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大学1年生の前期演習では、レポートの書き方を。

私は、担当科目の種類が比較的多いせいもあって、我が社の1年生前期の

演習ものはこの4年ほど担当していない。

非常勤先の<むさし境大学>の社会学の授業は、8割以上が1年生だ。

 

高校時代に、レポートの書き方をある程度学んで大学に入ってきていると

思っていたが、どうもそうではない高校もあるようだ。

 

今回、この非常勤先では、50点分の配点のレポートを書いてもらった。

15日締め切りで昨日最終評価を終えた。

授業で配布しているのは、<レジュメ>だが、レジュメ風の箇条書きのものを

<レポート>として提出した受講生が、我が社にも、むさしさかいにも存在した。

 

すぐに再提出を求めたが、上手く文章に出来ないケースも散見された。

 

この大学にも新入生用の<入門ゼミ>があるはずだ。

我が社の我が学部では<大学入門>という演習。

 

こういう1年生前期の演習もので、<レポートの書き方>を学び

実際にレポートを書いてもらうことが必要だ。

 

同じ1年生なのに、素晴らしいレポートが書ける受講生もいる。

一言で言えば<個人差が激しい>

 

考えてみれば、<レポ-ト>作成には、最も高度な能力が必要とされる。

論理的思考が出来た上に、その思考のパターンが文章で示せること。

また、その思考のパターンの正当性の根拠として文献や信用できるインター

ネットサイトを引用注として示せること。

 

今回、引用参考文献の質については、不問に付した。8回目あたりの授業

から、引用参考文献の質について留意するように何度も説明してきたが・・・。

 

今、私は原稿という名の<論理的思考が出来た上に、その思考のパターン

が文章で示せること。>のトレーニング

のまっただ中。7月下旬からスタートし、もう3週間経ったが、文章の塊の配置

や引用参考文献の質の確保に

難儀している。

 

受講生達もさぞかし難儀したことであろう。

 

授業には毎回参加していたのに(毎回クイズに答えれば出席)、レポートが

届かなかった1年生2名に昨日メールした。

他の授業のレポート作成で忙しくて書けませんでした、と。

 

<後回しの社会学>

とほほ。

 

 

 

 

 

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