「作業員の自分に誇り」=最後に生還、沸き上がる歓声―現場監督ウルスアさん・チリ(時事通信) - goo ニュース
終に、最後の一人となった現場監督のウルスアさんが救助され、チリの落盤事故で地下に閉じ込められていた作業員33人が全員、70日ぶりに無事に生還しました。
作業員の奇跡的な生存が確認されて以来、海外メディアも注目し、多くの人々が、救出作業を固唾を飲んで見守ってきました。この事件によって、チリの評価が上がったとしますと、それは、突然の事故発生に際して迅速かつ的確に対応した賢明な作業員と、困難な局面を乗り越えて国民の命を救おうとした政府の強い意志の双方が、人々の自然な共感を呼んだからではないかと思うのです。もし、最初の17日間に、リーダーが誤った行動を採っていたとしたならば、救出を俟たずして多くの作業員が命を落としたかもしれませんし、政府が、最善を尽くさなかったとしましたら、救出作業は長期化し、より深刻な事態を招いたかもしれません。
危機に際してこそ、人格や人間性が現れると言われますが、想像を絶する苦しさを耐えしのび、官民が手を携えて協力することで、それを見事に乗り越えたことが、さわやかな感動を呼んだのでしょう。翻って、危機には逃げ腰で、場当たり的な対応が目立つ我が国の政府には、国民を危機から救い、困難を克服する度量と信念があるのか、不安な限りなのです。
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