リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

白内障手術はまだ早いって

2013年08月21日 | 日々の風の吹くまま
午前2時半に寝て、午前7時に起床。4時間足らずではやっぱり半徹夜の気分。寝てい
るカレシをそのままに、さっと身支度をして、グラス1杯のミルクと賞味期限を過ぎたクッ
キー1個の腹ごしらえ。午前7時半、いざ出発。気温は12度。

地下鉄の駅まで徒歩15分、ダウンタウンまで15分、セントポール病院まで徒歩15分。
たまには朝の空気を吸うのもいいもんだな。眼科のあるプロヴィデンス棟の入り口を見
つけるのに手間取ったけど、念のために15分の余裕を取ってあったので問題なし。受
付でチェックインして、椅子に座って待っていると、朗らかな看護師さんが来て瞳孔を開
く薬を2種類点眼。3人の看護師さんはみんなきびきびっとした動きで、点眼したり、視
界がぼやけた患者を検査室や診療室に誘導したり・・・。

最初の検査はPAM(潜在視力測定)。視力検査表を網膜に直接投影するもので、顕
微鏡でプレパラートを見ているような感じ。普通なら裸眼では一番上のでかい文字さえ
読めないのに、5段目は5文字全部読めて、6段目は3文字、7段目と8段目は少なくと
も1文字で、一番下の9段目だけ全滅だったからびっくり。コンタクトをしていてもこんな
よくは見えないのになあ・・・。

次は蛍光色素フルオレセインを静脈注射しながらの眼底の血管造影検査。一番太くて
目立つ静脈がなぜか造影剤をうまく通さなくて、別の場所に移ってやり直し。目を大きく
開けて~と言われるけど、眼瞼下垂気味なものでそう簡単には行かない。猛烈にまぶ
しい光を照射されるもので、黙っていても涙がぼろぼろ(号泣だ!)。終わった後は世界
中がピンク色・・・。

最後に診察室でロス先生の話を聞く。眼底の血流はいたって正常でAMD(加齢黄斑
変性)の兆候はなし。潜在視力は極めて良好。低視力の主因は角膜の異常による乱
視ということなのかな。それで裸眼と矯正後の視力の差が大きいのかもしれない。結論
は「白内障手術は現時点では不要」。コンタクトレンズから解放されるための手術では
ない。(角膜の凸凹をカバーしているコンタクトがなくなれば乱視が残るかもしれない。)
文字が薄く見えるなら読書用眼鏡を使い、レンズが曇るならそのつど洗浄すればいい。
う~ん、ごもっとも・・・。

ということで、8ヵ月後に白内障の進行具合を検査することになって、午前10時20分
検査完了。またまたエイリアンになった目にコンタクトを入れて、自力で帰れるとカレシ
に電話。起き抜けで朝食はまだというので、腹ペコのワタシは「帰るまで待ってて~」。
超がつく早起きをしたおかげで、いつもなら起床時間の正午には朝食も終わって、これ
がほんとの朝めし前・・・。