リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

古希の本祝いをしました

2013年08月10日 | 日々の風の吹くまま
カレシの誕生日当日の木曜日は仮のお祝いしかできなかったので、今日は「本祝い」。
おでかけしたいか家でしたいか聞いたら、「ご馳走を作ってくれたら、運転手になって、
どこへでもいつでも連れて行く」とのことでした。いや、別に交渉しなくてもご馳走を
作りますけど、ま、極楽とんぼ亭シェフへのチップということにしましょう。

テーマは「鯛」。きのうあれこれと考えて、デザートを入れて5コース、サラダも数えると
6コースのディナーにしました。詳細は旧ブログの「極楽とんぼ亭スペシャル」のカテゴ
リーに載せましたが、だいたいこんな風になりました↓

     
     鯛とサケの寿司ボール
     
     鯛とサケのポケ風和え物とクラマトジュース味の寒天寄せ
     
     鯛の潮汁風(ねぎと白魚)
     
     鯛のフライパン焼き、ブルスケッタ風味。蒸し野菜添え
     
     マンゴーとパッションフルーツのムースケーキ

寿司ボールは手まり寿司にしようとしたのがきれいに丸くならず。鯛はシソの葉、サケ
はイクラで飾りました。ポケはハワイの料理。ごま油をベースに主にまぐろを使います
が、ここでは鯛はゆず胡椒と白胡麻、サケはタラモサラタと唐辛子で味つけ。

最初の2コースが冷製なので、鯛の頭と背骨を煮立てないようにして取った出汁に醤
油だけでと味つけして、ねぎと白魚を入れた温かなスープ。そして、メインは鯛の切り身
にブルスケッタ用のソースを塗って、簡単にフライパン焼き。付け合せは「海のアスパラ
ガス」ことサンファイア、カラフルなビー玉ポテト、レインボウにんじんを蒸して、ブルー
ベリーとカレシ菜園のトマトを添えたら、何ともはしゃいだ色合いになりました。

デザートは誕生日の日にモールにある「サンジェルマン」の店から買ってきたもの。3日
がかりで食べてこれが最後。「サンジェルマン」はたしかバブルの頃に日本から進出し
て来た店だったと思いますが、今は香港系。香港系のケーキは甘すぎなくて、さっぱり
しています。

さて、カレシの古希のお祝いも済んだので、明日の夕方が期限の仕事を仕上げてしま
いましょうか。

躾の悪い左利きです

2013年08月10日 | 日々の風の吹くまま
読売小町でまたやっています。ほんとに、ほんとにしつこいですね。今度は「左利きに
対するイメージ教えてください」というトピック。「良くない」イメージを持っている人は、こ
れも常連の「箸使い」のときと同様に、親にきちんと躾けられていないと思うそうです。
つまり、「いい加減な家庭で育てられて、お気の毒」ということなんでしょうね。裏を返せ
ば、左利きでも箸使いでも学歴でも何でも、そういう目線で他人を否定することでしか
自分を肯定できない人なのだとしたら、おきのどく・・・。

矯正の弊害がわかっているのに、無理に右手に変えさせることを「しつけ」と言うのは、
「しつけ」と称して子供を虐待するのと同列のように思えてなりません。日本の人たち、
特に左利きに嫌悪感を覚えるという人たちは、この点をどう思っているんでしょうね。左
利きが親の躾の失敗なら、虐待されて死んでしまった子供たちは「きちんと躾けられな
かった子」ですか?

見慣れないものに違和感を持つのはいいんです。普通の人間がみんな持っている感
情ですから。ワタシだって、ときどき「右利き」の人の動作に違和感を覚えるので、そこ
はお互いさま。でも、どちらも生理的な感情だとしても、違和感と嫌悪感ではまったく別
の心理による反応だと思いますが、どうなんでしょうね。

左利きの人の親の躾や家庭環境を貶しているのが、頭の古い高齢者世代ではなく、な
ぜかその子供の世代あたりの、社会の中堅と言える年代の人たちなのが不思議です。
他人を自分の尺度に合わせたがるのは昔からとしても、今どきの社会の雰囲気が反
映されているのか、見苦しい、不快、日本の文化に合わないと、生まれつきの利き手を
「変えろ」といとも簡単におっしゃる。逆に右利きを左利きに矯正したら脳の刺激になっ
ていいんじゃないですか?直すのって、簡単ですよね。

長年のびのびと主役を演じて来たワタシの左手、よく見るともうすっかり「おばあちゃん
の手」。脇役の右手もやっぱり「おばあちゃんの手」。ここまで来たら、もう左も右も同じ
ことじゃないかと思いますけどね。どちらがなくなっても困ります。だって、65年も仲良く
助け合って来たワタシの「愛しい手」なんですもの。

さて、きのうぎりぎりに飛び込んで来たおきみやげの仕事でもしますか。キーボードは
左手と右手の共同作業だし、何を「書いて」も印刷すれば同じ文字だし、コーヒーをこぼ
しさえしなければ文句も言わないので、やさしくしてあげなくちゃ・・・。