主権譲れぬ・我々も被害…中国主張、米と平行線(読売新聞) - goo ニュース
先日、アメリカのワシントンで開かれた閣僚級による第5回米中戦略・経済対話において、中国側は、南シナ海や東シナ海における行動について、”主権は譲れない”と主張したそうです。この言葉、実のところ、中国の侵略予告であると思うのです。
中国は、一先ずは、国際社会において一目置かれる大国ですので、誰も、この言葉の意味する真意をストレートに指摘しようとはしません。マスコミも、会談は平行線とか、物別れといった表現で、中国のメンツを立てて、オブラートに包もうとしています。しかしながら、国際法上の根拠もなく、他国の領域を自国の主権の及ぶ範囲と見なせば、それは、相手国を侵略する意図を明示したことに他なりません。一般の社会においても、隣人の家の敷地内に勝手に小屋を建てたり、住居侵入を繰り返せば、当然に、警察沙汰になります。それでも容疑者が”この土地は自分のもの”と言い張ったとしても、裁判が全てを明らかにし、決着を付けます。社会一般の常識からすれば、中国の行為は、他者の権利に対する、重大な侵害行為なのです。中国は、現代国際法上の主権を、”他国から暴力で奪い取る権利”と勝手に解釈しているようなのです。
国際社会の現状では、国レベルほどには司法制度は整っていないことをよいことにして、中国は、歴代皇帝よろしく”朕の欲するところは全て帝国の領土”と言わんばかりです(もっとも、歴代中華帝国は、外征に失敗して衰退するケースが多いのですが…)。中国は、度々、第二次世界大戦を引き合いに出して、侵略戦争を批判していますが、現在、自らがその侵略戦争を起こそうとしていることに気づいているのでしょうか。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
にほんブログ村
先日、アメリカのワシントンで開かれた閣僚級による第5回米中戦略・経済対話において、中国側は、南シナ海や東シナ海における行動について、”主権は譲れない”と主張したそうです。この言葉、実のところ、中国の侵略予告であると思うのです。
中国は、一先ずは、国際社会において一目置かれる大国ですので、誰も、この言葉の意味する真意をストレートに指摘しようとはしません。マスコミも、会談は平行線とか、物別れといった表現で、中国のメンツを立てて、オブラートに包もうとしています。しかしながら、国際法上の根拠もなく、他国の領域を自国の主権の及ぶ範囲と見なせば、それは、相手国を侵略する意図を明示したことに他なりません。一般の社会においても、隣人の家の敷地内に勝手に小屋を建てたり、住居侵入を繰り返せば、当然に、警察沙汰になります。それでも容疑者が”この土地は自分のもの”と言い張ったとしても、裁判が全てを明らかにし、決着を付けます。社会一般の常識からすれば、中国の行為は、他者の権利に対する、重大な侵害行為なのです。中国は、現代国際法上の主権を、”他国から暴力で奪い取る権利”と勝手に解釈しているようなのです。
国際社会の現状では、国レベルほどには司法制度は整っていないことをよいことにして、中国は、歴代皇帝よろしく”朕の欲するところは全て帝国の領土”と言わんばかりです(もっとも、歴代中華帝国は、外征に失敗して衰退するケースが多いのですが…)。中国は、度々、第二次世界大戦を引き合いに出して、侵略戦争を批判していますが、現在、自らがその侵略戦争を起こそうとしていることに気づいているのでしょうか。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
にほんブログ村