自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

エイリアン ロムルス 観てきました

2024年09月07日 17時34分41秒 | 映画

1979年(私が社会人になった年)に1作目が公開されたエイリアンシリーズの7作目、「ロムルス」を観てきました。
映画『エイリアン:ロムルス』公式サイト|20世紀スタジオ公式 (20thcenturystudios.jp)

今回の作品は2122年を舞台にした1作目「エイリアン」の20年後の2142年を舞台にしています。
「エイリアン2」が2179年を舞台にしていますから「エイリアン」と「エイリアン2」のほぼ中間という事になります。
プロデュースが1作目のリドリー・スコットということでかなり期待して観に行きましたが、期待を裏切らない出来映えの作品でした。
ネタバレになるといけないので詳しい事は書けませんが、1作目と似たような流れの作品で、特にクライマックスの部分はとてもよく似ています。
ロムルス(舞台となる漂流宇宙ステーションの名前)の意味は作品を観ているうちに判ってきます。
狼に育てられ、古代ローマを建国したと言われるロムルス兄弟のことです。
お約束のお化け屋敷脱出劇は勿論健在です。
あぁ~~これ以上は書けません・・😨😱

エイリアンが好きな方、シリーズで観て居られる方にはお薦め★★★★★
エイリアンは観たことが無い、あまり興味が無いという方にはお薦めしません。

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映画「 FLY ME TO THE MOON」観てきました

2024年07月26日 20時51分53秒 | 映画

1969年のアポロ11号による人類初の月面着陸について根強く残る捏造疑惑を題材に、ちょっとユーモラスに描いたフィクション映画です。
映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ (flymetothemoon.jp)

主演はスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムのダブル主演です。

アポロ1号の惨事が全編に背景となっていますが、あまり肩肘張らずに楽しめる娯楽作品に仕上がっています。
60年代のファッションや車、音楽が再現されているのも楽しめます。
「アポロ11号の真相はどうだったのか・・」なんていう難しい問題を真剣に追求するような映画ではありませんので、そのつもりで観て下さい。

お薦め度★★★

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映画「フェラーリ」観てきました

2024年07月10日 09時31分30秒 | 映画

TVでもCMをやっている映画「フェラーリ」を観てきました。
映画『フェラーリ』公式サイト|7月5日(金)全国公開 (ferrari-movie.jp)

監督は「アビエイター」や「フォードVSフェラーリ」などを手掛けたマイケル・マン、主演はスター・ウォーズでカイロ・レン役を演じたアダム・ドライバー、共演はパイレーツ・オブ・カリビアンにも出ていたペネロペ・クルスといった面々です。
この布陣を見てお解りの通り、完全なアメリカ映画なので、イタリアを舞台にイタリア人を描いた映画にも関わらず全編英語なのが一番残念なところです。

ネタバレになってはいけませんのでストーリーは書けませんがフェラーリ創業者であるエンツォ・フェラーリの1950年代の苦悩の時期を描いた内容です。
勿論、往年のフェラーリの名車が実車で沢山登場しますし、レースシーンもなかなかの迫力で見応え十分ですが、映画全体としては★★★くらいでしょうか。
ある短い期間にスポットをあててエンツォ・フェラーリの人生ドラマを象徴的に描こうとしたのは判るような気もするのですが・・・。
これもネタバレになるといけませんので詳しくは書けませんが、映画終盤で「ここまで生々しく描く必要あるのかな?」と思うシーンが出てくるのもちょっと疑問を感じました。
私も含めてクラシックレースやフェラーリが好きな方にはお薦めですが、それ以外の方には特にお薦めという程ではないです。
因みにド平日の朝一番の上映ということもあってか、370人以上入る大きな上映室で観客は10人以下でした。😲

この後もちょっと観てみたい映画が結構あります。

7月:フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(アポロ11号の月面着陸フェイク疑惑を題材にした映画)
9月:エイリアン最新作「ロムルス」(リドリー・スコット制作!)
   ティム・バートン最新作「ビートルジュース ビートルジュース」  等など

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映画「ナポレオン」観てきました

2023年12月01日 19時55分21秒 | 映画

多分、これが今年最後の映画になると思いますが、
リドリー・スコット監督の映画「ナポレオン」を公開初日に観てきました。
映画『ナポレオン』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ (napoleon-movie.jp)

