甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

賀茂川べりを歩く

2018年03月29日 05時32分03秒 | 京都のまちかど

 昨日、滋賀県にはクルマで出かけました。

 滋賀県のサクラがキレイだったら、近江鉄道に乗ろう。無理そうだったら、京都に出て上賀茂神社にお参りして、金閣寺にも行けたらいいかなと、伊賀から甲賀へ抜ける道を走っていました。

 私の住んでる三重県中部あたりだとサクラはようやく満開ですが、伊賀地方はサクラはまだそれほどではありませんでした。その延長線上にある甲賀地方も同じでした。

 だから、貴生川でクルマを下りたときには、京都に行く気持ちになっていました。

 670円で山科まで出ます。18きっぷがあれば、すべてをJRの切符を見せるだけなんですが、この春は使いきれないし、花粉もしんどかったから、もう買うのは諦めました。残念です。

 山科から地下鉄に乗り、烏丸御池(からすまおいけ)で乗り換え、北大路まで出ました。ここからは上賀茂神社まで賀茂川べりを歩くだけです。

 下賀茂神社の南にとんがった三角コーナーで、賀茂川と高野川が合流して鴨川になるようです。賀茂氏は、兼好さんも長明さんも関係があるようですけど、ちゃんと勉強していないし、とにかく昔から京都の北側で神様に近いところでお仕事をしていた人たちです。

 そういう人々の歴史が詰まった地域を、何も知らない花粉野郎の私は、花粉を浴びつつ、ハナをかみつつ北北西に進みます。



 桜並木と、大きなはっぱをつけていない木々があります。なんという木なのか、桜に浮かれている私は気にも留めなかったけれど、これが秋には秋の風情を出してくれるんでしょうね。また、そういう時に来られたらいいのかな。



 ちょうどお昼時で、カップルで何か食べていたり、女の子の親子グループが何も言わないでしずしずと弁当を食べてたり、おばあさんがいたり、オジサンがいたり、母子がたわむれていたり、……そうですね、中国の人たちはあまり見かけなかったかなあ。中にはあえて「賀茂川をさかのぼろう」とかいう人もいたかもしれないけど、外国の人は、住んでいる感じの人たちが多かった。京都は住むことを楽しめる街なんでしょう。

 残念ながら、私は京都に住むことはできなかったけれど、あこがれはありますね。1ヶ月でもいいからグダグタできたらいいのにね。また、いつか考えてみます。大学に入りなおすとか、そういうこともありです。油絵とか勉強できたらいいのに。まあ、夢みたいなこと!



 ほんの数キロなので、サクラを楽しみながら歩いたら、上賀茂神社についてしまいました。鳥居の向こうに桜が見えています。まっすぐな参道を歩いたら、本殿・拝殿があります。だだっ広い空間は、賀茂の比べ馬の競技場だったんでしょうか。

 それはすばらしいけど、歩いてるし、陽気はポカポカで、長袖がとても暑かった。若い人たちみたいに半そでにすればよかった、とは思ったものの、私はまだ寒い三重県から来ているので、半そでにするということなど思いもよりませんでした。

 京都は、電車も街も、半そでの人がたくさんいましたっけ。みんなそんなあわてなくてもいいのに! でも暑かったのは確かでした。

 もういつもの起きる時間です。さあ、昨日は昨日、今日は今日。切り替えていきますか!


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