ハセガワの1/72とちょっと似ていますので、元はコピーキットかも知れません。
ちなみにパーツはたったのこれだけです。黒っぽいパーツは他の型用で使わないパーツなので、実質的には本当に少ないです。
もうひとつはレベルの新作のG型です。
こちらは、1/48かと思う程のパーツ数とディテールで1/72のB-17の決定版キットです。 素組みで十分という感じです。早くF型を出し欲しいものです。
アカデミーと比べてパーツ数の多さがお判りいただけると思います。
まずは、アカデミーから取り掛かります。
この頃のF型は胴体左右と通信室の銃座はガラスを取り払って開放されているので、この部分の機内がよく見えてしまいます。
ところがこのキットは爆撃手席、コックピット、爆弾倉は最低限の造りこみがされていますが、通信手席とそれより後ろは何ぁ~にもない空っぽ状態なので、手を加えざるを得ません。
レベルのキットを参考に爆弾倉から後ろの胴体後半部分の機内のリブを0.5mmプラ棒で追加しました。 リブの間隔や本数は適当に間引きしています。
写真は上がアカデミーで、下がレベルです。
0.5mmのプラ棒では明らかに太すぎますが、完成後はちょうど良い感じになると思います。
これに合わせてプラ板で通信室と後部の銃手スペースの床を追加します。
四角く抜けている部分は下部回転銃座のスペースです。
通信室の無線機、机、椅子はこれからプラ板でスクラッチします。
ここまでやっておけば、機内もそこそこ鑑賞に耐えられるようになると思います。
爆撃手席やコックピットも少し物足りませんが、やり始めるとキリが無くなるので、シートベルトの追加くらいにしておくつもりです。
機外ではスーパーチャージャーの排気口が完全に塞がっていましたので、ピンバイスで開口しました。
主脚の格納庫内も空っぽなのですが、ここは裏返さない限り見えないで、素組みにし、ブレーキパイプだけ追加することにします。