ネタバレ防止のためストーリーは書けませんが、19世紀のフランスの英雄であり皇帝まで上り詰めたナポレオン・ボナパルトの生涯(子供の頃は除く)を2時間半にギュっと詰め込んだ大河ドラマ風の映画です。
非常に密度の濃い映画で、画面から目が離せません。
一介の兵士から皇帝まで上り詰め、あっという間に転落したジェットコースターのような人生が、得も言われぬ空しさを感じさせます。
豊臣秀吉やヒトラー、ちょっとスケールが違いすぎますが田中角栄なんかを連想させます。
リドリー・スコットらしさも出ています。
フランス革命やロベス・ピエールの恐怖政治なんかもサラッとですがちゃんと描かれています。
歴史スペクタクルが好きな方やリドリー・スコット好きの方にはお薦めの映画です。★★★★★

12月1日は「映画の日」ということで、一人1000円で観られたのも嬉しかったです。
(お陰で若干混んでました)

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ゴジラ-1.0

2023年11月23日 07時53分23秒 | 映画

今、話題沸騰の映画「ゴジラ-1.0」を観てきました。
本当はもっと早く観たかったのですが、展示会があったので延び延びになっていました。
映画『ゴジラ-1.0』公式サイト (toho.co.jp)

ネタバレになるのでストーリーなどの書くわけにはいきませんが、テンポ良く、見応えのある映画です。
細かいことを言えば「なんかちょっと変だぞ」とか「えぇ??」という所もありますが、この映画についてはそういう所は気にしちゃいけないのだと思います。
終戦直後の焼け野が原の日本で戦争を引き摺って生きる生き残った日本人の苦悩と政治の貧困さがテーマになっているようにも思えます。

大戦中の旧日本軍の兵器に興味のある方や好きな方にはそちらのお楽しみもあります。
肝心のゴジラは歴代の中でも凄味と迫力は弩級だと思います。
CGを多用した特撮も不自然さが無くてGood❗❗です。
俳優陣の演技については私個人としては特筆すべき物はなかった(普通)と思います。

ゴジラ好き、旧日本軍の兵器好きの方にはお薦め度★★★★★
そうではない映画好きの方にはお薦め度★★★
映画館に足を運ぶ価値は十分にあると思います。

ラストシーンはお約束通りです・・

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映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」観てきました

2023年11月09日 17時06分39秒 | 映画

久々に見応えのある長編映画を観させて頂きました。

マーチン・スコセッシ監督、レオナルド・デカプリオ主演、ロバート・デ・ニーロ/リリー・グラッドストーン共演、音楽は今年の8月に亡くなられたロビー・ロバートソン(元ザ・バンドのギタリスト)という布陣で製作された映画です。
上映時間が206分という長編作品です。
映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』公式サイト (kotfm-movie.jp)

ネタバレになるので詳しいストーリーは書けませんが、1920年代のアメリカのオクラホマ州が舞台です。
居留地に強制移住させられた先住民(インデアン)のオーセージ族の居住地で石油が出たことで裕福になったオーセージ族の利権を横取りしようと画策する白人が引き起こす連続殺人を描いた作品です。
206分という長編で特に派手なアクションもありませんが、全く退屈することなく最後まで堪能できました。
白人にとって石油の利権で儲けるためには先住民の命などどうでも良いという考え方やそれに対する連邦政府(後のFBIが登場します)の姿勢がよく判る映画で、観ていて少しやり切れない気分になるちょっと重い映画ですが、お薦めです。
デ・ニーロとデカプリオの演技、脇を固める俳優陣の演技も見応え十分です。

お薦め度★★★★★

もうひとつ上映中の「ゴジラ-1.0」と「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」も観てみたい映画です。

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Creedence Clearwater Revival "Travelin Band" 観てきました

2023年10月25日 17時49分08秒 | 映画

拙ブログフォロワーのhisotaさんから「CCRのライブ映画が最近上映されているそうです」という情報を頂いたので、早速ネットで調べて、観てきました❗❗

CCR絶頂期の1970年に行なわれた欧州ツアーの中で4月14日にロンドンのロイヤルアルバートホールで行なわれたライヴ映像とそこに至るまでのCCRの歩みをコンパクトにまとめたドキュメンタリー映画です。
映画「クリーデンス クリアウォーター リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド」公式サイト (onlyhearts.co.jp)

