最近、風邪で体調を崩したり、もうひとつの道楽である「釣り」シーズンが始まったり、静岡ホビーショーに備えてのプラモデル運搬の準備に手間取ったり・・・・でプラモデルの製作ペースがガックリと落ちています。
そんな中、ハセガワとニチモの1/48隼Ⅰ型の製作が少しづつ進んでいます。
まずは注目のエンジンです。
左上がニチモで右下がハセガワです。
エンジンディテールの違いがよくお判りになると思います。
ニチモはこのエンジンの後ろに更に補器類、キャブレター、エンジン架が付きます。
ハセガワは集合排気管が付くだけです。
ハセガワエンジンのアップです。 冷却フィンのモールドは秀逸ですし、プッシュロッドが別パーツになっているところも良いです。
1/48としては十分な出来です。
オイルクーラーで見えなくなってしまうので、プラグコードは付けませんでした。
ニチモエンジンのアップです。吸排気管がそれぞれにきちんとパーツ化されています。
(補器類とキャブ、エンジン架リングは仮組です。)
この素晴らしいディテールを見てしまうとハセガワが見劣りしてしまいます。
但し、冷却フィンのモールドはハセガワの方が良いと思います。
排気管の口は浅いモールド表現だけだったので、リューターで掘って管らしくしました。
次はプロペラです。
ニチモの方が僅かに短いようですが、ハブのディテールは明らかにニチモが上ですし、ブレードの形もニチモの方が良いようです。
次に主脚回りです。 ここまで来て「アレっ???」です。
長さが全然違います。
左がニチモで、右がハセガワです。 ニチモの方が3mm程度長いです。
1/48でこの違いは大きいです。 無荷重、フル荷重の違い???
もしや・・・と思い、他のパーツも比較してみました。
先ず胴体です。
上の白っぽい方がニチモです。
同じところでパーツ分割されているのでそのまま比較できますが、やはりニチモが数mm大きいです。
主翼もニチモが1mm程度長いです。
エンジンカウル
これもニチモが僅かに大きいですが、胴体の違い程ではありません。 むしろ形の違いの方が大きいです。
増装タンク
これは明らかにニチモが大きいです。
他にも、水平尾翼もニチモが1mmほど長いです。
という訳で、どちらが正確な1/48なのか検証していませんし、する予定もありませんが、ハセガワが1/48だとすると、ニチモは1/46~5程度という感じです。
次回は、コックピット回りの製作になります。