思いやり予算「米に言われる筋合いない」 防衛相反発(朝日新聞) - goo ニュース
尖閣沖事件のショックによって、ようやく眠っていた日本国民の目も覚め、 中国の軍事的な脅威に気づいたようです。その一方で、世論調査によりますと、防衛力の強化や日米同盟の深化については、依然として、現状維持を望んでいる人が多いそうなのです。しかしながら、この”現状維持”には、盲点があると思うのです。
現状維持の盲点とは、ある国が、一方的に軍拡を続けている場合、自国の軍事力の規模をそのままのレベルに維持しても、両国間のパワーバランスの方は、現状維持とはならない、というものです。相手国と自国との間の軍事力の差は広がり、パワーバランスは、相手国優位に大きく傾くのです。つまり、力関係のほうは、大きく変化してしまうのです。パワーバランスにおいて現状を維持しようとすれば、相手の軍事力の伸びに比例して、自国の軍事力を増強しなければならないのです。
このことは、これまでの予算規模では、真の意味での”現状維持”はできない、ということを意味しています。世論調査の設問が、曖昧であることにも問題がありますが、誰も、これ以上、中国の軍事的脅威が増すことを望んではいないはずです。日本国政府は、中国を抑止するためにこそ、防衛費増額と日米同盟強化の方向に舵を切るべきではないかと思うのです。
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尖閣沖事件のショックによって、ようやく眠っていた日本国民の目も覚め、 中国の軍事的な脅威に気づいたようです。その一方で、世論調査によりますと、防衛力の強化や日米同盟の深化については、依然として、現状維持を望んでいる人が多いそうなのです。しかしながら、この”現状維持”には、盲点があると思うのです。
現状維持の盲点とは、ある国が、一方的に軍拡を続けている場合、自国の軍事力の規模をそのままのレベルに維持しても、両国間のパワーバランスの方は、現状維持とはならない、というものです。相手国と自国との間の軍事力の差は広がり、パワーバランスは、相手国優位に大きく傾くのです。つまり、力関係のほうは、大きく変化してしまうのです。パワーバランスにおいて現状を維持しようとすれば、相手の軍事力の伸びに比例して、自国の軍事力を増強しなければならないのです。
このことは、これまでの予算規模では、真の意味での”現状維持”はできない、ということを意味しています。世論調査の設問が、曖昧であることにも問題がありますが、誰も、これ以上、中国の軍事的脅威が増すことを望んではいないはずです。日本国政府は、中国を抑止するためにこそ、防衛費増額と日米同盟強化の方向に舵を切るべきではないかと思うのです。
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