約90分の上映時間のうち、前半の30分弱は前身のブルーベルベッツ時代からCCR結成に至るプロセスやCCRとしてブレイクしていく様子をメンバーのインタビューなどを交えてドキュメンタリー風に描いていきます。
そして後半の約1時間は1970年4月14日のロイヤルアルバートホールライヴをノーカットで全部観せてくれます。
50年以上前なので流石に画質は若干荒いものの、音はかなり良くて、ライヴを観ているかのような気持ちになります。

CCRが一番良かった時期のベストパフォーマンスなので、本当に素晴らしいです。
私が中学時代に大阪で観たトム・フォガティ脱退後の3人編成のCCRよりも全然良いです。
トムのリズムギターがどれだけ重要だったかが良く判ります。
感動の余り、観ながら涙が出そうになりました。😭
それにしても、やっぱりCCRは凄いです❗❗❗😊
これを観てしまうとその後に続いた色々なアメリカンバンドが全て軽く感じられてしまいます。
やはり孤高のバンドです。

hisotaさん、貴重な情報を本当にありがとうございました。🙇‍♂️

CCRファンには絶対にお薦めの映画です。

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「インディジョーンズと運命のダイヤル」観てきました

2023年07月01日 09時18分45秒 | 映画

全世界同時で昨日から公開の始ったインディジョーンズシリーズ最終作「インディジョーンズと運命のダイヤル」を公開初日の11:00からの初回上映で観てきました。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル|映画|ディズニー公式 (disney.co.jp)

混雑を覚悟していましたが、平日の初回ということでお客さんは50人程だったでしょうか。
拍子抜けするくらいに空いていました。
1作目「失われたアーク」の公開から42年、前作「クリスタルスカルの王国」の公開から既に15年が経っているので、流石の人気シリーズも色褪せたのかな・・と思いました。

でも作品は文句なしに「面白かった」です。❗❗😅👏🤗

ネタバラシになってしまうので内容については書けませんが、過去4作の集大成+アルファで、あちらこちらに過去作のパロディがちりばめられていますし、お約束のアクション場面やシーンも沢山出てきます。
Bf108も登場しますし、古代ローマ時代の戦闘シーンも登場します。
そういう意味では過去4作を観ていることをお薦めします。
こういう娯楽映画を観て「そんな馬鹿なぁ」とか「都合良すぎるでしょ」とか言ってはいけません。
そんなこと抜きに純粋に楽しめば良いのです。
カーチェイスシーンなんかまるでルパン三世ですよ。😅
2時間半を超える長尺映画ですが、そんなことは全く感じさせず、退屈している暇なんか無いままにあっというまに2時間半が経ってしまいます。

第一作のヒロインだったマリオン(第四作にも登場)が冒頭のシーンでインディの妻として写真で登場したので、「もしや・・」と思って観ていたら、カレン・アレンのまま最後の方に登場し、一作目のシーンを2人で再現したのも驚きです。

お薦め度★★★★★+★
こういう娯楽映画が馬鹿馬鹿しいと思われる方にはお薦めしません。

<ボヤキ>
インディジョーンズもスターウォーズもBtFもエイリアンもターミネイターも・・面白いシリーズ映画がみんな終ってしまって、寂しいなぁ・・😢

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映画「WOLF HOUND」観てきました

2023年04月01日 15時14分29秒 | 映画

映画「WOLF HOUND」・・邦題「KG200ナチス爆撃航空団」を観てきました。
マイナー映画で上映館も少ないので最寄りのシネコンではなく、MOVIX昭島まで足を運んで観ました。
映画『KG200 ナチス爆撃航空団』公式サイト (mid-ship.co.jp)

