万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

岡崎氏は何処の国の公安委員長なのか

2010年10月24日 16時06分03秒 | 日本政治
岡崎公安委員長「反日デモ参加、国益にかなう」 稲田氏厳しく追及「不適切」(産経新聞) - goo ニュース
 慰安婦問題は、韓国が、国を挙げて取り組んでいる活動であり、アメリカ下院の委員会で非難決議が採択されたように、外国の政府に対しても積極的なロビー活動を行っていることで知られています。この活動が、韓国の国益のためにあるのは言うまでもなく、この活動への参加が、日本国の国益に適っていると考える人は、まずいません。

 ところが、こともあろうか、国家公安委員会という、日本国の国益を守る機関の長が、韓国の国益を図る活動への参加が、日本国の国益にかなうと公然と主張したというのです。特に慰安婦問題は、証拠がないにもかかわらず、韓国側の要請で”河野談話”に盛り込んだところ、あわや史実になりかけたいわくつきの問題であり、背後には、戦後補償を日本国に迫りたい韓国政府の利権がらみの思惑があったと指摘されています。人道主義の裏側には、韓国の国益が潜んでいることは、洞察力に優れた政治家であれば、当然に、見抜けるはずです。

 外国の国益のために働く人物、それも、そのことに気づきもしない人物が、国家公安委員長の職にあることは、日本国の国益にとりましては、害以外の何物でもありません。やはり、岡崎国家公安委員長は、この職にあるべきではないと思うのです。

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