万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

皇室の外戚問題の破壊力-北朝鮮風味の国家に

2013年04月19日 11時06分49秒 | 日本政治
 本日、東宮夫妻のオランダ国王戴冠式への出席が、正式に決定されたとの報道がありました。先にも、スキー静養へ向かう途中の東京駅で、”税金泥棒”といった罵声を浴びせた男性がいたそうですが、こうした事件は、現在、皇室が置かれている極めて危うい状況を象徴しています。

 フランス革命に際して国王一家が断頭台に送られたのは、しばしば、王妃の乱費や浪費が原因であったと言われています。”国民に冷たく、自身は贅沢”では、国民の信頼を失うのも当然です。しかしながら、原因は浪費のみではなく、王妃の実家がオーストリアのハプスブルク家であっこともまた、革命が過激化した要因でした。革命に怖れをなし、一家ともども、祖国フランスを捨てて、オーストリアへの逃亡を謀ったのですから(ヴァレンヌ逃亡事件)。第一の原因と第二の原因は繋がっており、外国出身であったからこそ、国民には冷淡であったのかもしれません(もっとも、マリー・アントワネットは王族出身…)。国民が、王室に対して批判的になる理由は、およそ万国共通しており、東宮妃に関しても、仮病を疑われている状態で、国費でホテル(中国資本…)や高級レストランを貸し切って外食やスポーツを楽しむのでは、会見で国民に理解を求めても、それは、無理と言うものです。公務は一切しないのですから、マリー・アントワネットよりも、なお悪質です。しかも、東宮妃の場合には、オランダでの式典出席を決める一方で、昨日の園遊会は欠席しております。日頃から奉仕団にも挨拶しないとなりますと、国民に対する冷淡さも際立っています。オランダは、父親である小和田恒氏の職場がある国ですが、国内にあっても、外戚一族が、国費の遊興に便乗しており、実家との繋がりの深さもマリーアントワネット以上です。そして、小和田家は、宮内庁発表でも三代前は不明であるとされており、日本人ではない可能性が高く、その行動様式は、皇室の伝統とも、日本人の一般常識ともかけ離れています。むしろ、北朝鮮の金一族に近いのです(背後に中国や創価学会の影も見える…)。どれをとりましても、日本国民が、東宮家を自然な気持ちで尊敬できる条件は見あたりません。

 加えて、さらに深刻なことは、江頭家が水俣病に責任がある上に、小和田・江頭家が様々な犯罪に関わってきたとする黒い噂が一つや二つではないことです。浪費と外国出身に留まらず、外戚が、出自不明(おそらく外国人…)で犯罪の被疑者では、日本国の皇室は、風前の灯です(信頼関係が完全に瓦解…)。あるいは、皇室破壊のために送り込まれた工作員なのでしょうか。現在、新しい日本国憲法の草案が議論されていますが、安全保障にも関わる外戚問題にメスを入れないことには、我が国は、北朝鮮風味の国家に転落しかねないと思うのです。

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コメント (6)
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