第二次大戦中に実在したと言われるナチスドイツ空軍秘密部隊のKG200を題材にしたアメリカ映画です。
ドイツ空軍が鹵獲した連合国軍機を使用して行なおうとしている極秘作戦(作戦の内容はネタバレになるので伏せておきます)を鹵獲機の乗員等の捕虜が察知して阻止するというお話なのですが、はっきり言いましてストーリーは陳腐です。
ディズニーが作った「パールハーバー」と似たようなアメリカご都合主義臭さ満点の内容です。
空戦シーンの撮影にお金を掛けすぎたせいか俳優陣も二流どころで、演技もTVドラマレベルです。
細かい考証もお粗末で「そんなアホな・・・」という(笑える)シーンも多々あります。
例えば、爆弾満載したB-25JがBf109Gと互角に空戦出来るわけがないでしょ・・・とか。
ドイツ軍の将校がまるでターミネーターなのも笑っちゃいます。

唯一の見所はCGや特撮を殆ど使っていないという実機を使った空撮による戦闘シーンです。
登場する機体も現存する実機ばかりで、B-17G、P-51D、スピットMk.Ⅸ、ハリケーンMk.ⅩII、Bf109G(イスパノではありません)、B-25Jなどが画面一杯に飛び回ります。
飛行機の挙動も凄く自然でCG特有の嘘っぽさもありません。
更にチラッとですがMe262やB-24も登場しますし、キューベルワーゲンやハノマークも実車が登場します。

クドいようですが脚本やストーリー、演技には期待しないで下さい。
シニア割引で1200円じゃなければ損したような気分になります。
エイプリルフールだと思って大目に見ましょう。

WWⅡの欧州戦線で活躍した飛行機が好き!!という方にだけお薦めいたします。

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「バトル・オブ・サブマリン」観てきました

2023年02月01日 17時00分40秒 | 映画

珍しいポーランド映画「バトル・オブ・サブマリン」(原題:Orzeł. Ostatni patrol)を観てきました。
所謂ロードショー封切りでは無く、ごく一部の小規模なシネコンだけで短期間だけ上映されているようです。
東京都内であればヒューマントラストシネマ渋谷1館のみで、1月27日~2月2日の1週間だけです。
パンフレットも作られていないようで販売していませんでした。
昔の「名画座」みたいな感じです。
古い名作やマイナーな新作ばかり上映されています。
バトル・オブ・サブマリンの上映スケジュール・映画情報|映画の時間 (jorudan.co.jp)

内容は第二次大戦中にポーランド海軍に実在した潜水艦オジェウの実話をモチーフにしたものです。
実在のオジェウの戦歴は以下のサイトに詳しく出ています。(映画のストーリーとは少し違います)
オジェウ (潜水艦・初代) - Wikipedia

ネタバラシになるといけないのでストーリーの説明は省きますが、一言で言うと「非常に空しく遣る瀬ない、悲惨な反戦映画」です。(そういう意味ではDasBootsと良い勝負か、それ以上かも知れません)
108分の上映時間の最初から最後まで潜水艦内だけの展開で、敵対するドイツの船や飛行機は一瞬シルエットが出てくるだけです。
潜水艦映画特有の重苦しい緊張感は全編に渡って漂っていますが、魚雷も主砲も一発も撃ちませんし、機銃や小銃でドイツ艦と撃ち合ったり、爆雷攻撃を受けるシーン以外には派手な戦闘シーンは皆無です。
登場人物の中にヒーローも敵役も居ません。
それでも見応えは十分にありますし、108分はあっという間です。
もうひとつ驚いたのはカメラワークというか、独特の撮影手法や表現方法です。
海中を泳ぐクラゲからガラス越しに艦内を眺めたようなカットが多用されていたり、パラシュートを付けたまま海上を漂うパイロットの遺体が海中から撮影されたり、ハリウッド映画には無い表現方法を観ることができます。
潜水艦の知識が少しあって、潜水艦映画が好きな人にはお薦めです。
間違っても「観て楽しい映画」や「戦争アクション映画」ではありませんので、そのつもりで・・・。
因みにお客は中高年男性中心に30人程でガラガラでした。

<オマケ>

電車で渋谷へ行ったのは何年ぶりでしょうか?
もうはっきりとは憶えていませんが、多分20年振りくらいだと思います。
街の様子、景色がすっかり変わってしまっていて、私の記憶の中にある渋谷の街ではありませんでした。
そんな中で唯一、昔の景色が残っている路地がありました。
JRのガード下から明治通りの宮下公園に向う「のんべい横町」です。
僅か20m程だけですが、昔のまま残っていました。
柳の木も良いですね。
コロナが収まったら夜に来てみたいです。😁

 

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